冒険というのは、いつ始まり、いつ終わるのでしょうか。RPGは、レベル1で始まり、ラスボスを倒して冒険は終わります。その後、勇者たちはどうするのでしょう。ひとつの冒険が終わっても、また冒険を続けるのかもしれません。
クレディアの洞窟にはふたりの冒険者がいます。見た目から判断するに、魔法を使うふたりです。着古したローブに身を包み、使い込んだ杖を持っています。経験豊富そうな外見をしています。二人はおじいさんとおばあさんなのです。
おじいさんはワープしたのに、それに気づかず不思議そうにしてます。おばあさんは、そんなおじいさんにワープしたじゃないですか、とつっこみます。短いやりとりの中からも二人が長年付き合った仲であることが感じられます。
低レベルからずっと一緒にいて、歳をとっても共に冒険をしていたのでしょう。若いときには倒せたモンスターが段々と倒せなくなったのでしょう。体力も判断力も落ちた二人はとうとう最初のダンジョン、クレディアの洞窟にいたのです。
そういうと落ちぶれた冒険者のようですが、そうでもないとも言えます。いくつになっても冒険を続けたいというのは、なかなかよろしいことなのではないでしょうか。
回復呪文をスライムにかけ、炎の呪文でおばあさんの帽子を焦がしてしまう、そんな冒険もひとつくらいあるのでしょう。
クレディアの洞窟にはふたりの冒険者がいます。見た目から判断するに、魔法を使うふたりです。着古したローブに身を包み、使い込んだ杖を持っています。経験豊富そうな外見をしています。二人はおじいさんとおばあさんなのです。
おじいさんはワープしたのに、それに気づかず不思議そうにしてます。おばあさんは、そんなおじいさんにワープしたじゃないですか、とつっこみます。短いやりとりの中からも二人が長年付き合った仲であることが感じられます。
低レベルからずっと一緒にいて、歳をとっても共に冒険をしていたのでしょう。若いときには倒せたモンスターが段々と倒せなくなったのでしょう。体力も判断力も落ちた二人はとうとう最初のダンジョン、クレディアの洞窟にいたのです。
そういうと落ちぶれた冒険者のようですが、そうでもないとも言えます。いくつになっても冒険を続けたいというのは、なかなかよろしいことなのではないでしょうか。
回復呪文をスライムにかけ、炎の呪文でおばあさんの帽子を焦がしてしまう、そんな冒険もひとつくらいあるのでしょう。