令和時代になって、12日目です。皆さん、いかがお過ごしですか?
日本は江戸時代には鎖国をしていましたが、オランダとは細々とではありますが交易を行っていました。当時はとても貴重だった豪華な置き時計も入って来ました。この時計は現在の時計と同じように短い針が均一な速さで24時間で2周するようになっていました。また、日の出と日の入りの時刻は今と同じように季節ごとに違っていました。皆さんがテレビで天気予報を見ていると、今日の日の出と日の入りの時間を放送していますよね。昼間の長さで考えますと、昼間が12時間になる日は春分の日と秋分の日だけになります。ところがその当時の日本では、昼間の長さの時間は少し違っていました。日の出から日の入りがまでが12時間とされていたのです。つまり季節によって時刻も違えば1時間とか1分とかの長さも違ったのです。そこで日本では日の出と日の入りをセットするとその間の時間を均等に分けられる時計を作りました。クジラのヒゲのゼンマイを使っている頃の話です。その当時から日本の技術って素晴らしいものだったのですね。今は地球のどこでも時間の長さは同じですが、地球が太陽の周りをクルクル回りながら移動しているので、場所(国や地域)によって時刻が違います。地球の反対側とは12時間ズレていますよね。
さてここで、時間とは一体何なのでしょうか?時間がないと感じたりすることはありますか?同じ1時間でも自分の好きなことをして夢中になっている時や他の人と楽しく過ごしている時は、時間はあっという間に過ぎてしまいます。反対に、自分がやりたくないことをしている時やヒマでやることがない時は、時間はなかなか過ぎていきません。
日常生活を送るなかで約束の時間を守ることは大切なことです。ただ時間の長さについては、それぞれの人のその時の状況や気持ちの持ち方で違ったものになります。
皆さんの中で、このところ時間のタイミングが不思議とピッタリ合うことがある人はいますか?例えば出掛ける予定があるので出発時刻を決めていたのにさまざまなな事情で出発時刻が遅れてしまったが到着時刻ほなぜか予定通りピッタリだったとか、なんとなく事前に準備をしていたことが役立って慌てて行動しなくて済んだとかです。このようなことが増えてきた人は、しあわせの世界に近付いてきています。
ところで、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?それは、時間は元々コントロールができるものだからです。時間をコントロールしたいと思うのでしたら、まず時間のタイミングがスムーズに進んでいくことを希望して下さい。具体的な内容でははなく、もっと漠然としたこのようなことを希望して下さい。そうすると、少しづつ皆さんの周りの時間がスムーズに進んでいくようになります。そのうち皆さんはいつの間にか色々なことがちょうど良いタイミングで起こり、皆さんにとって不足しているものは何もないと思えるようになります。せっかくの新時代、みんなで楽しく暮らしたいですね!

虹のように、しあわせに!