●石割山 2012年9月22日(土) 温泉
  山梨県 山中湖村  石割山(1,413m)、平尾山(1,318m)、大平山(1,295m)
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 <参考コースタイム>

 JR御殿場駅→(バス)旭が丘→(タクシー)赤い鳥居→(30分)石割神社→(20分)石割山頂→(40分)平尾山→(25分)太平山→(30分)道路出合→(25分)大出山入口→(車)紅富士の湯→(バス)御殿場

 <参考所要時間>約3時間

 <山行歩数>約16,000歩

 <温泉>温泉

  紅富士の湯 、石割温泉

山   写真 温泉 石割山は、紅葉の晩秋、冠雪した富士山を望む冬が適期なので、残暑厳しい9月はいま一つの時期。だが、色とりどりの山野草(夏)が楽しめるのがせめともの救い。とりわけ、9月中旬は、「ジイソブ」という珍しい花が見られるとか・・。


石割山は、山頂の景色が素晴らしく、手軽なハイキングコースだが、東京方面からのアクセスに難がある。御殿場駅からバスを2本乗り継いで、舗装道路を30分近く歩くことになる。

この山には過去2回、いずれも車を利用して登っているが、今回は御殿場駅から旭ヶ丘までバス。そこからさらに平野までのバスに乗り換える予定が、途中渋滞に巻き込まれ接続のバスに間に合わず、タクシーで駐車場のある赤い鳥居まで乗車。

鳥居をくぐるとすぐ、頭上に聳える長い石段がある。その数403段とか。とても一息では登れない高さ。

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この石段さえ登れば、石割神社までは緩い傾斜の坂道で、紅葉や新緑の季節には快適な道のりになる。

汗もかくことなく、30分ほどで石割神社に着。

文字通り、高さ10m、横15mの大岩が割れているのが神社の由来。この大岩の裏側に幅60cmほどの裂け目があり、社殿から時計回りにこの割れ目を3回通ると”運が開ける”との言い伝えがある。

相棒とKさんが3回廻っていたが、ご利益のほどはいかに?

後から来た中年夫婦が、もう何回となく石の間を通っている言った。山   写真 温泉
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                      ▲人ひとりがやっと通れるほどの裂け目
石割神社から、いよいよ笹に覆われた登山道になる。

ところどころロープや木の根を頼りに登る急坂があるが、20分の踏ん張りであっけなく石割山の山頂に着く。
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石割神社がこの山の8合目で、スタートの赤い鳥居から山頂までわずか50分。

さすがに人気のある山だけに、山頂は結構な登山者で賑わっている。

本日は曇り空で、目指す富士山は厚い雲の中。かろうじて低い雲が晴れると、眼下に山中湖の湖岸がうっすらと望める程度。

晴れていれば、正面にデ~ンと聳える富士山、南アルプスや忍野の集落も見渡せるとか。
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本日は、道路の渋滞もあって出発時間は10時40分と遅めだが、山頂までの道のりが短いので、到着時間は昼前の11:40分。もちろんここで早目の昼食を摂る。

続々と高齢の団体登山者が登って来る。

見晴らしの良い山頂で、50分休憩をとって、12時30分出発。



本日のコースは、石割山から山中湖とほぼ並行に連なる平尾山(1,318m)、大平山(1,295m)、長池山(1,178m)の尾根を経て、湖畔の大出山入口に下りることになっている。

このコースは眺望が良く、東海道自然歩道にも指定されている。

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9月中旬、都内はまだ残暑きびし夏の気配だが、さすがに1000mを超える高所だけあって、ススキの穂が膨らみ、ワレモコウの清楚な花が咲いて秋の気配が漂っている。

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秋の気配といっても、夏の名残の花がいたる所に咲き誇っている。紫の野アザミの群生が目につくが、さすがに花期は過ぎている。



そう言えば、9月中旬が花の最盛期と言われる「ジイソブ」という花だが、注意深く探しても、一向にこの花姿を見掛けない。時計草に似たツル性の植物で、ツルニンジンともいうそうだ。バア(婆)ソブとジイ(爺)ソブがあるらしい。

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トリカブト                フジグロセンノウ
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ナデシコ                  ツリフネソウ

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ホタルブクロ
山   写真 温泉 アキノキリンソウ

石割山の山頂から30分ほどで平尾山に着。ほぼ360度のパノラマの景観が素晴らしい。西側の山波は、紅葉時期なら、錦色の染まってさぞ綺麗だろう。

南側斜面の眼下には、淡い陽を受けた山中湖。

この穏やかな、秋の日差しを受けた薄墨色の風景が、心に沁みわたるよう。山   写真 温泉
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平尾山に向かう途中、単独行の外人の青年に会って話を聞くと、この5日間かけて、富士山を取り巻く”東海自然歩道”を走破しているという。

秋と春に数人のパーティを連れてツアーを組むので、その下見らしい。

Kさんが地図広げて、現在位置を示すと、一瞥して「この地図は古い」と流ちょうな日本語で言う。試しに青年の地図を見ると2012年板で、古い地図(2002年板)と異なってかなり詳しく書いてある。

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平尾山から太平山までは、階段状の木道のアップダウンを繰り返し、だった広い草原の太平山頂に着いた。
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太平山からは、後は山道を下るのみ。
下山後は、山中湖西端から少し離れた「紅富士」の湯に浸かることになっている。

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山   写真 温泉 山中湖市のマンホール
長池山を経て、舗装道路を歩いていると、湖畔のそばを通りかかった工事の人が、車に乗せてくれるという。

忍野の人らしい。

「これから紅富士の湯に行く」と言ったら、親切にも温泉の前まで送ってくれた。

感謝!感謝!
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紅富士の湯にのんびり浸かって、大広間で生ビール1杯とレモン酎杯を2杯飲んで、いい心持ち。



ほんのわずかだが、予想外の秋の気配を堪能して、ちょっと得した気分。


本日の山行歩数は16,000歩なり。

<日帰り温泉>
紅富士の湯
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