今日参加していたお料理教室での先生のお話で、感動したことがありました。
統計を取ってみると、凶悪犯罪の少年犯罪者の多くがジャンクフードやインスタント食品ばかりを食べていた、という結果が出ているんだそうです。
あー、それって栄養不足とか、ジャンクフードの精神に与える悪影響のことだよね、って思ってたら、もちろんそれも原因のひとつとしてあるけれど、それよりも彼らの「食を通じて愛を受け取れない」ということが、大きな要因のひとつなんだそうです。
先生は、インスタント食品がダメ、と言っているわけではなくて、もちろん忙しい現代人の私たちだから、インスタント食品に頼らなくてはいけない時もある。
それはそれでOKなんだけど、たとえば、それをパックから出して、綺麗なお皿に盛り付けるとか、手もみした海苔をふりかける、とか、それだけでもその食べ物は見違えて美しく変身するのだそうです。
その「美しく」というのは、もちろん、見た目や味の部分だけでなく、見えない部分も含めて。
そして、それを食べた人もまた、色んな意味で満足度が全然違うのだそうです。
私、どうしても「ジャンクフードはタブー」とか「インスタント食品はダメ」とか、そういう風に考える癖があったけれど、そんな先生のお話に改めて感動~☆でした。
そして、改めて『心を込める』ことの大切さを実感しました。
食だけでなく、なんでもそうだと想うけれど、人が「もの」を通じて手渡し、受け取っているものは、そのもの自体じゃなくて、『こころ』であり、愛のエネルギーなんだな、って。
その心を込めることは、料理を作る相手に対してだけではなくて、食材さんにも大切なことですよね。
インスタント食品だって、ジャンクフードだって、食品としてこの世に生まれてきたんだもの。
そこに『こころ』である、ひと手間をかけてあげることで、その食品も愛に満たされて、輝きだす。
改めて「はっ☆」とさせられた、素敵なお話でした♪