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DeparturE
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朝目が覚めてみると、すでにそこへ見慣れた影はなかった。寝起きの顔を荒い食卓を覗くと、小学生にだって作れそうな簡単な朝食と、ノートをちぎった切れ端に書かれた無愛想なメモを見つける。
「コーチと部長に言い訳よろしく———て、俺宛てか?」
句読点も名前もない、要件だけを書き連ねたメモ。こんなことをするのは自分の周りには守くらいしかいない。微妙な味付けが施されたスクランブルエッグを箸で摘みながら、はて、彼は前日そんな素振りを見せていただろうかと想起する。
昨晩守は誰よりも早くソファに倒れこみ、夕食も取らずに——と言っても部活の合間にコンビニの握りを三つ程腹に入れているようだったが——寝入ってしまった。彼の性質として、あの様子だと夜中に彼が目を覚ましたとも思い難い。そして理由もなく早起きをするとも。“用事”は恐らく以前からの決定事項だっただろう。
暫くすると今日は部活のない渚も起床し、彼はまだ眠いのか机の上で肘をつくとそのまま寝てしまいそうだった。
「今日はオフやろ?渚にしては早いんちゃう?」
一流が笑うと、渚は思い出したように箸を握る。
「美樹さんに呼び出された。店手伝えって。あの人も現役カルトなんだってな。こうしてみると俺ら、ちゃんとマジメに監視されてたんだ」
「ミキさんて…ああ、唯間の母ちゃん」
あの、おっとり系の。昔ながらの味を出す店の造りと、温かい家庭をそのまま擬人化したような彼女を思い浮かべた。
「そっか、唯間がカルトや言うくらいなんやもんな。役職は親子で継承されるとか言うてたし、親も当然そうなるわけか」
「人間、分かんねぇよなあ。あんなの言われなきゃ気付かねぇ。肩にしても行動にしても、身内の俺達に対してすら徹底的に隠してる。それに、美樹さんみたいな穏やかな人がそうだなんて、誰も疑い様がねぇもん。怖い怖い」
「うちの親の場合は何となく頷けるけどな。見た目と性格が手伝ってるんやと思うけど」
言いながら、なんか悲しい話だなと一流は思った。一流の両親は若い。認識している歳や誕生日に偽りがなければ、彼らは結婚がぎりぎり可能である歳の五月に自分たちを産んだ。つまり、妊娠に気付いた時にはまだ十五歳と十七歳だったはずだ。確かに、常識は薄いと言えるだろう。今は三十代だが二十代に見えるし、格好も学生みたいな服装をして、初めて会う相手になら歳の離れた兄弟と言っても通じる。そのせいか子供っぽい性格をしていて、気性の浮き沈みは烈しく親ばかな割りに怒るとすこぶる恐い。
しかし、はっきり言ってどうでもいいのだ。若くても常識はずれでも頭が悪くとも、子供じみていたって関係ない。彼らは紛れもない一流や満流の両親で、家族だ。彼らを悪く言うのは、少々躊躇われた。
静かに眉を落とす一流を見て、渚が一度箸を止める。壁に掛けられた時計に目をやると午前九時を示しており、もうすぐ一流は出なければならない時刻だと気付く。彼は既に支度を済ませているのだろう、のんびり夏の日差しを窓越しに覗いていた。
「葉流さんと流さんの場合はさ」再び箸を動かしながら、渚が彼らの名を呼ぶ。
「あの二人、何考えてんだか謎じゃん?だから確かに俺も妙に納得しちまったわけだけど、多分、違うんだ」
「違う?」
一流が疑問を顔に現す。
「何が」
「だからさ、俺たち多分、誰のことも信じてない。いつもどっかで疑ってんだ。疑ってたから話が腑に落ちたし、話自体も信じてないから落ち着いてる。その矛盾を埋めようとして、俺は今、むりやり理由をこじつけた。お前もそうだろ?て言うか逆にイツがあの話をすんなり理解したとは思えねえし、思いたくもない」
「まあ———“すんなり”は受け付けへんな。せやから言い返せへんかった自分が情けない。俺、両親のことも満流のことも庇えへんかったやろ」
渚と目も合わさず、ゆっくり椅子を引いて立ち上がる。椅子の脚が床を擦り、キイ、と音を立てる。彼の悔しさが滲み出たような音だった。
一流が立ち上がる瞬間、その手に何かの紙が握られていることに気付く。部活用のバックを背負い、無言で部屋を出ていく背中を反射的に引き止めた。
「守くんは?」
「先行ったやろ。そう言えば一昨日あたり、OBの人と話してたしな」
「大介くんは」
「知るか。その辺女の子引っ掛けにでも行ったんちゃう?」
一流が苦笑した。「まじ、アイツ潰れりゃいいのに」などと冗談を言いながら。
「先出るで。ミキサンによろしゅう…あ、戸締まり忘れんなよ」
「お前は俺の母ちゃんか!」
「アホ言うな、お前の母ちゃんはこないなこと気にしてくれへんやろ。心配してくれる友達が居て、オマエは幸せモンやなあ」
「自分でゆーな!」
渚が飲んでいた麦茶を思わず噴きだす。冷たい液体が服やら足やらに散り、ドアノブに手を掛けていた一流を吹き出させた。腹を抱える一流。目頭を押さえ渚にちゃんと片付けるよう言って、今度は正真正銘、部屋を出た音がした。
「あの、バカ」
誰へともなく独り言を呟いた。
昨晩、渚は何気なく一流にこんな疑問を投げ掛けてみた。
「槙のどこがいいわけ?」
「は?」
間の抜けた表情。訳が分からないといった顔で、口がぽかん、と開いている。そんな格好のつかない彼を見るのはなかなか面白い。
「好きなんだろ?俺には理解が及ばねえんだよ。あんな、秀才気取りで高飛車で自慢気で気の強い女。なんて言うかさ、歪んでね?あいつ」
守の満流も意外だったが、一流の槙もいい加減驚いた。二人が接触するような機会がそんなにあっただろうか、数えてみても知れている。
幼馴染みだから贔屓目に見るわけではないが、彼らのルックスはかなりいい。本人達が気付いていない、もしくは気にしていないだけで、あの二人が並ぶとかなり絵になり一部の品のない女子たちはキャーキャーと鳴くくらいだ。女子の話題にもそこそこ上っているし、恐らく彼女を作ろうとすれば何不自由なく作ることが出来るだろう。
それなのに何故、“調子が良いときで中の下”程度の顔、お世辞にもいいとは言い難い性格の槙なのか。正直、不思議で不思議でたまらない。
しかし、彼は以外にあっさり返答をした。
「髪がさ」
人差し指を立て、肩の辺りでくるん、と円盤のように円を描く。
「この辺で“しゅるん”ってなってるん、あれ、可愛ない?」
「あー。天然なんだってよ。言ったらキレただろ」
昔、彼女にまだ父親がいた頃にそれを指摘し、彼女の機嫌を害ねた記憶を脳の引き出しから出す。彼女は腹を立て、暫くは渚に対して酷く冷淡な態度をとった。それは時間が経てば和らいだが、その後遺症か今でもあまり良いようには扱わない。
いくら槙でもさすがにこの歳になれば、他人に対し当たる様なことはしないだろう。しかし、多少は態度に変化があったのではないだろうか。彼女は、プライドがエベレスト級に高い。そう尋ねると、一流は楽しそうに笑った。
「『唯間の母ちゃんはくせ毛無さそうやったから、父ちゃん似か』言うたら、『うん。ありがとう』って言うてん。ソコにはプライドも意地も傲りも見えへんかったし、単純に嬉しいんやなって思った。居いひんくても変わらへんって言うても、やっぱり父親を恋しがってる。唯間は強いフリをした、弱ッちい人間なんやって思うたらもう、あかんかった。安心して泣ける場所を、あの子に作りたいって思ってん」
「槙が?なんか意外だな。俺のときはプンスカしてたくせに」
相手が変わると礼を言うのか。
一流の笑みが、逆にあまり面白くなかった。
彼らの恐い所は、好きなものに関して盲目になることだ。床に広がった麦茶の水溜まり、渚はその上に立ち尽くして彼らを思った。
俺は。
机の上の携帯電話が震える。何かを必死に主張するようにひたすら、振動で少しずつ身を動かしながら。
俺はお前らみたいに、我武者羅にも、一途にもなれねぇよ。体育科で入学してプロのバスケットプレイヤーになりたいとも思ってないし、プロを目指す奴らに囲まれて遊びたいと思うほど図々しくもない。満流や槙を可哀想だとは思うけど、助けたいと思うほど偽善的でもない。俺が冷たいのか?違うよ。
バイブレータの低い音と、机を打つ乾いた音とが重なり耳に触る。
「お前ら、おかしいんじゃねえの」
ふっ、と音は止まり、部屋に静寂が戻った。
誰もいないドアに向け、嘆くように吐き捨てる渚。くしゃくしゃになったノートのメモを広げ、ため息を漏らす。
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満流と唯間を迎えに行ってくる
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乙は大介に何とかしてもらう
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コーチと部長に言い訳よろしく
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お前は部活サボんなよ
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DeparturE
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朝目が覚めてみると、すでにそこへ見慣れた影はなかった。寝起きの顔を荒い食卓を覗くと、小学生にだって作れそうな簡単な朝食と、ノートをちぎった切れ端に書かれた無愛想なメモを見つける。
「コーチと部長に言い訳よろしく———て、俺宛てか?」
句読点も名前もない、要件だけを書き連ねたメモ。こんなことをするのは自分の周りには守くらいしかいない。微妙な味付けが施されたスクランブルエッグを箸で摘みながら、はて、彼は前日そんな素振りを見せていただろうかと想起する。
昨晩守は誰よりも早くソファに倒れこみ、夕食も取らずに——と言っても部活の合間にコンビニの握りを三つ程腹に入れているようだったが——寝入ってしまった。彼の性質として、あの様子だと夜中に彼が目を覚ましたとも思い難い。そして理由もなく早起きをするとも。“用事”は恐らく以前からの決定事項だっただろう。
暫くすると今日は部活のない渚も起床し、彼はまだ眠いのか机の上で肘をつくとそのまま寝てしまいそうだった。
「今日はオフやろ?渚にしては早いんちゃう?」
一流が笑うと、渚は思い出したように箸を握る。
「美樹さんに呼び出された。店手伝えって。あの人も現役カルトなんだってな。こうしてみると俺ら、ちゃんとマジメに監視されてたんだ」
「ミキさんて…ああ、唯間の母ちゃん」
あの、おっとり系の。昔ながらの味を出す店の造りと、温かい家庭をそのまま擬人化したような彼女を思い浮かべた。
「そっか、唯間がカルトや言うくらいなんやもんな。役職は親子で継承されるとか言うてたし、親も当然そうなるわけか」
「人間、分かんねぇよなあ。あんなの言われなきゃ気付かねぇ。肩にしても行動にしても、身内の俺達に対してすら徹底的に隠してる。それに、美樹さんみたいな穏やかな人がそうだなんて、誰も疑い様がねぇもん。怖い怖い」
「うちの親の場合は何となく頷けるけどな。見た目と性格が手伝ってるんやと思うけど」
言いながら、なんか悲しい話だなと一流は思った。一流の両親は若い。認識している歳や誕生日に偽りがなければ、彼らは結婚がぎりぎり可能である歳の五月に自分たちを産んだ。つまり、妊娠に気付いた時にはまだ十五歳と十七歳だったはずだ。確かに、常識は薄いと言えるだろう。今は三十代だが二十代に見えるし、格好も学生みたいな服装をして、初めて会う相手になら歳の離れた兄弟と言っても通じる。そのせいか子供っぽい性格をしていて、気性の浮き沈みは烈しく親ばかな割りに怒るとすこぶる恐い。
しかし、はっきり言ってどうでもいいのだ。若くても常識はずれでも頭が悪くとも、子供じみていたって関係ない。彼らは紛れもない一流や満流の両親で、家族だ。彼らを悪く言うのは、少々躊躇われた。
静かに眉を落とす一流を見て、渚が一度箸を止める。壁に掛けられた時計に目をやると午前九時を示しており、もうすぐ一流は出なければならない時刻だと気付く。彼は既に支度を済ませているのだろう、のんびり夏の日差しを窓越しに覗いていた。
「葉流さんと流さんの場合はさ」再び箸を動かしながら、渚が彼らの名を呼ぶ。
「あの二人、何考えてんだか謎じゃん?だから確かに俺も妙に納得しちまったわけだけど、多分、違うんだ」
「違う?」
一流が疑問を顔に現す。
「何が」
「だからさ、俺たち多分、誰のことも信じてない。いつもどっかで疑ってんだ。疑ってたから話が腑に落ちたし、話自体も信じてないから落ち着いてる。その矛盾を埋めようとして、俺は今、むりやり理由をこじつけた。お前もそうだろ?て言うか逆にイツがあの話をすんなり理解したとは思えねえし、思いたくもない」
「まあ———“すんなり”は受け付けへんな。せやから言い返せへんかった自分が情けない。俺、両親のことも満流のことも庇えへんかったやろ」
渚と目も合わさず、ゆっくり椅子を引いて立ち上がる。椅子の脚が床を擦り、キイ、と音を立てる。彼の悔しさが滲み出たような音だった。
一流が立ち上がる瞬間、その手に何かの紙が握られていることに気付く。部活用のバックを背負い、無言で部屋を出ていく背中を反射的に引き止めた。
「守くんは?」
「先行ったやろ。そう言えば一昨日あたり、OBの人と話してたしな」
「大介くんは」
「知るか。その辺女の子引っ掛けにでも行ったんちゃう?」
一流が苦笑した。「まじ、アイツ潰れりゃいいのに」などと冗談を言いながら。
「先出るで。ミキサンによろしゅう…あ、戸締まり忘れんなよ」
「お前は俺の母ちゃんか!」
「アホ言うな、お前の母ちゃんはこないなこと気にしてくれへんやろ。心配してくれる友達が居て、オマエは幸せモンやなあ」
「自分でゆーな!」
渚が飲んでいた麦茶を思わず噴きだす。冷たい液体が服やら足やらに散り、ドアノブに手を掛けていた一流を吹き出させた。腹を抱える一流。目頭を押さえ渚にちゃんと片付けるよう言って、今度は正真正銘、部屋を出た音がした。
「あの、バカ」
誰へともなく独り言を呟いた。
昨晩、渚は何気なく一流にこんな疑問を投げ掛けてみた。
「槙のどこがいいわけ?」
「は?」
間の抜けた表情。訳が分からないといった顔で、口がぽかん、と開いている。そんな格好のつかない彼を見るのはなかなか面白い。
「好きなんだろ?俺には理解が及ばねえんだよ。あんな、秀才気取りで高飛車で自慢気で気の強い女。なんて言うかさ、歪んでね?あいつ」
守の満流も意外だったが、一流の槙もいい加減驚いた。二人が接触するような機会がそんなにあっただろうか、数えてみても知れている。
幼馴染みだから贔屓目に見るわけではないが、彼らのルックスはかなりいい。本人達が気付いていない、もしくは気にしていないだけで、あの二人が並ぶとかなり絵になり一部の品のない女子たちはキャーキャーと鳴くくらいだ。女子の話題にもそこそこ上っているし、恐らく彼女を作ろうとすれば何不自由なく作ることが出来るだろう。
それなのに何故、“調子が良いときで中の下”程度の顔、お世辞にもいいとは言い難い性格の槙なのか。正直、不思議で不思議でたまらない。
しかし、彼は以外にあっさり返答をした。
「髪がさ」
人差し指を立て、肩の辺りでくるん、と円盤のように円を描く。
「この辺で“しゅるん”ってなってるん、あれ、可愛ない?」
「あー。天然なんだってよ。言ったらキレただろ」
昔、彼女にまだ父親がいた頃にそれを指摘し、彼女の機嫌を害ねた記憶を脳の引き出しから出す。彼女は腹を立て、暫くは渚に対して酷く冷淡な態度をとった。それは時間が経てば和らいだが、その後遺症か今でもあまり良いようには扱わない。
いくら槙でもさすがにこの歳になれば、他人に対し当たる様なことはしないだろう。しかし、多少は態度に変化があったのではないだろうか。彼女は、プライドがエベレスト級に高い。そう尋ねると、一流は楽しそうに笑った。
「『唯間の母ちゃんはくせ毛無さそうやったから、父ちゃん似か』言うたら、『うん。ありがとう』って言うてん。ソコにはプライドも意地も傲りも見えへんかったし、単純に嬉しいんやなって思った。居いひんくても変わらへんって言うても、やっぱり父親を恋しがってる。唯間は強いフリをした、弱ッちい人間なんやって思うたらもう、あかんかった。安心して泣ける場所を、あの子に作りたいって思ってん」
「槙が?なんか意外だな。俺のときはプンスカしてたくせに」
相手が変わると礼を言うのか。
一流の笑みが、逆にあまり面白くなかった。
彼らの恐い所は、好きなものに関して盲目になることだ。床に広がった麦茶の水溜まり、渚はその上に立ち尽くして彼らを思った。
俺は。
机の上の携帯電話が震える。何かを必死に主張するようにひたすら、振動で少しずつ身を動かしながら。
俺はお前らみたいに、我武者羅にも、一途にもなれねぇよ。体育科で入学してプロのバスケットプレイヤーになりたいとも思ってないし、プロを目指す奴らに囲まれて遊びたいと思うほど図々しくもない。満流や槙を可哀想だとは思うけど、助けたいと思うほど偽善的でもない。俺が冷たいのか?違うよ。
バイブレータの低い音と、机を打つ乾いた音とが重なり耳に触る。
「お前ら、おかしいんじゃねえの」
ふっ、と音は止まり、部屋に静寂が戻った。
誰もいないドアに向け、嘆くように吐き捨てる渚。くしゃくしゃになったノートのメモを広げ、ため息を漏らす。
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満流と唯間を迎えに行ってくる
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乙は大介に何とかしてもらう
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コーチと部長に言い訳よろしく
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お前は部活サボんなよ
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