転居届を出した事を夫に報告した。
保険証の住所の記載を書き直していいか会社に聞いてもらうように頼んだ。
（扶養内勤務なので。）
電話に出た夫は思いっきり優しい感じを出していた。
上記の事を伝えた後の第一声が
「そこまでするの？」だった。
そこまでするの？って何？
別居の上に、俺にそこまでするの？なのか。
それとも、きっちりそこまでするの？なのか。
余計なことは言わず頑張って明るく話す。
淡々と事実だけ話していく。
「子ども医療の手続きは済んでいる。
住所が合わなくなるから会社にきいてみて。」
って。
そこから質問責めだった。
「そんな事して扶養から外れたらどうするの？」
「扶養から外れたらそれだけ稼げるの？」
「扶養から外れたら大変だよ？」
「扶養から外れたら、正社員の仕事をみつける。
やるしかないから大丈夫。」
そう答えた。
それに対し夫が、からかう口調で
「ほんとにぃー？」
「ほんとにぃー？」
と笑いながら言った。
え？
この話にその空気必要？
笑う気になれないし、なんなら憤る。
「そもそも、嘘ついてこっちに住んでるんだよ。
ほんとならもっと前にやらなきゃいけなかった事なの。
やってなかったのがおかしいんだよ。
だから、会社に確認してみてよ。」
最後は納得してた様子だけど、すぐには聞けない。って事だった。
あの感じだと、別居の事実は言ってないんだろうな。
バツが悪そうだった。
お昼休みにやり取りしたんだけど、言葉に敏感な私は、第一声の、「そこまでするの？」って言葉が頭に残ってしまう。
誰のせいでこんなになってんだよ。
私のわがままで出てってると本気で思ってんのかよ。
優しくすれば、お金渡してれば。戻ると思ってんのかよ。
お金が必要になれば、帰ってくると思ってんのかよ。
扶養内、扶養内、って、決まってもないのに扶養をはずれる前提の話しかしない。
不安にさせれば思いとどまると思ってんのか？
世の中、シングルでも沢山の人が生活成り立ってんだよ。
めっちゃ馬鹿にされてんな。
そんな事がぐるぐる頭の中を巡っていた。
3時休憩で友達に、ことの詳細をLINEする。
もうね、ほんと毎回、友達無くしそうで怖い。
自分の状況が面倒くさくて、重すぎて、事実を話すのも気が引ける。
嫌われちゃうかな…って思いながら返事を待った。
友達からの返信は
「大丈夫！ちゃんと進んでるんだから
」
」この一文だった。
涙がじわーっと出てきた。
そうだよね。
進んでる証拠だよね。
傷つかないで進むなんてそもそも思ってないんだから。
傷ついたからって後戻りしてるわけじゃないもんね。
傷つきながらも前に進んでるんだ。
ちゃんと行動出来てるよ、大丈夫。
自分の気持ちに落とし所を見つけた。
「ありがとう。元気出る。」
そう返信した。
相手が何を言おうが傷つけられようが、「進んでる」この1番必要な事実だけに目を向けていれば、怖いもんはないな、と思った。
友達の一言で一気に持ち直した。
帰って犬娘の散歩へ。
最近の夕焼けになる前の青空が、綺麗すぎて
泣くーーー！！
空にできてる海、みたいな、そんな眼差しを向けてます。
今日もどうもありがと。