冷え切って | 伴に歩んで

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ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

一昨日、思いついて「かかりつけ医」へ行きました。

午前はいっぱいだったので諦めました。

 

この先生は、循環器内科の専門医で、しかも「丁寧」「ハンサム」で有名なんです。

患者が何か聞くとちゃんと答える。

オババたちはヒマですから、一杯質問する。

聞くだけでなく、物忘れのこと、孫の自慢から、嫁の愚痴まで

すると一人に15分とか20分かかることがあります。

何でも垂れ流すように喋ります。

もうすぐ、本当に垂れ流すのに。。。。(失礼)

 

そこで、夕方に行くと3人目でした。

僕は月一に降圧剤をもらうだけです。

暑かったので、Tシャツ1枚で行きました。

 

ところが、待合室の冷房がガンガンに効いていていて、いったん帰ろうとすると、

血圧測定され、中待合に呼ばれました。

しかたなく待っていましたが、寒くて、自分で羽交い絞めして震えていました。

結局、3人目なのに1時間待ち、体が冷え切った頃に呼ばれました。

 

先生は、いつものように丁寧に聴診器をあて、さあ、終わりだと思ったら、

「穂高さん、お食事は毎日,どうされてますか」と聞きました。

血圧は安定し、体重は妻がいる頃よりはるかに落ちて、標準体重ピッタリの62kgです。

不思議だったのでしょうか?

 

妻を失ったことはご存じですから。

どうせ、ビールと枝豆の食生活じゃないのか、と思われたのかもしれません。

 

「娘と一緒に暮していますので、僕が3食作っています。宅配は利用したことありませんし、総菜もたまの副菜程度です」

先生は驚かれました。

「レシピはどうされていますか?」

ネットで調べたり、友人に教わったりして、作れば大学ノートに記録してます」

そう言うと

「すごいですね。毎日だったら料理も好きになったでしょう」

「いえ、未だに大嫌いです!」

大笑いされました。

「それにしても、そのノートは宝物ですね。それを見てまたエッセイを書けますね」

と言いました。

先生は僕の新聞エッセイを読んでくれています。

「ちなみに今夜は、『新鮮でたっぷりの夏野菜カレーとサラダ』です」と言うと、目を丸くされていました。

 

診察室でこんな話をするから、混んでしまうんですが、優しい口調で聞かれるのでつい、こちらも調子に載ります。

やっと医院を出て、調剤薬局で薬をもらい、自転車飛ばして家に帰ると、娘からもうすぐ帰ると連絡があり、15時からカレーを作って置いてよかったと思いました。

 

でも、その夜。事件が起きました。。。続く。