少しばかり、メインの方のブログの更新が遅れました。


今日はサクラの良心についての締めくくり…何故、サクラの体験談を見ると十中八九、良心が傷ついて1週間続かなかった…という記事が多いのかを書きます。


ズバリ言うと、それは指導者が悪かっただけです。

サクラの良心①に当てはまる相手(自己中心的で女性を金づるや金の掛からない風俗嬢と解釈してる人)と最初はメールを始めて、サクラの良心②(真剣に出会いを求めてる純粋な人)の相手をするというように段階を踏まなければなりません。また、サクラ暦の長い人たちの会話は基本的に汚れてます。


「こいつから今日○万取るぞ!」

「こいつはもう金銭的に限界だから2,3日で潰すぞ!」とか…


そういう話を聞いてると、初めての人は驚いて自分の行いに傷付き辞めてしまう可能性大なんです。

そもそも、大体の悪徳出会い系サイトの収入源は①に当てはまる人たちですから、②の人たちから大金を取る事はありません。下心が無い人や、自己中心的で無い人とは話題の引き出しがサクラに取って少ないですから、話も長く続けられないんです。


同僚のサクラの中には割り切って、

「どうせ会えないならメールのやり取りだけは優しくしてあげる。癒してあげる。」

と考えてやり取りをしてる人も居ます。世は気持ちの持ちようで、①に当てはまる人は、プライドも高いので、騙されてしまうのは仕方が無い事なんです。自分が手を下さなくても、結局他の人が手を出す…ならば、せめて優しく自分が…という気持ちに発展する訳です。


今でも、俺自身サクラの仕事を振り返り、少しも罪悪感がありません。罪悪感が溜まる時期に仕事をしない…というのもあるのですが。


ちなみに明日はクリスマス・イブ。相手の居ない方は寂しさのあまり出会い系サイトを利用する人が増える時期です。俺自身、イブの予定は毎年夜からなので、昼は働こうと思えば働けてましたが、さすがに、クリスマス・イブにやり取りするのは良心が傷付くので今まで働かない事にしてました。くれぐれもイブの日のために出会い系サイトを利用するのは辞めましょう…


次回のブログでは会えない出会い系サイトの見分け方について書こうと思います。



先日と引き続き、今日もサクラの良心について書きます。

先日の話では、良心が傷つかない相手とはどういう相手か…というのについて書きました。

今日は純粋に彼女が欲しくて出会い系サイトに登録したのに、騙された、そんな場合においての良心面について書きます。


客との会話は雑談が殆どです。如何にメールのやり取りを多くしてお金を払ってもらうためには、

1.待ち合わせの約束をする。

2.待ち合わせ日当日にドタキャンする。

3.それを繰り返すうちに、相手がサクラだと客が気付く。

この流れのみでは、せいぜい客は3000円程度使うのが関の山でしょう。

そのため、客の好きそうな性癖を話し合ったり、仕事の愚痴を聞く立場になったり、とにかくキャバクラでいう話術のように、メールでその話術を出します。客自身も会う前に純粋に相手を探す立場なら、なるべく自分の第一印象を良いようにしようと努力して自分の良い面を相手に理解しようと考えて話してきます。


ここが大抵の人が良心が傷つく…と解釈するようですが、雑談はしてて楽しいものです。お互いがメールでの話が弾まなければつまらないですから…。

実際問題、雑談しててこちらは男なのに女性と偽ってメールをし、相手はだまされて自分の事を一般女性としてメールしてきてると思ってる訳ですから、騙してるって事になるのですが、サクラというのは騙すのが仕事という訳では無く、結果的に騙してる…という事になるのです。最初から騙すのだけが目的だとしたら、そこからお金は産み出せません。客と会話して、客を楽しませるのが目的なんです。


また不思議な事があります。客は男でメールの中でその客は俺を女性だと思ってメールしてきます。そのメールの中で色々な性体験の話や趣味の話など、色々するわけですが、自分が女なら…という思考は全く必要無いんです。俺自身の価値観で雑談してても、文章の語尾を少し女性らしくするだけで、殆ど会話なんて成り立ってしまうんです。

勿論、話の相手が女性なら、女性特有の化粧品の話やファッションの話、はたまた生理の憂鬱さを話すなら直ぐにばれてしまうかも知れませんが、そんな話題しませんからね。


次の機会では、サクラを少し経験した人が良心が傷付いて長く続かなかった…という理由を説明します。

先日、触れた事ですが、出会い系サイトのサクラを批判するサイトに訪れると、少なからずの体験談なり文句なりが掲載されております。その文面で、まず気付くのは


サクラのバイトは良心が傷ついて長く続かなかった…

良心の欠片も無い言葉が飛び交ってる異色の職場だった…

等など、どれも似たような意見です。


そこで、今回はサクラをする上での良心の面を幾つかに区切って書きます。


勿論、サクラも人間です。

働いてる人の中には勿論、結婚してる人も恋人が居て浮気もせずに尽くしてる人…

普通の人達の集まりです。

殺人から窃盗、些細な犯罪もこれまで、経験した事が無い人しか居ません。


サクラにだって良心はあります。

でも良心があっても、仕事である以上は真面目に客からポイントを買わせる事のみに専念します。でも、良心って物は直ぐ嫌になってしまった人には分からないかも知れませんが、そう簡単には消えません。


例えば、最初から風俗嬢としてメールしてくる相手と真剣に女性と付き合いたいという、2人の客が居ると仮定します。

まだ会った事も無い相手にあれこれ命令口調の人は正直むかつきます。でも、実際サクラはその方が嬉しいんです。何故なら良心が傷つかないから…


例を挙げると、

自分を金づるとして見てくるキャバ嬢と無償で尽くしてきてくれる女性が居たとします。

但し、どちらも興味は無く、結局振らなければいけません。

そんな時、どちらを振る方が良心が傷つかず別れを告げられますか?


十中八九、キャバ嬢の方が振りやすいですよね。


でも、中には純粋に彼女が欲しくて出会い系サイトに登録したのに、騙された。

俺を騙した相手は良心が無いって事なのか?って人も居るだろうと思います。

その話はまた次のステップで書きたいと思ってます。