おはようございます☺️
『記憶〜愛する人へ〜』
ようやく観終わりました。
⚠️ネタバレあります!
アルツハイマーに罹患した働き盛りの敏腕弁護士が主人公のヒューマンドラマ。
考えただけでも恐ろしくなってくる重いテーマですが、過去の誤ち(冤罪)、子供の轢き逃げ事件やいじめ問題、父親との確執、横暴な財閥との戦いなど色々な難問まで絡んできて、観ている側も疲れてしまうくらいのストレスを抱えこみます。
アルツハイマーと診断されてからの葛藤や苦悩、不安、そして病気を受け入れ、自分の人生を見直し再生しようとしていく姿を熱演されたイ・ソンミンさん👍
彼が演じるパク・テソクはリアルすぎて、意識が飛んでしまっているときや道に迷ってしまった時の焦りや不安を感じている表情を見ると、何とも言えず哀しみでいっぱいになってしまいました。
しかし、今までの誤ちを正すために限られた時間の中で奮闘する彼には、温かく大きな愛で包み込んでくれる家族や、優しく見守りそっと手助けする友人、部下などたくさんの人々の支えがありました。
肉親特に親子間の愛も細やかに描かれていて、とても考えさせられました。
財閥の親子間の歪んだ愛情もその一つかもしれませんが、自分本位の愛情は真の愛情とは言えず、やはり誰も幸せにはなれないと分かります。
ドンウを轢いて死なせてしまったスンホにパク・ジンさん演じるナ・ウンソンが
「ドンウがあなたの希望であってほしいと思う。ドンウはあなたの幸せを願っていると思うから」
と話す言葉には一緒に泣きました。
我が子を殺した憎い、許せない相手だけれども、可愛い我が子がスンホの傷になってほしくないという思いは、人の親なら誰もが持つ感情ではないでしょうか⁈。
また、アルツハイマーになってしまった息子を憐れみ嫁に負担をかけまいとして、テソクの母がキム・ジスさん演じるソ・ヨンジェに伝える思いにも涙が止まりませんでした😭
「いつかあの子(テソク)が赤ん坊に戻るなら、母親が見るのが当然」
その義母の言葉にヨンジェの応えた
「何があっても離れず、妻にも友達にも母にもなります。お義母様には絶対返しません」
この言い切り方も素晴らしくて、頭が下がります。
本当によくできた素敵な奥さん✨
見習いたいと思いましたが、すぐに無理だろうなぁと我にかえりました🤣
こんな重すぎるテーマのドラマにちょっとした明るさを運んでくれていたのが、ジュノ演じるチョン・ジン🫰
正義感に燃える若手弁護士で、とても優秀かつ頼りになる同志となっていきます💪
また、ジンが恋心を持つユン・ソヒ演じる秘書のボン・サンファもボディコンスタイルが弁護士事務所でそこまでいる?とは思いましたが、嫌味な感じが無く程よい距離感としつこくないラブライン❤️で好感が持てました。
この2人の💋シーンは初ドラマ出演のジュノもなかなかやるなぁと思わせる出来だったと思います。
(何目線だか言ってる本人も分かりませんが😅)
ドラマはまだ病状も初期の段階で終わっているので、これからどうなっていくのか考えると辛くなってきますが、周りの助けを受けながら家族が一つになって強く生きて行くと信じたいです。
とっても見応えがあり、考えさせられる感動作でした。
日本のリメイク版にイ・ソンミさんとジュノがカメオ出演されているようなので、また機会があれば観てみたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、良い週末をお過ごしください🍀
*画像は全てお借りしました