皆さま、遅ればせながら、あけましておめでとうございます!
私、こんまゆのブログを訪れてくださる方々へは、一方的ですが、深い縁を感じさせていただいております。
ブログを始めるという、新たなチャレンジに挑んでからまだ日は浅いですが、記事の一文字一文字に魂を込めて書いています。
どうぞ2024年も、よろしくお願い致します。
ところで。
私は繋がってくださった皆さまに感謝の気持ちを表したく、密かにやっていることがあります。
それは私の記事を読んでくださっている間に、皆さまの内側に存在しておられるインナーチャイルドのヒーリングをさせてもらっていることです。
そう設定しています!
簡単に説明いたしますと、インナーチャイルドとは、心理学用語として使われている言葉で、潜在意識に存在する子供であった時のあなた自身です。
私たちが子供の頃に受けた辛い出来事、それに連動して起きた感情などが未解決のまま放置されていると、その後の人生に影響が出てしまいます。
私の場合ですと、大人になってからも自分に自信が持てなかったり、人を信じられなかったり、言いたいことが言えなかったり、などといった思考・行動パターンに長いこと囚われていました。
これは魂的に観ると、後の自分を飛躍的に成長させるべく負荷をかけている状況です。
私たちは実はすっご〜い存在であることは、過去の記事に書いています。参考までにぜひお読みになってください。
自分自身に施した仕掛けであるにも関わらず、それがあまりにも巧みであることから、まんまと落とし穴にハマったままの状態が続いてしまう場合があります。
生きるって、辛〜い!
世の中って、なんでこんなに不公平なの!
終わりのないトンネルの中を彷徨うような日々を過ごしていた時期が、私にもありました。
こんなに頑張っているのに。
もうなんのために頑張っているんだか、わからない。
その頃の私は、燃え尽き症候群の初期症状にあったと思います。
人生に行き詰まりを感じていました
もう10年前の話です。
そんな悶々としていた私が、ある思いがけない選択をしたことで、その落とし穴からやっと抜け出せる術を見出すことができたのは、幸運でした。
そのきっかけとは。
新たな勤め先となった、学校の目の前にあったバス停です。
その幼稚園は子供病院と提携していて、幼稚園と親御さんたちの働く病院が、バスで便利に行き来できる距離間にあり、たくさんのご家族がバスを利用していました。
幼稚園で働いている先生たちの間でも、バスにかかる定期代を会社が支払ってくれるという利点から、バス通勤している方々が多くいました。
都会でも車社会化しているアメリカでありながら、この幼稚園に関わるほとんどの人々がバス通勤をしているという環境は、ちょっと珍しいと思います。
(私もバス通勤しようかな、、、)
長いものに巻かれるかのように興味が湧いたものの、私にとって車通勤からバス通勤に変更するとは、これまで通勤に費やしていた時間が2倍に増えることを意味しています。
しかしながら、バス通学をしておられる私の師匠たちの話を聞いていると、なかなか楽しそうなのです。
”今日僕の乗っていたバスに犬が乗ってきたんだよ。盲導犬で、人を助ける犬なんだ。バスが大きく揺れても、おとなしくしていたよ。”
”私はバスの中からいつも空を見るの。今朝はピンクとパープルの色で、私の好きな色の空だったよ。”
そう!
私の師匠である幼稚園生たちは、大人たちにとってはとても忙しい朝であっても、しっかりと今ここにある空間の中に身を置くことのできる、エキスパートなのです!
ポイントは、自然や動植物に注意を向け、それらと同調するところにあります。
ぐるぐる思考で疲労していた頭が、すん、、、と鎮ってゆきます(実証済み)。
私もピンクとパープルの朝焼けが見たい!
師匠たちに背中を押されるかのように、バス通勤を決心した私。
そしてこの決断が、それまでの私の思考・行動パターンを変える起爆剤となり、今現在ある自分へと続く道を切り拓いたのでした。
もしあなたが、今ある状況から脱したいと思っておられるのなら、今までの自分がやりそうも無い行動を思い切って、でも出来そうな範囲で、してみることをオススメします。
AとBの選択肢の中で、いつもAを選んでいるのなら、あまり馴染みのないBをあえて選んでみてください。
その選択がめんどうくさそうであればあるほど、後の効果もその分期待できるかと思われます。
そんな訳で。
私にとっていつもとは違う選択、バス通勤をするという選択のために、早起きをすることが1日の始まりとなりました。
私の出勤時間は早いです。
朝は懐中電灯を持ちながら、まだ暗い並木道を30分ほど、最寄りのバス停まで黙々と歩きます。
途中すれ違う人たちも、バス停のある大通りに近づくまでは、ほとんど見かけません。
静寂の中、私の耳に届くのは、自分の呼吸とリズミカルに鳴り響く靴音だけです。
そのテンポに合わせるように、自然と私はとある言葉を唱え始めました。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「許してください」
「愛してます」
そう!
ホオポノポノの言葉です。
ホオポノポノの言葉が、私の歩く速さとちょうど良く重なり合います。
ホオポノポノとは、自分だけでなく周囲に起こる出来事も、全ては自分の中に責任があるとみなした上で行われる、ハワイで古くから伝わるセルフヒーリング法です。
一時期、私は本やインターネットを通じてホオポノポノのことを学んだりしましたが、腑に落ちるとこまではいかずにいました。
それが突然、シーン、、、とした夜明け前の暗い道をひたすら歩いている最中に、ホオポノポノの言葉が湧き上がってきたのです。
私は歩いている間それらの言葉を、繰り返し繰り返し言い続けました。
心が安らいでゆくからです。
言霊の威力が発揮されているのがわかります。
ホオポノポノの言葉に宿る波動が、私のインナーチャイルドの元へと届いているのでしょう。
今までがんばってくれて、ありがとう。
過去あなたが辛い想いをしたとき、何も出来なくてごめんなさい。
あなたを長い間おざなりにしていたこと、許してください。
あなたを、どんなあなたでも、愛してます。
家からバス停までの道のりは、ホオポノポノの言葉を唱えながら行う歩行瞑想の時間となり、だんだんバス通勤よりもこの瞑想時間の方がメインとなってゆきました。
それほど、実りの多い時間となったのです。
この歩行瞑想は3年ほど続きました。
雨🌧の日も、風🌬の日も、雪❄️の日も。
歩いている内に、長い間助けを待っていたインナーチャイルドの存在にやっと気付けた私は、時間をかけて彼女を癒してゆきました。
自分らしく生きてゆく、第一歩を踏むために。
そしてこの体験を境に、ホオポノポノの言葉は、私が私であるために、なくてはならないツールとなりました。
同じフレーズを何度も何度も繰り返すと、脳内ループ化します。
それを意識的にハートまで落とし込むことで、ホオポノポノの言葉は内側から自動的に発せられるようになります。
仕事をしている時も、料理をしている時も、お掃除をしている時も、お散歩をしている時も、もちろん、ブログを書いている今も、私の体内ではホオポノポノの言葉が鳴り響いています。
だから、私の書く文章を通して、私は皆さまにホオポノポノの言霊を送っているのです。
そして幼稚園の先生のように、あなたのインナーチャイルドさんに語りかけています。
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛してます
私のブログを読んでくださっている皆さまへ、感謝の気持ちを込めて。