高校2年生の次男の病名は
漏斗胸(ろうときょう)。
最初は息子が中学生になった頃、
どうも胸の形が変だと気がついた。
普通は小児科で見つけてくれのが一般的。
息子の場合、凹んでいる部分が全体的で浅く、
見ようによっては、ただ痩せているだけとも見え、
子供の頃にかかった医療機関では
誰にも気がついてもらえなかった。
ある時、私が気管支喘息をネット検索したら
息子とよく似た上半身の画像が上がってきた。
一目で「これじゃん!!」と分かった。
この病気になると見た目の事以外にも、
胸骨が胸を圧迫し肺や心臓に負担をかける。
と書いてあるが、生死にかかわる病気ではなさそう。
よって下記の様な症状が出る↓
☆気管支喘息 ○
☆風邪を引きやすい ○
☆太れない ○
☆猫背 ○
☆激しい運動時に伴う酸欠、脳貧血 Χ
☆疲れやすい ○
息子の小さい頃からの症状が
ほぼ全部当てはまる。苦笑
今回診察を受けてみようと思ったきっかけは
中学生の頃までは無かった症状で、高校の
体育の授業で激しい運動をすると酸欠になり
苦しくなり辛いと言い出した。
大好きだったロードバイクも
途中で具合悪くなり、車で迎に行く事、数回。
ロードバイクに乗る回数もどんどん減った。
それが単に体力が無いからだけなのか、それとも
漏斗胸の影響からなのかを知りたくて、先日
北海道には一人しかいない専門医のもとへ行ってきた。
診察の結果は、中等症の漏斗胸。
手術適応だった。
もっと胸部が落ちくぼんでいる症例も
あるので、見た目からは本当に軽症に見える。
中等症と言われ正直ショックだったけど、
激しい運動をしなければ
普通に日常生活は送れるので
手術をするしないは自分で選べる。
息子と相談してこれから長い人生、
一度の手術で治るなら、見た目も含め
やる価値はあるんじゃないかと結論を出し、
手術をすることに決めた。
手術は全身麻酔で腹腔鏡手術。
胸部にバーを数本入れ、胸骨を押し上げ
数年間固定。入院・手術は10日間、
退院後の一ヶ月間は登校禁止の自宅療養。
その後、二ヶ月間は体育禁止。
これだけ沢山の制限があるため、
社会人になってから、やっぱり手術したい
となっても時間がとれず無理なので、
今が最後のチャンスでもある。
本当は来年の夏休みにあてて考えていたけど
息子は就職を希望しているので、来年の
就職活動に支障が出るので次の春休みに
手術をすることに決まった。
日程もほぼ決まり、まだまだ心配はつきないけど
今は前向きに治すことだけ考えてる。
これで息子の健康を取り戻すぞー!!