令和時代になって、36日目です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
 皆さんは、神社や神棚に丸い鏡があるのを見たことがありますか?必ずあるものではないのですが木の台に乗っていて、普通の鏡のようにはっきりとは映らないものです。
 なぜ神社や神棚に鏡があるかといいますと、一般的には天照大神がお日さまの神様なので、反射してお日さまのように輝く丸い鏡があるということです。
 神鏡があるのには、他にも理由があります。神様をお参りする時に神様の方に向かって手を合わせると、そこにははっきりとは映らないまでも自分の姿が見えるようになっています。神様にお願い事をする前に、まずは自分自身のことをよく見てみましょうということです。
 皆さんは周りの人に優しくしたり、自然を愛でたりすることができます。皆さんの中には、元々神様がいます。しかし、この競争原理の世の中を生きていくうちに、それを忘れてしまっています。神鏡は、皆さん自身が神様であることを思い出してみましょうと教えてくれています。これから何か努力をして手に入れるのではなく、元々あったものを思い出すだけでいいのです。みんなで神様の気持ちを思い出して、しあわせの世界に向かって進んでいきましょう。

 虹のように、しあわせに!