ポリシー | 伴に歩んで

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ガンと闘った老夫婦の人生日記です。

明日から増税になります。

わが家も食器乾燥機のカバーがひび割れしていることを忘れていました。

娘は「買うべきやったね」と僕に話しました。

でも増税分は1万円で、たった200円です。

それほど家計に響きません。

 

それより毎日のように出す封書の料金が2円上がるほうが、僕には痛手です。

毎日のように封書を出しますから。(はがきも上がるんですよ)

2円の増税より、従来の82円切手にその分を郵便局で買い足す手間です。

82円切手もそれなりに持ってますから。

それがばかばかしいし、面倒くさい。

目先のおカネじゃなく、それによる手間が嫌なんです。

 

世の中にはトイレットペーパーなどを買いだめする人もいるそうです。

そりゃ、勝手です。

でも300円の2%は6円です。

1円でも始末は必要です。しかし、普段からそれほどシビアに1円単位で始末(無駄遣いしない節約志向)しているのでしょうか。

手間じゃなく損得で言うなら、僕はそこに不思議感を持つんです。

 

数円の節約のために、重くかさ張る日用品を買い、家の中に置き場を作ってストックする。

経営学で言えば、商品なり仕掛品なりの在庫を増やすと、その分、資金が滞留します。

在庫品には余計な金利が発生するんです。

おカネを金利を産むものに使うか、金利を払うものに使うか、これは単純な損得です。

場所を取る、たかが日用品ごときの数円、数百円で、得をした気になるより、日頃から節約する癖を持つ方が大切ではないかと思う、9月30日でした。(^^♪

 

節約はケチじゃない、と言った若者がいました。

その通りです。

ケチは見境なく出し渋る。

節約は価値ないモノ、無駄なことには極力無駄なおカネを使わない。

投資は必要ですし、結果論として無駄なおカネを使ってしまうこともあります。

人間ですから。

でも、そこから学ぶのが人間でもあります。

自分なりの哲学を持っていれば、慌てることはないと思うのですが。

 

自分はケチじゃない、節約家だと言ったその若者は、おそらくトイレットペーパーを買いだめなどしません。

それは使う量は一定だと自分で思い込んでいるところが間違いです。

彼なら、おそらく使う量を2%減らすでしょう。

ことが終わったとき、ガラガラと手で巻きとる量を2%減らすんです。

簡単です。

ティッシュでもなんでもそうです。

そうすればいいだけだと言いそうな気がします。

 

「味の素」が苦境を脱した女子社員の発想です。

(知らない方には教えます)