ルパーブのジャムの作り方は、インターネットで検索すれば、沢山紹介されているので、それを参考にしてもらえれば良いが、ここでは一応、太田牧師の作り方を紹介しよう。
・・といっても、拍子抜けするほどシンプルな作り方である。
「ルバーブを2cmぐらいにブツ切りにして水を加えないで鍋に入れ、ヘラで潰しながら煮る。途中で砂糖を加えるが、ルバーブの量の半分ぐらいが良いであろう。多くするとネットリしてくる」(「辺境の植物誌」より)とある。
実は、初めて作った時は、このやり方ではなく、ブツ切りにしたルバーブに太田氏と同様半分の砂糖をあらかじめふりかけ、1時間ほど放置しておいた。すると自然にルバーブから水分が出て、これを鍋に掛けたのだ。
今回は、太田式を採用して、そのままルバーブを火にかけたのだが、実はこれが失敗。
ルバーブの量が少なかった(茎2本)せいか、茎の表面がところどころ焦げてしまったのだ。恐らく太田氏は大量の茎をジャムにするので、焦げ付く心配はないのだろう。
少量の場合は、やはり1~2時間放置して水分を出してから煮込んだ方が賢明だろう。
焦げないように2回目のチャレンジ
個人的には、砂糖を控えめにして、ブランデーや赤ワインなんぞを入れてみたいのだが・・・?
ルバーブは酸っぱいので、甘く見ると(この表現で良いのかな?)、糖分摂取過多になるかも?
味を確かめながら、徐々に砂糖を足した方が賢明だろう。
焦げた失敗作
本日成功!!
ところで肝心の味の方だが、3年前に作ったときと比べようもなく甘く、クセもなく、太田牧師が勧めるのも頷けるほどの美味。
娘に味見させたら、イチゴジャムのようだと言うが、むしろ梅ジャムの味に近いかもしれないが、果たしてどうだろう?
一応保存は煮沸したビンに詰めたのだが、経験者によると小分けして冷凍保存するという。
なるほど、大量につくらなければ、そういう方法もあると納得。
太田牧師によると、ルバーブのこのほかの料理法として、「5cmに切って砂糖で煮て、形が崩れないところで火を止め、それに生クリームをかけるとデザート代わりになる」という。
また「3cmぐらいに切って、水を沸騰させた鍋に加え、砂糖を入れて煮るコンポートは、食後の飲みものとして最上であろう。レモン汁を加えると味が引き立つ」と紹介してる。
コンポートとは、果物を砂糖で煮たものを言うらしいが、アルコール好きとしては、水の代わりに赤ワインで煮てみた。
う~ん、果たしてどうだろう?