先日と引き続き、今日もサクラの良心について書きます。
先日の話では、良心が傷つかない相手とはどういう相手か…というのについて書きました。
今日は純粋に彼女が欲しくて出会い系サイトに登録したのに、騙された、そんな場合においての良心面について書きます。
客との会話は雑談が殆どです。如何にメールのやり取りを多くしてお金を払ってもらうためには、
1.待ち合わせの約束をする。
2.待ち合わせ日当日にドタキャンする。
3.それを繰り返すうちに、相手がサクラだと客が気付く。
この流れのみでは、せいぜい客は3000円程度使うのが関の山でしょう。
そのため、客の好きそうな性癖を話し合ったり、仕事の愚痴を聞く立場になったり、とにかくキャバクラでいう話術のように、メールでその話術を出します。客自身も会う前に純粋に相手を探す立場なら、なるべく自分の第一印象を良いようにしようと努力して自分の良い面を相手に理解しようと考えて話してきます。
ここが大抵の人が良心が傷つく…と解釈するようですが、雑談はしてて楽しいものです。お互いがメールでの話が弾まなければつまらないですから…。
実際問題、雑談しててこちらは男なのに女性と偽ってメールをし、相手はだまされて自分の事を一般女性としてメールしてきてると思ってる訳ですから、騙してるって事になるのですが、サクラというのは騙すのが仕事という訳では無く、結果的に騙してる…という事になるのです。最初から騙すのだけが目的だとしたら、そこからお金は産み出せません。客と会話して、客を楽しませるのが目的なんです。
また不思議な事があります。客は男でメールの中でその客は俺を女性だと思ってメールしてきます。そのメールの中で色々な性体験の話や趣味の話など、色々するわけですが、自分が女なら…という思考は全く必要無いんです。俺自身の価値観で雑談してても、文章の語尾を少し女性らしくするだけで、殆ど会話なんて成り立ってしまうんです。
勿論、話の相手が女性なら、女性特有の化粧品の話やファッションの話、はたまた生理の憂鬱さを話すなら直ぐにばれてしまうかも知れませんが、そんな話題しませんからね。
次の機会では、サクラを少し経験した人が良心が傷付いて長く続かなかった…という理由を説明します。