令和時代になって、31日目です。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
とても古い記録(本)で、次のようなものがあります。これは、世界中の別々の場所にほぼ同様の内容のものが複数あります。

昔、この世の中に人間が発生した頃の話です。おなかが空く頃に、いつも空からパンが降って来ました。ですから、おなかが空きすぎて困ってしまうことはありませんでした。このパンは、食べきれずに残ってしまうと、じきに虫がわいて食べられなくなりました。
ある時、人間は考えました。「もし、パンが降って来なくなったらどうしよう。」人間はパンを貯め始めました。すると、空からパンが降って来ることはなくなりました。貯めたパンは、じきに虫がわいて食べられなくなりました。それから人間は食べていくために、労働の義務を強要されるようになったのです。

皆さんの願いは、かなうようになっています。これは、皆さんの潜在意識の願いです。ただ、潜在意識と顕在意識をイコールにすることは難しいですよね。ですから顕在意識が自分の意識として生活している人は、なかなか願いがかなわないということになってしまいます。
不安や恐怖の思いは顕在意識で強く意識しますので、潜在意識にも刻み込まれてネガティブな現実が現れてしまいます。「もし、パンが降って来なくなったらどうしよう。」という不安や恐怖の思いも実現しました。その結果様々な問題が発生し、増幅して現在に至っています。
"食べ物が欲しい"という思いは不安や恐怖の思いから、"食べ物が有り余るほどたくさんほしい"という思いに変わっていきます。それが"所有したい"という思いや、自分と他人や他のものとの分離の意識に変わっていき、争いや暴力、駆け引き、悲しみや苦しみにつながっていきます。
自分と他の存在が同じだということを理解すると、みんなで物を分け合うことができるようになり、みんなでしあわせを分け合えるようになります。
それには、まず皆さんがしあわせになっていくことが大切です。そのしあわせの思いが、皆さんの周りに伝わっていきます。みんなでしあわせの世界に進んでいきましょう!

虹のように、しあわせに!