令和時代になって、1820日目です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

 今日は、亡くなった父親が長年使っていた腕時計を動かしてみました。インターネットで取り扱い説明書を見ながら、リューズを回して少しゼンマイを巻き、リューズを引っ張って針も動かしてみました。取り扱い説明書にはゼンマイを巻く位置と針を動かす位置の間に、日付けと曜日を動かす位置があると書いてありました。ところがいくらやっても間の位置に止めることは出来ずに、日付けと曜日を合わせる事は出来ませんでした。それでも針をグルグルと回して行くと、深夜0時の位置で日付けと曜日が一緒に変わりました。これでは日付けを合わせるのに手間がかかり過ぎますし、今月のような30日の月や2月の28日、29日の月には曜日がズレてしまいます。以前父親が修理に出してからはどこかに仕舞い込んでしまい、ほとんど使っていなかったはずですが、それでも故障してしまったのかも知れません。修理をしてもらったデパートの店舗は既に撤退していますので、同じデパートで現在も営業している大きな店舗に電話をしてみたところ、現在このメーカーの時計は取り扱いをやめてしまったそうです。仕方がないのでインターネットでこの時計メーカーの修理相談窓口の電話番号を調べて、電話をしてみました。すると、この頃の時計のリューズには日付けと曜日を変える位置はないとの事です。今月のような30日の月等には、針を夜の9時と12時の間を行ったり来たりさせると、曜日が変わらずに日付けを進める事が出来るそうです。そう言えば小さかった頃に当時若かった父親が、時計のリューズを回して針を行ったり来たりさせていたのを見た覚えがあります。実際やってみると、日付けと曜日を合わせることが出来ました。その後時間も合わせて様子を見ていると、古い機械式の時計ですが遅れたり進んだりすることはありませんでした。使い方もわかりましたし正確に動いてくれるので、何か特別な時にはありがたく使わせていただきたいと思います。出来ることなら、亡くなった父親には感謝の気持ちを伝えたいと思います。


 虹のように、しあわせに!