TRICK×LOGIC 第5話「亡霊ハムレット」考察 | Rainの匍匐前進(笑)

TRICK×LOGIC 第5話「亡霊ハムレット」考察

皆さんこんにちは^^





先週の木曜日に、新発売の推理ゲームTRICKxLOGICを買いました





簡単に概要だけ・・・↓


何者かの手によってマンションの最上階から突き落とされた天才検事・芳川樹(いつき)は、冥界で閻魔大王・ヤマ=ラージャと出会う。

"アカシャ"と呼ばれる、現実世界の未解決事件を記した書物に書かれている事件を解き明かしていけば、現実世界へ帰ることができるという・・・




こんなかんじです





このゲームは、他とは違った企画がありまして、全国のプレイヤーと擬似推理バトルを楽しむことができます




ゲームの中で、"調書"というものを完成させるのが、一つの事件を解く最終到達点なのですが、この調書を公式ページに送ることができます




送れる話は決まっています




実際にはバトルじゃありませんが、こういう企画は今までなかったものですから、推理好きの僕は一瞬で飛び込んだわけです、はいwww





現在応募できるのは、第5話の「亡霊ハムレット」という事件です




すでに2chでは簡単な議論がなされているようですが、この事件、容疑者を2人にまでは絞り込むことができるんですが、そのどちらを犯人にしても、考え方次第で筋が通るんです




しかし、そのどちらを犯人にしても微妙な違和感が残ります




僕が"ヒラメキ(調書を完成させるために必要なキーワード)"を全て見つけ出してないのかもしれませんが、2chでも同じような答えがいっぱいあります




で、ここからは、この「亡霊ハムレット」についての僕の考察です




※ネタバレを含んでいるので、注意してください(事件の内容を知らなければこの先は面白くないと思いますのでスルーでもおk)




まず、トリック

犯人は、監視カメラの接続を逆にして、右のカメラのモニターにドア側、左のカメラのモニターに窓側が映るようにしていた

これによって、カメラに映った現場の、本当の姿が見えてきます




こんな感じになってます(クリックで拡大・別窓に拡大して読んでもらった方が分かりやすいかもです)
Rainの匍匐前進(笑)


ここで注目してもらいたいのは、ファントムと甲冑がすぐ近くにいることです

つまりファントムは、マントで自分の腕の動きを隠し、甲冑を後ろでに操ります

もちろん、前を向きながらなので甲冑の右腕を上げるぐらいしかできません

で、ファントムはもがく演技をしながら、甲冑に引き金を引かせたと同時に、倒れて金庫の上にあったワインをこぼしました(全て演技です)

この、ワインをこぼしたのは意図的か、ってことですけど、モニターを通して見ている人に、血と錯覚させる、所謂カムフラージュの狙いがあったのかもしれません

しかし、それによってワインのこぼれた痕が部屋の中央にできてしまい、現場との矛盾を生じさせてしまっているあたり、どちらとも取れます

本物のファントム(既に銃で殺している)は、絵を運び込むときに使われた大きな布の下です


そして、モニターを見た人が駆けつけてくる前に、金庫、ファントムの衣装、甲冑、布を元の位置に戻し、部屋から出て、つかさ達と廊下で合流した

ファントムの衣装は、顔の大半を隠す仮面がありますし、マントも、自分が元々着ていた服の上に着れば、着替えの時間を短縮できます



本当にファントム(被害者)を殺害したのは、花火の最中

花火の音で銃声をかき消した



問題は、犯人が誰なのか

最終的に絞られてくる容疑者はこの2人

我藤王司

我藤瑠雨


僕が初めに目を付けたのは、モニターを見ていた監視員達への、王司の電話

タイミングが良すぎる

・まさに、今からファントムを甲冑が撃つぞ、っていうタイミングで意識をモニターに向けさせた

・モニターの録画を止めさせた(12時間しか録画できない、逆を取れば12時間も録画できるのに、わざわざすぐに録画を止めさせるのはおかしい)

・モニター室を空っぽにさせた(トリックの後始末を見られないため。録画を止めさせたのも同義)


しかし、王司を犯人にすると、アカシャの記述「女性のような白い手」という、演技をしていたファントムの特徴と、王司の特徴が食い違う

一人娘の父親の手が、まさか女性と見間違うほど白く美しい手をしているとは思えない


そこで、僕の考える真相はこうです


☆ファントムの演技は瑠雨がやった


これだけだと、"共犯"となり、調書の犯人の欄に二つ枠がないと変です

しかし、ファントムを殺した時点では「犯人は一人のはずだった」としたら、枠が一つなのはうなずけます

つまり、王司が蔵人(ファントム)を花火の音にまぎれて銃殺

しかし、それを瑠雨は見てしまった

そこで、父親を守るため、捜査を撹乱するために、上記のトリックを瑠雨が実行

王司は、そのトリックの実行を電話でサポート



以下補足


・ファントムを、ギャラリー(現場)に呼んだ口実は「娘との交際のことで話がある」とでも言ったんでしょう

・銃殺に使用された銃は、モデルガンを改造したもの→20歳程度の女の子に、モデルガンを人が殺せるまで改造するのは難しい

・アカシャを解く上で「動機の強い弱いは関係ない」とあるが、瑠雨が蔵人を殺すには、動機が無い。弱いのではなく"無い"。蔵人の真相を知ってしまったとも考えられるが、パーティー会場で「僕は君の恋人だよ」と言われて頬を赤らめていることから、真相は知らなかったと思える。蔵人を銃殺した後、父親に聞かされたから、トリックを実行したのでは(?)

・麗亜の飲み物にアルコールを出させたのは王司→麗亜のアリバイを無くすために客間で休むことをすすめた



以上が、僕の推理です



正直穴だらけの気もしますが、三日考えた結果、これが一番しっくりきたのでコレに決定





後は解答編の配信を待つだけです♪




ではこの辺で^^ノシ