私は、ある火葬場で働いていた。それは古びた建物で、森に囲まれた静かな場所にあった。夜間の仕事だったため、不気味な雰囲気が漂っていたが、それでも私は堅実な仕事ができる場所だと思っていた。
ある晩、私はひとりで仕事をしていると、突然何かが違和感を覚えた。周りに誰もいないのに、誰かの気配を感じたのだ。不安を覚えながらも、仕事を続けていたが、その気配はますます強くなっていった。
火葬炉の前で、焼かれるべき遺体が急に動き出した。驚愕しながらも、私はその遺体が何者かによって操られているのだと悟った。怯えながらも、私はその遺体に近づいた。
すると、その遺体は私に向かって手を伸ばし、恐ろしい声で何かをつぶやいているようだった。私はその声を聞いて凍りつき、振り返ることもできなかった。恐怖に支配されながらも、私はその手に触れた。
その瞬間、私の意識は奇妙な夢の世界に引き込まれた。そこは、火葬場の裏に隠された異界の世界だった。薄暗い空間には、見知らぬ存在が数多く存在している。彼らは不気味な笑みを浮かべ、私を取り囲んでいた。
「火葬場の仕事を手伝ってもらうぞ」と、その存在たちが囁いた。私は恐怖に震えながらも、その異界の世界での仕事を引き受けざるを得なかった。彼らから与えられた指示通りに、私は火葬を行い、遺体を次々と焼き尽くしていった。
しかし、その仕事が進むにつれて、私の心に異変が生じていく。異界の存在たちの影響を受けて、私は次第に正気を失いかけていた。やがて、私は自分が何をしているのかもわからない状態に陥り、最後には自らの手で火葬炉に身を投げ入れてしまった。
その後、火葬場では私の姿は見つからず、ただ火葬炉が空となっていた。日常の取り払われた火葬場に、異界の存在たちの影がまとわりついていた。誰もがその存在を感じてはいなかったが、その場所が以前よりもさらに不気味な空気に包まれていた。
火葬場の仕事は、誰にも手つかずのまま放置されたままだった。そして、それは永遠に昏い異界の存在たちの手によって目には見えない世界へと消し去られていったのだった。
終わり