雨のカレーフェスティバル | 民の声新聞

雨のカレーフェスティバル

横須賀と聞いて、「あぁ、カレーの街ね」と言ってくれる人はどのくらいいるだろうか。街おこしイベント『よこすかカレーフェスティバル2011』が8日まで、神奈川県横須賀市の三笠公園で開かれている。初日の7日は生憎の雨だったが、腹を空かせて会場に行ってみた。

事前に長い行列ができることは聞いていたが、雨にも関わらず混雑している。私が着いたのは既に13時を過ぎていたが、人気のあるブースとそうでない店がはっきりとわかれていた。長い列ができていたのは、牛タンカレー(宮城県岩沼市)、黒部ダムカレー(長野県大町市)、門司港焼きカレー(福岡県北九州市)。雨でなければ並びたかった。まだ明日もある。今日のところはあきらめた。

とりあえず、空いてるブースを選び「二十世紀梨カレー」(鳥取県鳥取市)をいただく。「私が作った梨が入ってますよ」と言うおやっさんには申し訳ないが、甘い甘い。次にいただいたのが「たこカレー」(千葉県いすみ市)。これは旨かった。やや辛口でタコが良い感じで潮風を吹かせている。列はできていなかったが、もっとアピール力があれば売れるはずだ。

戦艦三笠を右手に観ながらさらに奥に進むと、カレーバイキングエリアがある。これこれ。これを楽しみにしてたのだ。ここでは、500円を払えば、12あるブースの中から4種類のカレーを選んで食べられるのだ。
売り切れ店があったので選択肢は少なくなっていたが、なかなか楽しめた。強まる雨も気にせず、多彩なカレーを味わった。中でも、(株)ヤチヨのカレーは秀逸。濃厚で辛口。何杯でも食べられそう。非常に美味しくいただいた。
ただ、初めによそってもらえるご飯は決して多くないので、ルーばかり余らせてしまう大失態。明日は、こっそりご飯を忍ばせて行こう。あ、それは反則かな。

会場ではカレーだけでなく、「厚木シロコロ・ホルモン」などの全国ご当地グルメ、神奈川県内の物産のほか、福島県会津の野菜や酒を販売するブースも。
連休最終日の明日は天候に恵まれそう。気温も高くなるそうだから、汗を流しながらカレーを味わうとするかな。

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