朝から畑に出勤すると、Sさんと最長老(82歳)のIさん、そして近所の畑仲間のMさんが畑の隅っこで、何やら熱心に話し込んでいる様子。

 

話に夢中で物騒な気配。

話題は、バイデン新政権における対中戦略と日本の安全保障について。

 

・・・ではなく、今年は日照り続きで、里芋が大きく育たず、スーパーで見かけるものはほとんどが小柄なものとか。

 

実は、4日前に畑に来たときに、今年初めて里芋を掘り出してみた。

と言っても、自分の畑の里芋は見るからに貧弱で、芋が付いているのかも怪しい状態。

▲自分の里芋

 

▲師匠の里芋

 

自分の場合、大きく育たなかったのは、日照りのせいではなく、連作障害らしい。

同じ作物を同じ場所に植え続けると、同じ栄養分が吸収されて成長に障害が起きたり、特有の病原菌が土に残って障害を起こす現象をいう。

これは野菜作りには基本的に重要な課題で、どの作物が連作障害を起こしやすいか、あるいは反対に相性のいい野菜を知っておく必要がある。

したがって、作物を作る際はどこに何を植えるかが大きな課題になるが、専業農家や熟練者は、毎年ローテーションを組んでいるから悩まずに済む。

しかし素人は、ほとんど記憶に頼り、あまり計画性なく作付けをするから、当然連作障害を引き起こす可能性が高くなる。

 

当然、貧弱な株だからさぞ里芋はほとんどできていないだろうと思ったら、意外にそこそこ芋が付いている。

小さいが、ひと株あたり5~6個はついているだろうか。

わが家では、自分以外は里芋を食べないから、これだけ芋が付けば十分な収穫。

沢山とれたら、茹でて冷凍保存も可能。

 

本日の作業は、玉ねぎの苗の追加の植え込み。

3日前に、早生のソニックという種類の苗を買っておいた。

これで今年は、260個の玉ねぎの苗を植えたことになる。

 

収穫の方は、相変わらずカブの成長がよく、大根もソコソコの大きさに育っている。

小カブだが、大きく育てて、わが家ではこれをスラーサーで薄く切って、千枚漬にしているが、これは好評。

かんたん酢に、昆布、柚子を入れるだけで、1日でもう食べられるようになる。

 

本日は、初物の小松菜をもらい、自分の畑では初物のノラボウ菜、そして金時豆のさやも摘んできた。

▲ノラボウ菜

▲金時豆のさや

 

4日前と、本日の収穫はこんなところか。

▲4日前の収穫(落花生3株、大根、カブ、里芋)

▲本日の収穫

 

▼おまけ

猫が、ふかふかした玉ねぎの畝に糞尿をするから、とうとうネットを張られてしまった。(笑)