脅されて | 伴に歩んで

伴に歩んで

ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

 

昨日の娘との会話。

「もうすぐ、私の誕生日やで!忘れんといてや」

「あかん、そんなはよから言われたら忘れる。。。」

 

「このジジイ、冗談やのうてホンマに忘れるから怖いわ」

「誰がジジイや、父上、お忘れなきように、とでも言わんと忘れてしまうわ」

 

「何でもええから、今から言うとくで、もりもり寿司やで!ええな!

「またか。。。。。」

 

2週間ほど前に行ったばかりです。でもこの時は娘のおごりでした。

金沢直送の絶品ノドグロ、赤エビ、白エビ、ガスエビ、バイ貝などが食べられる高級回転ずしです。

酒を飲むと二人で一万円を軽く超えます。

 

まあ、仕方ない。年に一度の誕生日ですから。

とはいえ、僕の誕生日は3年前からなくなり、妻の祥月命日になってしまいました。

不公平です。

いやそれより、「ええな!」は脅しです。

ガラが悪すぎます。

 

そう思っていたら。。。。

 

今日の夕方。。。。

知らない番号から携帯に電話があり、、、

特殊詐欺か、昔行ってた台湾パブ、いや先日紛失したテニスクラブの会員証を拾った若いギャルか?

いろんな妄想が駆けめぐります。

電話は滅多に鳴りませんし、新聞社は社名が出るように登録してあります。

 

「はい」

相手がわからない場合、僕は最初に名乗りません。

慎重というよりビビリですから。

 

「穂高さんですか? こちら**県**市役所**キョ―イク委員会の**というモノです」

ん?? なんだ?? 

「**文学賞にご応募いただきありがとうございます」

 

このフレーズで、僕は満面の笑みになりました。

入選の通知だったんです。

 

いろいろ確認されましたが、まあ最優秀ではなかったので、喜びもそれなりでしたが、新聞以外での入選は、今年の1月以来です。

そして、何よりうれしいのは、

娘の誕生日にもりもり寿司へ行くための、軍資金ができたことです。

 

最優秀でも10万円ですから、僕がもらうのはほんの少しですが、賞金より名誉です。(笑)

しかし、これを嬉しそうに娘に言うと、ヤツにノドグロを食い倒されますので、内緒にします。

食べ終わって会計済ませてから言うのも一興です。

でも、殺される恐れもあります。(笑)

脅されましたが、救いの手がさし出された気がしました。

 

報道発表は随分先のようですから、ここでもこれ以上は内緒にしておきます。