4月21日(土)、22日(日)にさいたまスーパーアリーナで行われた「DGS VS MOB LIVE SURVIVE」のレポートをお届けします!
実に2年ぶりとなるDGSのイベントでしたが、変わらずそこにあるDGSらしさが存分に詰まった素晴らしいステージでした!
早速、イベントの模様を追っていきましょう!
※イベントから一週間が経ってしまったので、記憶違いの記述が発生する場合がございます。
雰囲気だけお楽しみいただければ幸いです。
さて、開演前の会場では、DGSに馴染みの深い(?)楽曲たちが流れていました。
簡単に言うと、ラジオで使用したことのある、出演者名義とはほとんど無縁な楽曲たちです。
進撃の巨人やラブライブ!など今までに流れていた楽曲などに加え、
近年の聖誕祭で小野さんが歌った妖怪ウォッチやワンピースの楽曲なども流れていました。
DGSのイベントでウィーアー!を聴くことができたのは何だか感慨深かったですね……。(フリ)
いざイベントが開演すると、こちらもお馴染みの前説が始まりました。
今回の勝敗をジャッジするという「ジャッジマン(八木橋くん)」がステージに登場し、
やってもいいこととやってはいけないことを白と黒で判定していきます。
「さでぃ☆すてぃっく」改め「サバイ棒」を手にしたジャッジマンは、
黒と判定するなりサンドバッグに勢いよく殴りかかるのでした。
しかしその途中で、ステージ上に大きなにゃーさんが迷い込みます。
ジャッジマンは苦渋の決断の末に黒と判定してにゃーさんを追い払おうとしますが、
にゃーさんに返り討ちにされて重傷を負ってしまうのでした。
そのまま救急車がやってきて担架で運ばれていくジャッジマン。
ジャッジマンは死ぬ間際にとある言葉を残します。
「勝敗の行方はDearなGirlでメスガソリンであるお前たちが決めてくれ」
こうして、ジャッジマンの死と引き換えに(?)イベントが始まるのでした……。
ここで「DGS VS MOB LIVE SURVIVE」のOP映像が流れます。
勝つのはDGSか?それともMOBか?
お馴染みとなったレニーハートちゃんの痺れるような声でタイトルが読み上げられ、とうとう開幕です。
この時の映像が本当に格好良かったので、是非BDでチェックしたいですね!
最初にステージに登場したのは、DGSの二人でした。
M01 ON the AIR
CDジャケットを彷彿とさせるような青空の背景を背負った神谷さんと小野さんは、白い衣装に包まれて爽やかさ全開でした。青空に飛行機雲でDGSという文字が描かれ、彼らが2年ぶりにさいたまスーパーアリーナに降り立ったことを実感させられました。予想通りの、期待通りのオープニングで本当に感謝しています。サビには簡単なフリが付いていて、ファンもすぐに真似していました。その一体感がDGSの持ち味だと改めて思いましたね。
M02 タイセツの鍵
まさかこんなに早く来るとは。イントロが流れてきた時はびっくりしましたが、聞けば聞くほど素敵な曲で、しかも全体的にとても可愛らしい振り付けだったので、もうメロメロでした。Cメロでダンサーと一緒になって横揺れしていたのも楽しそうでほっこりしました。早くBDで見返したいです!
早速オープニングの2曲を披露してくれたDGSの二人は、今回の生き残りをかけた戦いについて意気込みを語ります。
といっても完全に巻き込まれただけの二人ですから、どう戦っていくのかについて頭を悩ませているようです。
そこに突然、MOBの声が入り込みます。
「DGSの二人、お疲れちゃん。もう帰っていいよ。なぜならお前らは前座だから」
前座扱いされて憤る二人ですが、諸事情によりステージを明け渡すことにします。
もちろん正々堂々とパフォーマンスで勝負するためです。
いなくならなければ出てこられないということでは決してないのです。
ここでそもそもDGSとMOBが戦うことになった経緯を説明するための音声が流れます。
DearGirl~Stories~第559話(ブラッククリスマス事件)の音源です。
今年でデビュー5周年となったMOBは記念となる楽曲を作成していました。
それを兼ねてより親交のあったDGSの10月からの新テーマソングとして使わせてあげようと考えていたのです。
しかしDGSは10周年を期にテーマソングの新調を4月に変更していました。
そのためMOBの楽曲は使われることがなく、彼らのDGSに対する怒りが爆発したのです。
「全面対決だ!!!!!!」
DGSに対する恨みを晴らすべく、MOBの面々がレニーハートちゃんの紹介とともに登場します。
M03 Ace of Asia
MOBの開幕はデビューシングルとも言えるこの曲でした。武道館デビューとはやたら言いますが、MOBの本格的な始動はやはりこの曲からですよね。やる気が伝わってくるいいスタートだったと思います。
M04 Masochistic Over Beat
少しだけMCを挟んで、開幕の勢いそのままにMOBの代名詞とも言えるこの曲が流れ出しました。割と飽きていたので歌わないでほしかったのですが、この曲を歌わないと曲数が足りないので仕方ないですよね(笑) 初手じゃなくて良かったです(笑)
DGSとMOBがそれぞれ2曲ずつ披露し、いよいよ対決の時が始まります。
そう、楽曲やパフォーマンスだけでなく、色んなことで競っていこうということなのです。
まずは「ロックな生き様対決」。
MOBのメンバーはいつものようにHIRO-Cからの質問に答えを添えて自己紹介します。
土曜日はいかに自分がロックであるかを証明しながら。
日曜日はDGSを負かした暁に罰ゲームとしてやらせたいことを答えながら。
・HIRO-C → 神谷さんにLINEとTwitterをやらせる
・ONO-D → 小野さんにinstagramを毎日更新させる(SNOWの自撮り写真付き)
なぜ彼らがこんなにも自信満々なのか。
それもそのはず、MOBはDGSの二人に声が出なくなる薬の入ったドクターペッパーを渡していたのです。
これで俺たちの勝利は間違いないとほくそ笑むMOB。
ステージドリンクのドクターペッパーで自分たちの勝利に乾杯します。
すると、ONO-DとHIRO-Cが咳き込んで倒れてしまいます。
なんと二人のドクターペッパーはDGSの二人に渡したものだったのです。
バンドメンバーに後を任せると、二人は一目散に逃げ出していったのでした。
M05 Clothes Change Timing
残されたバンドメンバーはあの曲をやるしかない!ボーカルはメスガソリンであるお前らだ!と言って、この曲を演奏し始めました。DO-Sの煽りに乗せられながら、何度も何度も歌いました。全員が声を揃えると、満足したように帰っていきました。
入れ替わりでDGSの二人がステージに上がりました。
どうやらDGSの楽屋にドクターペッパー自体は置かれていたのですが、
MOBのステージドリンクをスタッフが間違えて置いたのだと勘違いして、
神谷さんがステージに置いておくように言ったのだそうです。
おかげで窮地を脱したことを知らない二人はイベントを次に進めます。
今度はDGSによる「ロックな生き様対決」。
明らかにMOBに有利な内容じゃないかと神谷さんが反駁しますが、
どうやら小野さんには考えがあるようです。
それは、神谷さんの聖誕祭をもう一度やること。
1月に誕生日を迎えた人の聖誕祭をやるのはかなりロックなことです。
神谷さんもイベントで誕生日をお祝いしてもらえる小野さんを羨ましいと思っていたので(?)ちょうどいいでしょう。
こうして、ポップアップから神谷浩史聖誕祭2018で使用されたコントローラーこと「ワンピース」が出てきました。
コマンドを入力することでこの世のすべてを動かすことができる代物です。
神谷さんが軽率にボタンを押すと、ステージ上でいきなり爆発が起こりました。
後にライブで使用するはずの特効を発動してしまい、小野さんは神谷さんに「ばか!」と連呼します。
とにかくMOBを召喚するコマンドを入力してほしいとのことでしたが、
収録前の流してはいけないトークが流出したり、
サブ作家の藤田くんとその友達が召喚されてゲッツをかまして帰っていくなど、
様々な仕掛けが発動されました。
とうとうMOBを召喚するコマンドに辿り着いた神谷さんでしたが、
バックステージ側に召喚されたMOBはどこか様子がおかしいようでした。
なんとボーカルの二人が謎のマスクを被っているのです。
声が出なくなる薬を飲んでしまった二人は、その成分を吸収するためにマスクをしていたのです。
DGSの二人はMOBのマスクを剥ぐため、トロッコに乗ってバックステージ側へと向かうのでした。
M06 Coin toss Drive
神谷さんと小野さんで挟み撃ちするようにして進んでいきました。私事で恐縮ですが、日曜日には事件が起こりました。私はアリーナの後方に座っていたのですが、神谷さんが目の前を通ったときに完璧な指差しファンサを貰ってしまったのです。よくあるファンサは周りの人もみんなが思っているよと言われてしまいますが、諸事情あって絶対に自分と連番者にファンサしてくれたと言い切れるのです。自分の心臓に突き刺さるようにして出された指に文字通り心を打ち抜かれ、放心状態へと陥ってしまいました。なので記憶がおぼろげになってしまっているのですが、ぼんやりと覚えている日だまりのような笑顔をずっと覚えておこうと思います。神谷さん、ありがとう。
いざ挟み撃ちしようとすると、神谷さんを4m級の巨人こと3Mが、小野さんをCHANKOが阻みます。
突撃するも簡単に丸め込まれ、お腹と股間に攻撃を食らってダウンしてしまいました。
その隙に逃げていくMOBのメンバーたち。
必死に追いかけますが、とうとう逃がしてしまうのでした。
ここでラジオ本編の映像を垂れ流すコーナーの前半戦が入ります。
・ゆるキャラ大運動会
・SNOWで自撮り
・アキラ100%
・ハイテンションDGS
前半戦は以上の映像が流れました。
M07 Dream GaS
ようやくMOBの復活です。イモータン横川がトロッコに乗ってガスを噴射しながらバックステージ側へと帰っていきました。バックステージ側にはお手伝いの伊藤くんも顔を真っ白に塗った状態で座っており、DGSイベントの異常性を感じましたね(笑)
歌い終わると、声が出なくなったことをDGSのせいにするMOB。
しかし懲りずに今度はルートビアにとある薬品を混ぜてきたようです。
さて、次なる対決は「アドリブ力対決」です。
MOBのメンバーがアドリブ力を試す質問に全力で答えていくコーナーです。
土曜日もなかなか面白かったですが、バンドメンバーにスポットライトが当たることが多かった気がします。
その点、日曜日は執拗なまでにHIRO-Cが答えさせられていて冷や冷やしました(笑)
何だかんだ言って、アドリブに弱いのは小野さんよりも神谷さんですからね。
土曜日は以下の質問が出されました。
・女の子にプレゼントすると喜ばれるものは? → ディズニーシーのチケット
・モテる男の条件は? → 青二プロに所属している高知出身の声優
日曜日は以下の質問が出されました。
・お金で買えないものは? → お金で買えないものはない
・どうして僕はモテないの? → ドクペが嫌いだから
・女の子の口説き文句を教えて? → 金はあるけど愛がないからお前の愛をくれ
特に印象に残っているのは女の子の口説き文句で、一人ずつ答えていきました。
ONO-Dが土佐弁で愛をささやくなど、みんなが堂々と口説き文句を答えていくなか、
どうしてもネタで逃げ切りたいHIRO-C(というかもはや神谷さんでした)。
「お前のこと……まいしてる」
「お前のこと……ないしてる」
と、変顔で場を収めようとするHIRO-Cですが、許されるはずもなくスポットライトが当たり続けます。
とうとうはぐらかすことを諦めたHIRO-C(というかHIRO-Cだったら余裕で言えるはずだしやっぱり神谷さんだったのでは)は、
「お前のこと……愛してる」
と、とんでもないイケボで言いました。
会場から喜びの悲鳴があがり、私も無事に死亡しました。
表情もかなりそういう雰囲気が出ていたので、早くBDを見て昇天したいものです。
大火傷を負ったHIRO-Cをよそに、次なる対決へと移行します。
その名も、「小野大輔聖誕祭対決」。
DGSが聖誕祭をやる前に俺らでやってしまおう、という意地悪から企画されました。
裸の姿で楽屋にいた小野大輔を拉致してきたMOBは、
Onozon.co.jpと書かれた箱に監禁して連れてきたのでした。
敵とはいえ小野大輔の誕生日を祝うために何ができるかと考えたのち、
会場からメスガソリンを探してきてプレゼントするという運びになりました。
バンドメンバーに任せてボーカルの二人は去っていきます。
そう、去っていったのです。
M08 熱愛S・O・S!
まさかのバンドメンバーによる歌唱でした。DO-S、3M、YAGI84の三人がトロッコに乗って歌いながら会場を回りました。CHANKOはステージでダンスを踊って場を盛り上げました。素人メンバーだけで1曲が成立するのは前代未聞なので本当に驚きましたね。
すべてのメスガソリンに「あとで楽屋に来い!」と告げて、彼らも去っていくのでした。
残されたOnozonの箱に気付かないフリをしながら入れ替わりで入ってきた神谷さん。
箱を開けてみると、ちゃんと服を着た小野さんが入っていました。
ようやく二人が揃うと、今度はDGSによる「アドリブ力対決」です。
ラジオと言えば、まさにアドリブの宝庫。
ということで、ここからDGSの公開録音が始まります。
ふつストのコーナーで「もしも神谷さんと小野さんが勝負したらどうなるか」というお便りが読まれ、
いくつかのお題をテーマにしてどちらが勝ちそうかをDearなGirlがジャッジしていくことになります。
が、すべてを思い出せないのでここは割愛します、ラジオで確かめて下さい(笑)
次のコーナーは「小野大輔聖誕祭対決」です。
DGS科学班が開発したスロットマシンを回して、出てきた人に祝ってもらえるというものです。
出てきた人(組み合わせ)は以下の通りです。
・小野大輔と3M(ONODMM.comカード2000円分のプレゼント)
・小野大輔とHIRO-C(ONODMM.comカード2000円分のプレゼント)
・ONO-Dと神谷浩史(ONODMM.comカード2000円分のプレゼント)
・小野大輔と神谷浩史
何度も入れ替わるので二人が大変そうでした、何がとは言いませんが(笑)
もう一度スロットマシンを回すと、なんとハツヨが出てきます。
MOVIE3の最後に言っていた「I'll be back.」を早くも回収したハツヨに笑いが止まりませんでした。
小野さんが高知を留守にしていることに憤るハツヨでしたが、
高知の魂は忘れていないと小野さんが強く訴えると、みんなであの曲を歌うことになります。
M09 よさこい節(UKロック ver.)
この曲がセットリストに入っていることに驚きが隠せませんでした(笑)
歌い上げるとハツヨに認められて、ONODMM.comカード2000円分がプレゼントされました。
また、誕生日ケーキがポップアップから出てきて、みんなでハッピーバースデーを歌いました。
嬉しそうな小野さんにほっこりしましたね。
ハツヨは「ほどほどにな」と耳打ちすると、またしても「I'll be back.」と言って去っていきました。
またいつか会える日が来るのかもしれませんね(笑)
気を取り直して最後にスロットマシンを回すと、DGSとMOBの組み合わせになりました。
しかしそこに現れたのは子供の姿になってしまったMOB。
なんと、ルートビアに混ぜていた薬品とは、小さくなってしまう薬だったのです。
楽屋でメスガソリンと盛り上がっていたMOBのメンバーはルートビアを飲んでしまったのでした。
身体は子供でも中身はMOBだと言い張り、次の曲を高らかに歌い上げました。
M10 Dear Girlは眠らない(MOB ver.)
正直、何を見せられているんだろうとは思いましたね。子供たちはとても可愛かったですが、この子たちを見に来たわけではやっぱりないので。フルサイズで歌われたらどうしようかと思いましたが、一番で終わってくれたのでそこはほっとしました。
曲の途中で薬の効果が切れ、身体の大きさが元に戻ってしまうMOB。
当然ながら服が破れて全裸になってしまいます。
堂々と出て行こうとするONO-Dを引き止めて、暗闇の中を退散するMOBなのでした。
ここでラジオ本編の映像を垂れ流すコーナーの後半戦が入ります。
・カレーうどん専用白Tシャツ
・身体のパーツ大運動会
・意外な才能探し
後半戦は以上の映像が流れました。
M11 この歌がとぎれないように
待ってました!と言いたくなるような選曲でした。DGSEXPOでは歌いませんでしたからね。二人の歌声の調子がとても良くて、ハモりがいつも以上に綺麗でとても感動しました。しかし、映像ではしっかりと歌っていましたし、歌声も音源ではなかったのですが、明らかに本人たちはステージ上にいませんでしたよね。日曜日はステージと映像をしっかりと見比べていたのですが、所作もぴったり同じだったので、どのような仕掛けで次の曲に移行できたのかは結局分かりませんでした。BDを見たら分かるでしょうか。やっぱりホログラムなのでしょうかね。
M12 My Dear Girl!
土曜日は本当に驚きました。メインステージにいるとばかり思っていた神谷さんと小野さんがバックステージ側から現れたのですから。本当にDGSとMOBが別人なのではないかと錯覚させられるような見事な演出でした。
M13 Dangerous Groove Six
ここの入れ替わりも凄かったです。ダンサーに囲まれて見えなくなった神谷さんと小野さんを一瞬で落とし、早着替えですぐにONO-DとHIRO-Cがポップアップから上がってきたのですから。ここは本当に興奮しましたね。
ここでMOBのMCが入ります。
なんと次の曲で最後なのだそうです(土曜日はちょっと騙されかけました)。
この5年間、晴れの日も雨の日も、雪の日も嵐の日も、ひた走ってきたというMOB。
それもこれも、メスガソリンたちがいたからです。
最後の曲では、すべてのエキスを注いでほしいと全力で叫んでいました。
M14 Mighty Heart
MOBの曲ってそんなに刺さらないんですが、この曲はとにかくWow wowできて楽しいので好きです。まさにオーラス感のある雰囲気に包まれて、間違いなく最高潮の瞬間を迎えました。
歌い終わるとライブが本当に終わったかのようにファンに挨拶をし始めました。
その最中にいつの間にかボーカルの二人がビジョンに映るだけの存在になっていて、
バンドメンバーとの会話がややちぐはぐになっていたのが面白かったですね。
最後に捌けるときもこれ以上は自分の足で進みたくない(進めない)からと、
バンドメンバーにビジョンごと押されて退場していきました。
やたら「ばいばーい!」「早く帰れよ!」と言われましたね(笑)
M15 Prime Haven
当然これで終わるわけもなく、DGSの曲が流れ出しました。ダンサーと作り上げた非常に格好良いステージで見入ってしまいました。土曜日はDGSの出番がまだ残っていたことにかなりほっとしましたね。
しかし今度はDGSにまで次で最後の曲だと言われてしまいます。
今日のイベントについて感想を述べる小野さんと神谷さん。
小野さんはDGSEXPOで話していたことの延長線上にあるものでした。
人と目を合わせることすら覚束なかった自分がDGSに関わることで、
いつしか収録に通うのが楽しみになっていたそうです。
それもこれも神谷さんのおかげだと言います。
これからも12年、13年、14年、未来永劫よろしくと、
嫌だと言われても離れはしないんだと、
そういう趣旨の話をしてくれました。
DearなGirlとしては小野さんのぶっこみにはいつも涙腺が緩ませられます。
しかし今回ばかりは神谷さんも負けていませんでした。
神谷さんは思い出は無敵だという話をしました。
思い出が裏切ることはないけれど、生きている今の自分たちが裏切ることはあるかもしれないから。
思い出に勝つには、すべてのファンを満足させられるように素晴らしいステージを作り上げるしかないと言います。
そんな、すべてのファンが満足できるイベントであること。
これがDGSの、そして神谷さん自身の理想なのだそうです。
そんなわがままとも言えるような理想を神谷さんが押しつけたいと思ってしまうのは、DGSだけなのだそうです。
他のコンテンツではこういうことは思わないのだそうです。
ここまで踏み込んだことを言われたのは日曜日だけだったのですが、
神谷さんがDGSを何よりも特別に思ってくれているという事実に涙があふれました。
諸事情あって、私自身もDGSにすがっているからです(他のブログを読めば分かると思います)。
神谷さんがDGSだけを特別に思ってくれているなら、私もDGSだけを特別に思っていよう。
自分の気持ちが肯定された気がして、嬉しくて涙が止まりませんでした。
ただ、裏切るようなことが特にあったわけでもないDGSで、どうしてこんな話をしたのか。
本当のところは分かりませんが、神谷さんも居場所をなくしているのかな、なんて勝手なことを思いました。
本当に勝手な空想なんですけど、そんなことを思いました。
M16 トケイとテガミ
曲の流れ出しとともに、過去の写真や映像が流れました。あまりにも懐かしすぎて、胸がじーんとしっぱなしでした。二番のサビからは新録の映像で、神谷さんと小野さんがそれぞれに手紙を書き綴っていました。ステージ上でそれを交換すると、最後のサビでお互いの手紙を胸に寄せて歌い上げました。最も聴きたかった曲をトリで歌ってくれたこと、しかも最高の演出を付けてくれたこと、DGSには本当に感謝しかありません。どんなことがあっても、DGSがファンを裏切ることは絶対にないでしょう。ファンを何よりも大事にしてくれるDGSに、私は一生ついていきます。
鳴り止まないアンコールの声を遮って現れたのは、ジャッジマンjr.(藤田くん)でした。
冒頭で死んだジャッジマン(八木橋くん)に代わって勝敗をジャッジするのだそうです。
DGSの得点は999点。
それに対し、MOBの得点は――100000点でした。
ジャッジマンjr.はMOBに買収されて、牛の角を奢ってもらうことを条件にMOBを勝たせたのです。
土曜日はこのままMOBが勝利しました。
しかし日曜日は反対の声が鳴り止みませんでした。
そこに救世主のように現れたのはジャッジマン(八木橋くん)。
復活を遂げたジャッジマンは、ジャッジマンjr.の判定は間違っていると指摘します。
MOBの本当の得点は――998点でした。
こうしてDGSは勝利を掴んだのです。
アンコールに登場するのは勝利したチームだけです。
メスガソリンではなく一途なDearなGirlである私は土曜日こそ不満たらたらでしたが(笑)、
日曜日は再び神谷さんと小野さんに会えて嬉しかったですね。
というわけで、土曜日はMOBがアンコールを務めました。
ここで何とも言い難い事件が起こります。
書き残すか迷いましたが、神谷さんの沽券を守るために書いておこうと思います。
白文字にしておきますので、見たい人だけ反転して下さい。
きっかけは些細なことでした。
HIRO-Cが日曜日の公演のためにネタバレは控えてほしいと言ったのです。
この発言自体は神谷さんがどんなイベントでも仰っていることでした。
しかしその日はどうしても守ってほしかったのか、
「守れないやつなんていないよな?」と言ったのです。
その時にすかさず声を上げて認知を貰おうとした馬鹿がいて、
「守れる人ー!」「守れない人ー!」という意味のないコール&レスポンスが始まってしまいました。
何度やっても「守れない人ー!」に声を上げる馬鹿がいたので、
痺れを切らしたHIRO-Cは「次に声を上げたらもう明日やらないから」ときつめに言いました。
そこまで言われたらどんなに馬鹿でも本当のファンなら口を閉ざすものでしょう。
しかしたった一人だけ、声を上げた馬鹿がいたのです。
会場の空気は一気に険悪になり、HIRO-Cはステージを去ろうとしました。
(このときマイクを捨てたという証言が広がっていますが、私は記憶にないです)
他のメンバーに引き止められて思いとどまるHIRO-Cでしたが、
その表情は怒りに満ちていて、「お前、ファンじゃねえな」と低い声で言いました。
HIRO-C(というか神谷さん)、相当怒っていたと思います。
たった一人の欲望のせいでみんなが嫌な思いをしたんだから、普通のことじゃないでしょうか。
しかもHIRO-Cというキャラクターの皮を被った状態でしたし。
それを、神谷浩史がマイクを捨てただの、暴言を吐いただのと、
その場にいなかった人たちにぐちぐち言われるのは非常に気分が悪いです。
私はHIRO-C本人がああ言ってくれたことで少しすっきりしましたよ。
仮に神谷さんと捉えるにしても、DGSに押しつけたいと思ってしまう理想のことを考えれば、
その会場にいたすべてのファンに嫌な思いをさせた人に対して怒りを持つのも当然のことです。
分からない人は分からなくて結構ですが、一部だけ切り出して叩くのは頭の悪い行為なのでやめたほうがいいですよ。
お目汚し、失礼しました。
M17 Say Your Name!~Dear Girl~/Say Your Name!~Dear Girl~(MOB ver.)
土曜日はMOBバージョン、日曜日は本家でした。日曜日は二番のサビで肩を組んでくれたので、より印象深いですね。
DearGirlやメスガソリンに最後の挨拶をして去っていくと、DGSお馴染みのフォトムービーが流れ出しました。
土曜日は「Mighty Heart」に、日曜日は「タイセツの鍵」に乗せていました。
実はいつもこの瞬間が最も涙腺にきたりします。
DGSEXPOの時もここで泣きました。
神谷さんの言う通り、思い出は無敵なんですよね。
でもDGSはそんな無敵な思い出を積み重ねてくれますから、何の心配もしていないんですよ。
これからもありきたりを積み重ねていきましょう!
これで終演かと思いきや。
DGS名物、自動アンコールによってWアンコールが待っていることが明かされました。
デジャブだなあと思っていると、やっぱりWアンコールマンが登場しました。
しかも今回は勢揃い。
なんと、アンコール星が争いによって消滅してしまい、生き残りは彼らだけになってしまったのだとか。
そんな彼らから非常に大切な言葉を授かりました。
「争いからは何も生まれない」
DGSだろうがMOBだろうがどっちでもいいじゃないか!という結論に達して、
ようやくひとつの平和を手にした彼らはあの曲を歌うのでした。
M18 ウィーアー!
いやもう最高でした。冒頭でも書きましたけど、DGSでワンピースを扱ってくれるのは非常に感慨深いものがあるんですよね、個人的に。まさか神谷さんと小野さんの歌唱でウィーアー!が聴けるなんて。もはや何のイベントか分かりませんが、選曲は最高でした。ありがとうございました。
こうして最後にみんなが一つになると、Wアンコールマンたちは帰っていきました。
去り方もアラバスタ編のラストを思い起こさせるポーズでほんと笑いました。
これで本当の本当に終わりです(笑)
DGSのことがもっともっともーっと好きになるイベントでした。
またいつか、気が向いたらでいいので、是非イベントをやって下さいね。
私もDGSだけで生きていけるように頑張りますから。