真言宗最高厳儀~後七日御修法・国家安泰への祈り~ 京都・東寺 | 梵字アートで世界に虹を架ける梵字アーティストヒーラー陽子のブログ

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神戸真言宗4ケ寺の被災地復興への取り組み
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おはようございます。記事は前後するのですが

1月14日に京都の東寺まで緊急で行って参りました

 

毎年年始の1月8日から14日に東寺で開催される

後七日御修法(ごしちにちみしほう)

 

 

かつては宮中で年始に鎮護国家などを祈願していた

格式高い行事で、弘法大師以来、中断を挟みながら1200年以上にわたって

連綿として続いてきましたが、明治の神仏分離によって

廃止され東寺で再興されたそうです

 

結願日の1月14日には、通常非公開の東寺・灌頂堂内部にも入ることが

でき、この結願日にしか拝受できないお札を1000円で拝受できるのです。

 

1年に1度だけ…

 

宮中で行われていた真言宗でも最高の儀式

かつては宮中の正月行事として行われていた重要な行事です。
1月1日~7日を神事、1月8~14日を仏事で営んでおり、

後者を後七日とよんだことが「後七日御修法」という名称の由来です。
「御修法」もいろいろな読み方がありますが、「

みしほ」と読むのが通例です。御修法とは、

重要な密教の加持祈祷を意味しますが、後七日御修法の略称としても使用されます。

 

開催される東寺だけでなく、真言宗の主要宗派が一堂に会して行われる真言宗でも最高の儀式です。
鎮護国家だけでなく、五穀豊穣や国道豊穣が祈られます。

 

空海が始めた歴史ある行事

唐の宮中で行われていた行事に起源があり、弘法大師空海が日本へと持ち帰りました。
承和2年(835年)に初めて営まれたのがはじまりです。
寛正2年(1461年)から元和8年(1622年)まで162年間にわたる中断があったり、予定通りの日程で開催できず年末開催を余儀なくされたこともありましたが、連綿として続けられてきました。
1872年に神仏分離によって廃止され、1883年から東寺の灌頂院(かんじょういん)で復興されました。

(参考資料コピー転載)

 

1月14日の結願の日に行ってきました。

穏やかな天候で、快晴 暖かく過ごし良いお参り日和

 

東寺は、善通寺様、高野山で弘法大師三大霊跡

 

前日の13日に姉が善通寺の御札を私に授けてくれたのも

意味があるんだろうなって思ってます。

 

16日に高野山へ行く事は決まっていたので。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここを高僧の方々が歩かれるのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
結願の日で日曜日でもあったので凄い人でした。
1時間ほどじっと立って高僧の方々が出てこられるのを
待ちました。
 
お天気も良く寒くなかったので頑張れましたが
京都の冬は寒いので、有難い天候に恵まれたなって
感謝しかなかったです。
 
 
 

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灌頂院から高僧の方々が儀式を終えられ出てこられました

 

なんか感動して言葉に上手く表現できませんが

美しい… すごいエネルギーでしたよ 

 

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いつもお世話になっている 神戸市須磨区須磨寺の

管長さん

 

 

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行列を見終わった後、灌頂院の中に1時間だけ入れるのです

これを後拝みといいます。

が…

 

私は初めて参加したのですが、すごいです…

凄すぎる…

 

灌頂院に入るまでに約1時間ほど待ちました。

とにかく立ってじっと待つ

 

準備ができたら順番に中へ…

なんとなくの直感で灌頂院の近くに場所を構えていたので

それがラッキーでした。

 

すごい人で最後の方の方は多分さらに1時間立ちっぱなし

で待たないといけない状態

 

灌頂院の中はすごく冷たくて寒くて…

ただ両界曼荼羅や普段見ることができない

儀式の法具

 

実際に弘法大師様が真言第七祖、恵果様から

授かった密教法具も儀式に使われているそうです。

 

言葉にならないくらいすごいエネルギー

 

さっきまでここで真言宗の高僧の皆様が

1週間毎日祈られていた場所ですよ…

 

あまりに寒くて冷たいので、係の僧侶の方に

暖房なしで祈られるのですか?って

質問してしまいました

 

それくらい極寒の中で1日3座を7日間

ずっと日本国のために祈ってくださるのです

 

感動しかないですよ…

 

私達はこうして祈りの中で守られているのです。

 

 

1年にこの日にしか拝受できないお札

 

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YouTubeで配信していますので

良かったらご視聴くださいませ 

 

 

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東寺に行くまでに伏見稲荷社があります

お参りしてから東寺へ… 

 

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朝、寝坊して予定していた時間より遅くなって慌てて

東寺に行きましたが、全てが最高最善の宇宙の采配

 

早めに行って東寺の中に入りお参りしようと思ってたけど

時間ギリギリで中に入らず…

 

そしたらばったりいつも法要でご一緒してくださっている

須磨寺の僧侶の方とばったり出会って

にっこり笑って挨拶してくれて、一人で初めてのことで

不安でしたが、一瞬で安心感に包まれました。

 

父親が大変な時にずっと励ましてくれて一緒に祈るからって

声をかけてくれていた僧侶のかた

 

お大師様の導きを感じました。

 

このエネルギーをもって16日高野明神ご縁日に

高野山へと導かれました

 

全てのご縁、仏縁、導きに心から感謝