情けない自分を責めてしまうあなたへ

レインボーエンジェルズの

鈴木トシロウです。

（猫が好き過ぎる・ω・）

出典

hide「ピンクスパイダー」の歌詞の中で、

ピンクのクモは極楽鳥にそそのかされ

「空を飛ぶことさえできれば、自分はついに自由になれるはず」

と思い込みます。

そして羽を奪うために蝶を捕まえ、

空を睨みながら言い訳のように

独り言をつぶやく。

「傷つけたのは憎いからじゃない。

ぼくには羽がなく、あの空が高すぎたから」。

これもう、

まんまジャッジなんですよね。

今の自分に対して不足意識があり、
「自分は足りない存在」と信じていることが

自分や他者を傷つける原因になる。

不足意識が

「〇〇さえあればもっとしあわせなはず」

「あの人さえ〇〇ならもっとうまくいくはず」

という妄想を生み出し、

「あの人みたいに〇〇じゃない自分はダメ」

とジャッジする。

持ってる他者に嫉妬する。

傷つけてエネルギーを奪う。

相手に言えない時は頭の中で相手を責める。

過去の失敗や恥を思い返して

「だから自分はダメなんだ」とジャッジする。

そんな情けない自分をまた責める。

不足意識の先には

さらなる不足意識しかないので

何をどれだけ手に入れても満たされることはなく、

奪ったエネルギーで得た
しあわせは続くわけもなく
また自分を責めたり人からエネルギーを奪う。

エンドレス。。。

ピンクのクモもまた、
蝶から奪った羽ではうまく飛べず
（人から奪ったエネルギーではしあわせになれず）
奈落に落ちていきます。

※でもちゃんと救いもある物語です

〇〇さえあれば

〇〇さえなければ

と思ってしまう時はありますよね。

わかる。
わかります。
あなただけではありません。

でも、それは

勘違いなんですよ。

お金さえあれば
パートナーさえいれば
結婚さえできれば
子供さえいれば
母親さえまともになってくれたら
家族ともっと仲良ければ
病気さえなければ
障害さえなければ
好きなことさえ見つかれば
自分で稼ぐことさえできれば

もっとうまくいくはず
もっと楽しいはず
もっとしあわせなはず
もっと豊かになれるはず
もっと笑顔になれるはず
もっと自由になれるはず
もっと自分を好きになれるはず
悩みや苦しみは1つもなくなるはず

という勘違い。

間違いではなく勘違い。

聖書では

「人は生まれながらに罪人である」

と言いますが、

聖書に出てくる「罪」という言葉の語源は

「的外れ」という意味なのだそうです。

悩める人は皆、的外れ

悩む時はそれ、的外れ

なのです。

何が的外れなのか？

それは

「こんな自分には価値がない」

ってこと。

ジャッジに苦しむのは

あなたが弱いせいではありません。

皆、弱さを持っています。

強い人はいませんが

自分の弱さを受け入れる人はいます。

少年漫画でもよくありますよね。

圧倒的な敗北や挫折から
自分の弱さと直面せざるを得なくなり、

人々に支えられていることを知って
そんな自分の弱さを受け入れて
本当の強さを知る。

「勇気がある」というのは
「怖れを感じない」ということではなく、

「怖れより大切なものがある」
「怖れは幻想だと知っている」

ということ。

怖れを感じることがあっても、

人は優しい
人生は優しい

世界は優しい

恐れは幻想

ということを知っているから

「怖れ」ではなく

「ジャッジ」ではなく

「我慢」ではなく

「喜び」を選ぶ

「好き」を選ぶ

「本音」を選ぶということ。

自分や人をジャッジするのは、
現実を危険だと思い込んでるから。

怖れているから。

でもやっぱり、怖い時ってありますよね。
わかります。

傷つきたくないし
嫌われたくないし
否定されたくないし
揉めたくないし
バカにされたくないし

またあの時みたいな
みじめな想いをしたくない。

ありますよね。
わかる。
わかります。
怖い。
めっちゃ怖い。

わかるけど、
でもそれ勘違いなんです。

でも

でも

そんなの関係ねぇ

なのです。
（急にどうした笑）

不安になるのは
悲しくなるのは
イライラするのは
「自分はここに居てはいけない」と思うのは
「今の自分には価値がない」と勘違いするのは
怖れてるからです。

でも
その怖れが勘違いだとしたら？
そんなの関係ねぇとしたら？
何を選んで、何を選ばないでしょう？？

そうやって、
選択や行動を通してこそ

自分自身に「怖れは勘違いなんだよ」と
教えてあげることができます。

自分らしく生きる人は
「怖れがない」のではなく、

「怖れは勘違い」
「ジャッジは勘違い」
だと知っている人たちなのです。

誰もあなたを
悲しませたいわけではありません。
傷つけたいわけではありません。
泣かせたいわけではありません。

怖れやジャッジはいつでも勘違いです。

人は優しいし
人生は優しいし
世界は優しいです。

だから
あなたがあなたのままで

いてはいけない理由は

1つも無いのです。

ダイジョブダイジョブー！