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STAR ROAD

ライブやイベント等を記録するためのブログです。

3月10日(土)、11日(日)に横浜アリーナで行われたキラフェス2018のレポートをお届けします。

 

まずはセットリストから確認しましょう。見づらいのはデフォルトです。

 

 

 

☆キラフェス2018セットリスト☆

M01 ENTER THE NEW WORLD!(入野自由)

M02 HIGH FIVE(入野自由)

M03 FREEDOM(入野自由)

M04 innocence(吉野裕行)

M05 空耳クリスタル(吉野裕行)

M06 ENCOUNTER(吉野裕行)

M07 原点回帰Ready Set Go!(Trignal)

M08 ローリンローリン(Trignal)

M09 DIAMOND BEAT(柿原徹也)

M10 MOVING(柿原徹也)

M11 イズムリズム(神谷浩史)

M12 神様コネクション(神谷浩史)

M13 TRISING!(浪川大輔)

M14 世々ノ道(浪川大輔)

M15 Melty Halloween(岡本信彦)

M16 きっと きっと(岡本信彦)

M17 踊れアラビアンナイト(岡本信彦)

~MC~

M18 ハジマリノソラ(SparQlew)

~MC~

M19 ノーウェイバット(Uncle Bomb)

M20 哭くな吠えるな彷徨うな(Uncle Bomb)

M21 TouriStar(KAmiYU)

M22 マンジ・ガンザナイト(KAmiYU)

M23 光を(ノブグナル)

M24 Supernova(柿原徹也)

M25 トコナツウェーブ(柿原徹也)

M26 さよなら(吉野裕行)

M27 ねじれた夜(吉野裕行)

M28 MISSION(Trignal)

M29 天使と悪魔(Trignal)

M30 Love holic(Trignal)

M31 涙の水面(入野自由)

M32 FrameとEdgeと、その向こう側(入野自由)

M33 Knight's Courage(岡本信彦)

M34 Love Labyrinth(岡本信彦)

M35 ごめんね、ありがとう。(柿原徹也)

M36 君はどう思ってるの(柿原徹也)

M37 大吉中吉小吉(神谷浩史)

M38 シリカゲル(神谷浩史)

M39 当たり前なんかない(神谷浩史)

M40 リアルタイム(浪川大輔)

M41 空色追想歌(浪川大輔)

M42 暁(浪川大輔)

~アンコール~

M43 Tic Tac Anniversary(ノブグナル)

M44 ESCOLTA(Trignal)

M45 咲いちゃいな(柿原徹也)

M46 Love Express(SparQlew)

M47 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)

M48 VERSUS(ジャンボ組)

M49 Crazy Love(入野自由)

M50 最最強(岡本信彦)

M51 ファンキー☆ジャングル(浪川大輔)

M52 HA-RE? GO!(神谷浩史)

~MC~

M53 EVER DREAM(re Kiramune☆All Stars)

M54 Get Together!(re Kiramune☆All Stars)

M55 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)

 

 

 

実に55曲、5時間の公演でした。

 

昨年より人数が大幅に増えたのにも関わらず、

 

4曲しか増えていないのはどういうことなのでしょうね。

 

ユニット曲はどれも楽しかったですが、

 

ひとりの曲数が減ってしまうのは悲しいものです。

 

 

 

注意! 当ブログでは新メンバーを一切受け入れておりません。

      そういう視点での感想になりますので、

      新メンバーのファンの方はどうぞお帰り下さい。

      当ブログによって気分を害することになっても、

      こちらでは一切の責任を負いません。

 

 

 

それでは、曲ごとの感想を述べていきます。

 

 

 

M01 ENTER THE NEW WORLD!(入野自由)

 

今年のトップバッターは入野さんでした。半年間の留学から帰ってきて二年ぶりのキラフェスでしたが、誰よりもアーティストと呼ぶに相応しいパフォーマンスで魅了してくれました。最初はサングラスをかけたまま登場しましたが、曲の途中でさっと外していました。ソロライブの時とは違ってバリバリに踊っていたのが印象的でしたね。ノリノリな曲なのでいきなりめちゃくちゃ楽しかったです。

 

M02 HIGH FIVE(入野自由)

 

会場が一気にヒートアップしていきました。ソロライブの時が楽しすぎたので絶対に歌ってほしいと思っていたのですが、やっぱりみんなでパンパンするのは最高に楽しいですね。ずっとクラップしていたかったくらいです。

 

M03 FREEDOM(入野自由)

 

ここでまさかの新曲でした。タイトルを聞いた瞬間はご機嫌ソングかな?と勝手に勘違いしてしまいましたが、実は非常にアーティスティックな雰囲気を醸し出した大人っぽい曲でした。ダンサーをふたりだけ引き連れてしなやかに踊っているのが印象的でしたね。この曲は入野さんにしか歌えないワールドだな、と感じさせられました。

 

M04 innocence(吉野裕行)

 

実は私が事前にトップバッターの予想をしていた曲であります。外れはしましたが、やっぱり始まりのイメージは合っていたようですね。みんなでウォーウォーしたときの一体感がすごく好きです。あと、イントロでぴょんぴょん跳ねていた吉野さんが可愛かったです。

 

M05 空耳クリスタル(吉野裕行)

 

意外な選曲だな、と思いました。ピンクに染まる会場の中でクリスタルのような水色のペンライトがちらほら輝いていたのが綺麗でした。

 

M06 ENCOUNTER(吉野裕行)

 

疾走感があってアルバムの中でも好きなほうだったので嬉しかったですね。

 

M07 原点回帰Ready Set Go!(Trignal)

 

トロッコで会場中をぐるぐる回りながらの歌唱でした。Trignalらしいコール曲で、やっぱり元気系の曲は好きだなと思いました。

 

M08 ローリンローリン(Trignal)

 

非常に可愛らしい振り付けがついていました。そんなに難しいものではないので、ファンにも真似してほしいのかもしれないですね。ただ足踏みをしているだけなのですが、すごく愛らしく見えましたね。

 

M09 DIAMOND BEAT(柿原徹也)

 

いきなり会場がクラブハウスのようになりました。この曲ではふんだんにレーザーが使われており、特に下から見上げると視界がすごいことになっていて、非常に格好よかったです。

 

M10 MOVING(柿原徹也)

 

正直歌わないと思っていたので嬉しかったですね。合いの手を入れるのが楽しかったです。

 

M11 イズムリズム(神谷浩史)

 

まさかの二年連続でイズムリズムでした。映像を見まくったおかげで振り付けが完璧に分かっていたので去年よりは大丈夫でしたが、それでも初日は突然のイントロに頭を抱えました。去年と違ったのはやたらカメラが股間を映そうとしていたところですかね。流石にやりすぎといったところでした。また、最後のサビ前のところで女性の影がビジョンに映し出されましたが、そういうのも狙いすぎててちょっと引きましたね。ダンス自体はさらに過激になっていて良かったと思います。

 

M12 神様コネクション(神谷浩史)

 

ファンミ静岡で一度聞いていたのでそこまで上がりませんでしたが、代わりに初めて振り付けがついていたのでダンスをまじまじと見ておりました。既存曲で言えば「START AGAIN」に近いような手振りの多いダンスで、前よりはこの曲を好きになりましたね。間奏で軽いヘドバンのようなことをしていたのですが、そのおかげで良い感じに髪が乱れていてより格好よく見えました。

 

M13 TRISING!(浪川大輔)

 

初めて聴いたときから絶対に格好いいだろうなと思っていましたが、今年も激しいダンスに挑戦してくれました。たぶんMVのダンスと同じものだと思います。実はもともとロック調の曲を好いていなかったのですが、浪川さんのおかげでむしろ好きになりました。ネタ曲もいいですが、こっちの路線で突き進んでいってほしいなと思いますね。

 

M14 世々ノ道(浪川大輔)

 

マイクスタンドを持ち出して、いつもの格好いい浪川さん全開でした。最後のサビ前では急に音が止まり、びっくりしていたら浪川さんの前に炎が燃え盛りました。いつもの噴射される炎ではなく、ずっとメラメラと燃え続けているような感じの炎でした。

 

M15 Melty Halloween(岡本信彦)

 

岡本さんはおばけを模した白い布を被って登場しました。曲が始まると白い布を取り去って歌い出しました。MVと同じダンスを踊っていましたが、至近距離で見ることができたので、あまりの可愛さにびっくりしてしまいました。個人的にすごく刺さっている曲だったので目の前で見れたのは嬉しかったですね。

 

M16 きっと きっと(岡本信彦)

 

トロッコでバックステージからメインステージへと移動しながらの歌唱でした。コールが楽しかったです。

 

M17 踊れアラビアンナイト(岡本信彦)

 

ソロライブでも披露したダンスを全力で踊ってくれました。最後には残りの8人も出てきてみんなでウーハーしました。

 

~MC~

 

もしも9人の中で新しいユニットを組むなら、というテーマで話していました。血液型でユニットを組んでみたり、野球チームに例えたらどうなるかと考えてみたり、なかなか面白かったです。一番のツボはKAmiYUのふたりがマッサージに行った話ですかね。ふたりだけっていうのがユニット感があってなんか嬉しかったです。しかし彼らだけで話すのはこれで最後かと思うと悲しみもこみ上げていました。

 

M18 ハジマリノソラ(SparQlew)

 

土曜日は出てきた瞬間にペンライトを消し、座って寝ました。推しがいたらどうしようかと思いましたが、幸いステージからいなくなってくれました。おかげでぐっすり眠れましたね。日曜日はタイミングが分かっていたのでトイレに行きました。私が行ったトイレには10人くらい集まっていましたね。キラフェス中にトイレに行くなんて初めての経験なので、色々な発見があってちょっと面白かったです。

 

M19 ノーウェイバット(Uncle Bomb)

 

ここから怒涛のユニットパートが始まります。去年はユニットやジョイントの年でしたので、歌わないわけにはいかなかったのでしょうね。アンボムは刺さる曲と刺さらない曲が両極端なのですが、この曲は楽しくて好きです。

 

M20 哭くな吠えるな彷徨うな(Uncle Bomb)

 

こっちは残念ながら刺さらない曲のほうですね。意外な選曲に驚きました。ダンサーの表現力にかかっているような演出でした。

 

M21 TouriStar(KAmiYU)

 

まさか歌ってくれるなんて。初日は自分の目の前でいきなりKAmiYUが歌い出したので余計に嬉しかったです。ペアルックの衣装がとても可愛くて、心を打ち抜かれました。欲を言えば別の曲がよかったですが、イベントが決まってくれたのでもう何でもいいです。全力でペンライトを振ったので腕が破壊されましたが、ファンミ横浜を思い出して幸せな気持ちになりました。

 

M22 マンジ・ガンザナイト(KAmiYU)

 

何が来るかと思えばまさかまさかの新曲でした。しかもタイトルからは想像できないほどのキャッチーな良い曲。ダンスがとても可愛くて、特にふたりが背中を合わせるような振り付けはユニット感があふれ出していて最高でした。最後には大きな風船が出てきて、ふたりの頭上で割れるとキラキラが舞い降りてきました。喜んでいるふたりがずっと可愛かったです。またイベントで絶対に聴きたいと思います。チケット戦争まじで頑張るぞ。

 

M23 光を(ノブグナル)

 

唐突に壮大なミュージカルが始まりました。私はノブグナルには参加しなかったので、ここで見ることができたのは嬉しかったですね。初めて曲を聴いたときは相当なネタ曲だと思いましたが、ステージで見ると非常に映えますね。いかにも声優の歌だという感じがありますし、コラボだからこそできる素晴らしいステージでした。衣装も良かったですね。

 

M24 Supernova(柿原徹也)

 

ユニットパートが終わって柿原さんのターンです。意外にもキラフェスで歌われるのは初でした。この曲でもファンミ横浜を思い出しましたね。

 

M25 トコナツウェーブ(柿原徹也)

 

季節はずれのトコナツウェーブです。でもコールが楽しいので全然問題ありません。例の振り付けを柿原さんが時折踊っているのが可愛かったです。

 

M26 さよなら(吉野裕行)

 

実はものすごく聴きたかった曲です。この曲の歌詞を聴いていると、どうしても自分とKiramuneのことを考えて泣いてしまうのです。今までの記憶は全部楽しかったはずなのに、楽しかったから応援していたはずなのに、新メンバーが発表されてからそのすべてを否定してしまう自分がいて、いっそ好きになんてならなければ良かったと思ってしまう自分がいて、ずっとつらい思いをしてきました。しかしこの曲を聴くとその思いが少しだけ浄化されるのです。楽しかった思い出は楽しかったままなんだと、消えるわけじゃないんだと思えるようになるのです。だからこの曲をキラフェスで聴くことができて本当に良かったです。ただし、壊れかけているのは事実で、歌詞の通りにもうペンを離したほうがいいんだろうなとは常々思っています。

 

M27 ねじれた夜(吉野裕行)

 

吉野さんの本編最後の曲です。今年はユニットパートがあったせいで、まさかこれで出番が終わってしまうとは思いませんでした。映像がセピア色になっていてひと昔前の曲のようでした。

 

M28 MISSION(Trignal)

 

選曲が謎でした。この曲はキラフェスで歌われるのがなんと3回目なんですよね。一番までは踊りませんでしたし、別の曲でも良かったんじゃないかと思いました。

 

M29 天使と悪魔(Trignal)

 

岡本さんが作詞したというこの曲ですが、疾走感があってペンライトを振るのが楽しかったです。

 

M30 Love holic(Trignal)

 

簡単な振り付けがついていました。可愛さと大人っぽさを兼ね備えたような不思議な曲ですね。

 

M31 涙の水面(入野自由)

 

ここで満を持して入野さんのバラードです。ビジョンに雫がこぼれ落ちて波紋が広がっていくような演出が綺麗でした。

 

M32 FrameとEdgeと、その向こう側(入野自由)

 

最高でした。ソロライブの時の盛り上がりには敵いませんが、入野さんの歌声に重なるようにコーラスを歌い続けるのが本当に楽しくて、歌ってくれて本当にありがとうと思いました。

 

M33 Knight's Courage(岡本信彦)

 

岡本さんのダンスパートです。アニバーサリーライブではまともに見れなかったのでまじまじと見させてもらいました。こちらも非常に格好いいと思いましたが……。

 

M34 Love Labyrinth(岡本信彦)

 

こちらのダンスのほうが数倍すごくて記憶に残りましたね。ダンサーとまったく同じ動きで、しかもかなり難しそうなダンスをこなしていく岡本さんの成長に目を見張りました。毎年言っていますが、誰よりもダンスが進化したのは岡本さんで間違いないです。

 

M35 ごめんね、ありがとう。(柿原徹也)

 

非常に聴きたい曲だったので歌ってくれて嬉しかったです。しかも目の前でしっとりと歌い上げてくれました。

 

M36 君はどう思ってるの(柿原徹也)

 

佐伯さんの楽曲メドレーみたいになっていましたね。「ほらね」でファンの嬉しい悲鳴があがっていましたよ。

 

M37 大吉中吉小吉(神谷浩史)

 

変顔祭りみたいになっていました。推しですが楽曲が好きじゃなさすぎて、ひたすら歌っている神谷さんの顔を見ていました。中吉のときの顔が可愛かったです。ダンスも踊っていましたがあんまり印象には残りませんでしたね。最後におみくじを引くのですが、土曜日は大吉を引けたものの日曜日は大凶を引いていましたよ(笑)

 

M38 シリカゲル(神谷浩史)

 

萎えました。どの既存曲が来るかとわくわくしていたのに、よりによってソロライブでも歌いまくっているこの曲だったからです。曲が嫌いなわけではなく、同じ曲ばかり歌うことに悲しみを覚えました。

 

M39 当たり前なんかない(神谷浩史)

 

それで最後が「当たり前」と合計19回も言うこの曲ですからね。つまらなすぎて推しなのに土曜日は座ってしまいました。最後の丁寧なお辞儀は良かったです。

 

M40 リアルタイム(浪川大輔)

 

目の前で歌ってくれました。曲自体もキャッチーですし、ややコールが入っているので非常に楽しかったです。

 

M41 空色追想歌(浪川大輔)

 

最高でした。浪川さんがいかに野音での時間を大切にしているのかを教えてくれるような選曲でした。全力でペンライトを振って楽しみましたよ。後ろのビジョンには様々な空が映し出されていました。

 

M42 暁(浪川大輔)

 

今年のトリは浪川さんでした。浪川さんはみんなの声援が本当に励みになっていて、それを少しでもみんなに返せるように、少しでもみんなが元気になれるように、そのキッカケになりたいんだと話していました。その話を聞いてから最後の曲が「暁」だと知ると、去年のツアーでしてくれた話を思い出しました。「暁」は浪川さんにとっては歌うのが難しい曲で、本当はキーを下げるかと提案されていたのだそうです。しかし全力で歌う姿を見て何かを感じてもらいたいと思った浪川さんがキーを下げることはありませんでした。そんな「暁」をキラフェスのトリで歌うということ。去年のツアーを回った人たちは感無量だったと思います。たった2公演しか行かなかった私ですら感無量でした。頑張れと思うこと自体がおこがましいですが、そんな気持ちを込めながら全力でコールしました。過去のキラフェスに勝るとも劣らない素晴らしいトリだったと思います。浪川さん、ありがとうございました。

 

~アンコール~

 

M43 Tic Tac Anniversary(ノブグナル)

 

アンコールはまさかのノブグナルから始まりました。「光を」を歌ったことでこっちの曲は聞けないだろうと思っていたので嬉しかったですね。振り付けがとても可愛くて、見れて本当に良かったと思いました。

 

M44 ESCOLTA(Trignal)

 

最後のサビ前に女装した浪川さんが出てきました。土曜日は代永さんを、日曜日は木村さんを選んでカップルのように絡んでいました。浪川さんも可愛らしいダンスを一緒に踊っていたのですが、ひとりだけ動きがゴリゴリで笑いが止まりませんでした。メンバーのみんなが楽しそうで何よりです(笑)

 

M45 咲いちゃいな(柿原徹也)

 

何回目だよって感じでした。しかも途中から新メンバーの2人が出てきて、ファンとやるから素敵なはずのコール&レスポンスを新メンバーとやり始めたので、無理すぎて座りました。既存メンバーとさえ絡んでこなければ見ないフリでやっていけそうだったのに、このあたりからつらさが楽しさを上回り始めました。

 

M46 Love Express(SparQlew)

 

当然のように寝てました。でも下手したら推しが出てきてしまうかもしれないので内心怖かったです。出てきたのは柿原さんと吉野さんで、申し訳ないけど神谷さんじゃなくてよかったと心の底から思いました。

 

M47 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)

 

最後のサビで江口さんと木村さんが出てきました。一緒に踊っていましたが、テンポが早くてリズムを合わせるのがなかなか大変そうでした。

 

M48 VERSUS(ジャンボ組)

 

まさか歌ってくれるとは。ライブビューイングで一度しか聞けなかった私としては、ようやくメロディを覚えることができて嬉しいです。後ろのビジョンには三人のキラキャラが追い抜いたり抜かれたりを繰り返しているような可愛い映像が流れていました。照明も歌っている人のカラーにその都度なっていて、ただのコラボというよりもそれぞれがしっかりと確立しているような印象を受けました。

 

M49 Crazy Love(入野自由)

 

アンコールに来そうと思っていたら本当に来てちょっと笑いました。最後のサビで岡本さんと代永さんが出てきて可愛らしく投げキッスをしました。しかもその後、入野さんもそっけない感じで投げキッスをしていました。珍しかったのですごく萌えました。

 

M50 最最強(岡本信彦)

 

最高に楽しかったです。コールしまくったのもそうですが、なんと最後のサビで入野さんと神谷さんが出てきて、三人でいわゆるヲタ芸を始めたのです。私はいったい何を見せられているんだろうと思いました。真剣にヲタ芸をしている推しの姿なんてもう二度と見ることはないと思うので衝撃でした。ずっとKAmiYUで行動させられてることには苦笑しましたが、まあ嬉しかったです。

 

M51 ファンキー☆ジャングル(浪川大輔)

 

すごいステージでした。歌詞もそうですが振り付けも相当ゴリラでした。ファンもウホウホ言わされているし、まさに異空間でした。めちゃくちゃ楽しかったですが、最後に出てきたのが新メンバー3人だったのでそっと座りました。

 

M52 HA-RE? GO!(神谷浩史)

 

アンコールのトリをいただけて非常に嬉しかったのですが、選曲は微妙でした(笑) ちょうど私の目の前に現れたので「1番星」とか来ないかなあと思っていたんですが、そう上手くはいきませんね。でも最後の最後で目の前に来てくれたのは本当に嬉しかったですし、ちょっと運命を感じました。最後はすべてのメンバーが出てきて、みんなで「ハーレーゴー」ってなってました。別にコール曲ってほどでもないのに何でこれだったんですかね。

 

~MC~

 

メンバーがひとりずつ感想を述べながら告知をしました。実はここが結構つらかったです。特に初日はみんながみんな新メンバーの話しかしなくて、他に話すことないの?と思ってしまいました。しかし二日目はもういいやと思ったのか分かりませんが、神谷さんが一切触れていなかったので喜びを噛みしめていました。もう神谷さんが絡まなければ何でもいいです。KAmiYUが楽しみ。

 

M53 EVER DREAM(re Kiramune☆All Stars)

 

M54 Get Together!(re Kiramune☆All Stars)

 

なんと2曲続けてスタンドを練り歩きながら歌いました。初日はアリーナ席だったので10分間ずっとつまらない感じでした。二日目はスタンド席だった上、練り歩く通路の最前だったのですべてのメンバーが目の前を通り過ぎていきました。久しぶりの接近だったので流石にドキドキしましたが、二日目は収録が入っているので映ってしまうかもしれないという恐怖とも戦っていました。フリー素材になりたくないです。

 

M55 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)

 

この曲が最後にして最大の地雷でした。新メンバーが加わることによって、今まで円になって目を合わせながら歌っていたはずの冒頭パートが、汚い半円に成り果てていました。しかも冒頭パートが終わったらバラバラになるのかと思いきや、神谷さんだけ新メンバーの5人と一緒にメインステージの浮島みたいなところに幽閉されました。自分から絡みにいくことをほとんどしなかった神谷さんを無理矢理抱き合わせてきたことに強い嫌悪感を抱き、いっそう運営が嫌いになりました。救いだったのは神谷さんがそんな状態でもほとんど絡まなかったことで、他のメンバーだったら肩でも組んでいただろうに、その時に肩を組むことはなかったです。それどころか二日目は浮島の端に寄ってくれたので、ビジョンに抜かれたときも背景に新メンバーがいることは少なかったです。まあいくら推しとはいえど本人がどういう気持ちだったのかは分かりませんが、何となくそういうことだったらいいなと思っています。それだけで私は救われましたし、次のキラフェスに参加する勇気を持つことができますから。そんなこんなで二日目は神谷さんに対する信頼感がうなぎのぼりになって終わったのですが、悲惨だったのは初日でした。最後の最後で新メンバーが目の前に来てしまったのです。しかもトロッコに乗ったまま目の前を動かない。彼らに視界を遮られて、神谷さんどころか他の既存メンバーすら見ることが叶いませんでした。つらすぎてずっと下を向いていました。近すぎて彼らからも私が見えるでしょうから、もしかしたら傷つけてしまったかもしれませんが、私も傷ついているんです。邪魔しているわけではないので見ないフリくらいはさせて下さい。こういった経緯で初日は終演後に泣きました。ファンミ静岡のときみたいに苦しくて悲しくて泣きました。これから毎年泣くことになるのでしょうかね。つらいです。

 

最後にすべてのメンバーがメインステージから捌けていく時、既存メンバーと新メンバーがひとりずつ抱き合って帰っていったのが本当に気持ち悪いと思いました。もっと純粋に売り出してくれれば応援こそしなくてもここまでの嫌悪感を持つこともなかったんじゃないでしょうか。既存メンバーに頼らないとやっていけないようなことを始めた運営に改めて怒りを感じます。しかし加入が若い順番で帰っていったので、神谷さんの相手は入野さんでした。最初から最後までKAmiYUって感じでその瞬間はほっこりしましたね。

 

 

 

というわけで、何もオブラートに包まない状態でレポを書いてきました。

 

ライブ自体は新曲多めで非常に楽しかったです。

 

正直、本編までは全然大丈夫じゃんと思っていました。

 

見ないフリをするだけだ、露骨に嫌う必要なんてないと思っていました。

 

アンコールで絡まされたことがすべての元凶です。

 

しかしKAmiYUのイベントが決定してしまったので、

 

更新しないという選択肢はなくなってしまいました。

 

来年のキラフェスは10周年なので行くとは思いますが、

 

終わったばかりの心境としては、つらいという気持ちだけが残りました。

 

もう心から楽しめるキラフェスは二度とやってこないんでしょうね。

というタイトルのレポートを書く予定でした、イベントに参加するまでは。

 

終わってすぐの時点では、とてもじゃありませんが書く気にはなれませんでした。

 

新メンバーの加入が発表されて、空虚な日々を過ごしていたからです(たぶん今も)。

 

せっかく参加したイベントなのでレポートに残しておきたいとは思うものの、

 

手をつけられないうちにイベントの内容もすっかり忘れてしまいましたし、

 

その発表のせいでイベントにも情緒不安定なままで参加しておりましたから、

 

もういっそ書くのをやめてしまおうかと思いました。

 

しかし何かしら書かないと私の中でこのイベントがいつまでも消化できないようです。

 

そのため、今回はいつもと違った形式でブログを書いていこうと思います。

 

主な内容は新メンバーに関することであり、ファンミ静岡の完全なレポートではありません。

 

ファンミ静岡の内容が知りたかった方はUターンしてください。

 

あと新メンバーのファンの方もUターンしてください。

 

不快な気持ちにさせても、私は一切の責任を負いません。

 

ここに書き記しておくのは、私の当日の心境と、現在の心境です。

 

 

 

私がその発表を知ったのは、昼公演が終わってすぐのことでした。

 

私は夜公演に参加する予定でしたが、友人が昼公演に参加していたのです。

 

合流するなりどんな告知があったのかを尋ねると、新メンバーのことを聞かされました。

 

キラフェスは夜だよね? じゃあ新たなジョイントライブかな? それともぐなるのアニバだったり?

 

告知にわくわくしながら付近を観光していた私は、その話を聞くなり頭がすーっと冷えていきました。

 

どういうこと。

 

詳しく聞いてみれば、加入するメンバーは若手も若手、私があまり好いていない人たちばかりでした。

 

私は今の若手声優が大の苦手です。

 

声優としての実力も身につかないままにアイドル声優として売り出され、

 

求められるのは見栄えのいい顔ばかりで声には何の特徴もない。

 

新メンバーの中には演技が酷すぎてアニメの視聴をやめる原因になった人さえいます。

 

(そもそも今回のことで初めて名前を知ったくらいの人もいますが)

 

それでも、若手声優を起用するようなコンテンツに触れなければ自衛できます。

 

だからこそ私はKiramuneを贔屓して応援してきました。

 

実力のある男性声優が、音楽活動なんてしなくてもやっていける人たちが、

 

苦手ともいえる歌の表現に挑戦している、このコンセプトが大好きでしたから。

 

それなのに、コンセプトに引っかかりもしない人たちが土足で踏み込んでくる。

 

とてもじゃありませんが耐えられませんでした。

 

それまでいわゆる箱推し(本当に全員が好きなわけでもないのでレーベル推しと名乗っていましたが)だった私ですが、

 

今回ばかりはKiramuneだからとついでに応援できるわけもありません。

 

どうしてKiramuneに入ったという事実だけでまったく知らなかった人たちを、

 

なんなら嫌悪していた人たちを応援しなくてはならないのか。

 

最近は応援を強要するような方々のツイートが散見されてつらくなる一方です。

 

 

 

さて、それでも私のバッグの中には夜公演のチケットが入っています。

 

こんな冷め切った心境でもイベントに参加しなくてはなりません。

 

友人に見送られながら、私は静岡市民文化会館へと向かいました。

 

この時ほど2階席で良かったと思ったことはありません。

 

無理に笑うことすらつらすぎる状況でした。

 

いざイベントが始まってみると、最初の「Get Together!」でいきなり涙が止まりませんでした。

 

もしかしたら既存メンバーだけで歌われるのは最後かもしれない、なんて考えてしまったからです。

 

この人たちのことはこんなにも大好きなのにどうして、どうしてこうなるの。

 

新メンバーが全員曲を歌うかもしれないと考えただけで拒否反応が出てしまいます。

 

歌が終わってからはファンミのゆるさも相まって少しずつ笑えるようになりましたが、

 

楽しいと思えばこそ、このあとに待ち受ける告知のことをふと思い出して憂鬱になりました。

 

皮肉なことに今回のセットリストはファンミの中でも素晴らしく、

 

特に「最最強」はコールが楽しすぎて本当に幸せでしたが、

 

最後のサビ前で他のメンバーも集まって「最強の仲間たち」と歌われると、

 

本当に苦しくて苦しくてたまりませんでした。

 

私もKiramuneというレーベルをそのように捉えていたんですよ。

 

 

 

ライブパートが終わって、とうとうその時がやってきました。

 

よりにもよって神谷さんの口から(まあ当たり前ですが)新メンバーの加入が発表されました。

 

知っていた人も多かったのか、会場からはところどころに小さな戸惑いの声。

 

私はというと、もう既に目の前が見れないような状態でした。

 

ずっと顔を覆って下を向いて泣いていました。

 

新メンバーの紹介映像が流れても、まともに見れませんでした。

 

メンバーに言われたからだと思いますが、盛り上がる会場がつらかった。

 

神谷さんに応援よろしくと言われるのもつらかった。

 

(MCとして言わされているだけなのでまったく責めていませんが)

 

そして、あろうことかキラフェス2018の発表。

 

ゲストとして新メンバーも参加することを知り、最後の希望まで絶たれてしまいました。

 

せっかく入野さんが帰ってくるというのに、もうあの空間は二度と訪れないのです。

 

もしもCONNECTが帰ってきたとしても、迎え入れるのは9人ではないのです。

 

何もかもがつらすぎて、最後の「EVER DREAM」ではペンライトを振れませんでした。

 

それどころか歌っている神谷さんを見ることもおぼつきませんでした。

 

歌が終わってメンバーが捌ける頃には、私も荷物をまとめて会場を出ていました。

 

 

 

泣きながら友人と合流し、ずっと新メンバーのことを話していました。

 

楽しかったはずのイベントの思い出はどこかへ消え失せてしまいました。

 

もうKiramuneにはお金を落としたくない、衝動的にそう思った私は、

 

心から神谷さんにKiramuneを卒業してほしいと思いました。

 

神谷さんがいる以上はお金を落とさないわけにはいかないのです。

 

いっそのこと既存メンバーごと別のどこかに移籍しないかな、と空想するほどでした。

 

私にとってはまさに推しを人質にとられている状態だったのです。

 

その日、大好きだったはずのKiramuneが大嫌いになりました。

 

翌日には静岡を観光する予定でしたが、あまりにも気力がなかったため、

 

寄るはずだった熱海をスルーして帰ってきてしまいました。

 

それくらい私にとってはダメージの大きい出来事でした。

 

 

 

帰ってきてとりあえずコネライを見ました。泣きました。

 

あんなにもCONNECTに帰ってきてほしかったのに、

 

今となってはたとえ帰ってきてくれても複雑な心境です。

 

CONNECTを知らないファンがますます増えていくのも嫌でした。

 

(ノブグナルでは「Say Hello」を知らないファンがいたと耳にしています)

 

しばらくしてキラフェス2017の円盤が発売されました。

 

このような状況下では既存メンバーのみんなが愛おしくてたまらなくなり、

 

パフォーマンスの向上も相まって、やはりキラフェスには行かなければならないと思いました。

 

新メンバーごときに大好きな場所を奪われることのほうが癪でした。

 

新メンバーを応援することは絶対にありませんが、

 

彼らの出番を無視するという方向でひとまず乗り切ってみることにしました。

 

正直なところMCやアンコールは本当に怖いですが、

 

降りるかどうかは地雷を踏んだときに考えるとしましょう。

 

ちなみにキラフェスのチケットは両日とも確保できました。

 

降りるか悩んでいるときには当選するという説、どうやら正しいようですね。

 

 

 

ということで、現在の心境としてはキラフェスのモチベが高い状況です。

 

現時点では例年通りセットリストの予想も組む予定ですし、

 

グッズの事前通販にもまんまとお金を落としました。

 

しかし決して新メンバーを許容したわけではありません。

 

ミントグリーンを光らせるつもりは一切ありません。

 

マナーが悪いと言われようと、ここだけは譲れません。

 

それが、私の出した答えです。

11月4日(土)に幕張メッセ イベントホールで行われたのぶライのレポートをお届けします!

 

まずはセットリストから確認しましょう!

 

☆セットリスト☆

M01 nonstop

M02 最最強

M03 君の笑顔 僕の笑顔

M04 Sniper

M05 ハロー・グッデイ

M06 ONE

M07 HOLY HOLY

M08 Miseries of life

M09 永遠時計

M10 SHOW☆TIME

M11 Melty Halloween

M12 Master BadMoon

M13 Want you

~MC~

M14 愛の花束

M15 サクラメント

M16 Knight's Courage

M17 Love Searcher

M18 Love Labyrinth

M19 きっと きっと

M20 青春タイムマシン

M21 グッドラック

M22 未来スケッチ

M23 瞬間BEAT

~アンコール~

M24 Positive Fighter

M25 スペシャルメドレー

M26 DREAMLAND NEVEREND

M27 Happy memories

~ダブルアンコール~

M28 未来スケッチ

 

待ちに待ったアニバーサリーライブで、

 

岡本さんらしいワールドが炸裂していました。

 

では、一曲ずつ見ていきましょう!

 

 

 

M01 nonstop

 

初手に選んだのはこの曲でした。岡本さんがアーティストデビューして初めて参加したキラフェス2012、そのアンコールで歌っていた曲でもあります。あの時と同じ場所で、デビューアルバムに収録された曲を歌うことができたのは、岡本さんにとっても格別だったのではないでしょうか。素晴らしいスタートでした。

 

M02 最最強

 

個人的にめちゃくちゃ楽しみにしていたので、いきなり持ってこられてテンションが爆上がりしてしまいました(笑) この曲は本当にコールが楽しすぎるんですよね。初めて聞いたときからライブの情景が浮かんでしかたなくて、アニバーサリーという空間も相まって新曲なのに新曲という感じがまるでしませんでした。キラフェス2018で歌ったらもっと暴れたいと思います(笑)

 

M03 君の笑顔 僕の笑顔

 

ファンを殺しにかかってきているな、と感じました(笑) いつもは満を持してと言えるような後半戦に配置することが多いのに、アニバーサリーになると一切の出し惜しみがなくなるんですよね。これがアニバーサリーライブの良いところであり、他のライブとは絶対的に違う部分だなと感じます。

 

M04 Sniper

 

こちらも同じですね。屈指の人気曲ですので、ほとんどのファンが撃ち抜かれたのではないでしょうか(笑) 最後のサビではトロッコに乗って移動していたので、変な方角に撃ち抜いていたことだけが残念でしたね。正面には一度も撃ってくれませんでした…。

 

M05 ハロー・グッデイ

 

しかしながらバックステージまでやってきた岡本さんは可愛いダンスを踊りながら楽しそうに歌ってくれました。岡本さんの元気系曲って多すぎてたまに差別化できなくなるんですが、この曲はテンポ感が心地よくてけっこう好きです。

 

M06 ONE

 

少しずつ行進しながらメインステージへと帰っていきました。この曲はキラフェス2016の光景が根強く残っています。

 

M07 HOLY HOLY

 

可愛らしい雰囲気とは一転して、クールな岡本さんに変貌しました。ビジョンにはまるでダンジョンのような絵が浮かび上がり、岡本さんがばったばったと敵をなぎ倒しながら進んでいくような印象を受けました。

 

M08 Miseries of life

 

疾走感に乗った、いい流れでしたね。「HOLY HOLY」だけだとRPG色が強くなってしまいがちですが、この曲が入ったことであくまでもクールパートという形に収まった気がします。

 

M09 永遠時計

 

小休憩、とでも言うかのようなバラードが挟み込まれました。全然関係ないのですが、神谷さんのハレライでいう「未来の足跡」にあたる役割だったのかなあ、などと考えていました。しっとりと聞かせてくれて良かったですよ。

 

M10 SHOW☆TIME

 

ここからの流れが凄いことになっていました。キラフェス2015ではテレポートを披露したこの曲ですが、今回もマジックを取り入れていました。ショッピングカート(?)のような台に大きな布をかけて、人が入っているはずもないのに、布をはずしてみると人が入っているという、前回よりもレベルの高いマジックでした。そして本当に驚くべきことは、この曲が終わってしまう前にもう一度布をはずしてみると、そこには可愛い男の子が入っていて…。

 

M11 Melty Halloween

 

いきなりこの曲のイントロが流れ出して、キッズダンサーたちが勢揃いしたのです。曲をぶった切って次に進む演出は見たことがなかったので、新鮮で非常に面白かったです。PVでお馴染みのダンスを踊りながら歌っている岡本さんはもちろんのこと、キッズダンサーの可愛さに会場中がメロメロになっていました。個人的には曲自体もかなり気に入っているので、一番とも言えるような演出をつけてくれたことが嬉しかったです。

 

M12 Master BadMoon

 

突然、ステージ上に大量のゾンビが現れました。キッズダンサーたちは怖がって岡本さんに助けを求めるのですが、岡本さんも吸血鬼に変貌しており…。「シー」の合図で曲を理解したファンが嬉しい悲鳴をあげましたが、なんとハロウィンアレンジになっており、曲調がかなり可愛い感じになっていました(笑) これはこれで面白いですが、やはりいつものサウンドが一番なのかな、と思ってしまいました(笑)

 

M13 Want you

 

で、この曲ですよ。諸事情によりこの曲のイントロがかかると錯乱する身体になってしまったので、心穏やかではいられませんでした(笑) 振り付けが可愛すぎるのはもちろんですが、今回は周りで踊っているのがキッズダンサーですから、可愛さがとどまるところを知らなかったですね。キッズダンサーの振りが大きくなりすぎているのも含めて本当に可愛かったです。前半戦、最高でした!

 

~MC~

 

のぶライ恒例のコール&レスポンスで楽しみました。今までのライブタイトルを詰め込んでいるのがいいですね。

 

M14 愛の花束

 

さて、どうしようかな。書かないという手もあるんですが、まあ個人ブログなので色々と書いてしまうことをご理解下さい。簡単に言うと、この曲からの記憶があんまり残っていないんですよね。原因はまあ、花束だったりする。先に言っておくと私は岡本さんのガチ恋ではありませんし、なんなら最推しですらないわけですが(ごめんなさい)、それでもものすごく気分が悪くなったんですよね。だってあの演出で会場に集まったすべてのファンが喜ぶ可能性って万に一つもありえないわけじゃないですか。みんな岡本さんのために集まっているのに、特定の誰かに大切な時間を割かれてしまうのって、運営側がする演出としては絶対的に間違っていると思うんですよね。チケット代をいただいているんだから、みんなが満足できる公演にしないといけない。あくまでも実感ですが、会場の空気はかなり盛り下がっていたように思いますよ。他のメンバーの公演も含めて、運営側の自己満足ではなく本当にファンが望んでいることを考え抜いてほしいですね。それができないならスタッフやめてどうぞ。

 

M15 サクラメント

 

すごく楽しみにしていただけあって、この流れで歌われてしまったことが悲しくてなりません。まずまともに聞けませんでした。キラフェス2018でお待ちしています。

 

M16 Knight's Courage

 

怒涛のダンスパートその1。振り付けがかなり格好良かったように思いますが、いかんせんちゃんと見れていないので覚えておりません。こちらもキラフェス2018でお待ちしています。

 

M17 Love Searcher

 

怒涛のダンスパートその2。久しぶりに聞けたのはかなり嬉しかったですし、ダンスが見違えるようになっていたと思いますが、ちゃんと見れなかったのは痛かったですね…。

 

M18 Love Labyrinth

 

怒涛のダンスパートその3。こちらも振り付けがかなり格好良かったように思いますが、まったく覚えていないですね。キラフェス2018でお願いします。

 

M19 きっと きっと

 

岡本さんはスタンドトロッコに乗って少しずつ奥にやってきてくれました。このあたりからせめて笑顔だけでも取り戻さなければと頑張り始めました(笑) 流石に岡本さん本人に楽しんでいない姿を見せるわけにはいきませんので。

 

M20 青春タイムマシン

 

バックステージで歌いきってくれました。盛り上がり曲で盛り上がれるほどには回復していなかったので、しっとりめのテンポのこの曲で本当に良かったです。

 

M21 グッドラック

 

スタンドトロッコでメインステージへと帰りながら歌っていました。岡本さんらしい可愛らしい曲が続いていて少しずつでも元気をもらえるようでした。

 

M22 未来スケッチ

 

最後に来るかと思いきや、予想を外しました(笑) ここでいわゆるデビュー曲を歌って、アニバーサリーライブはとうとうクライマックスを迎えました。

 

M23 瞬間BEAT

 

トリはなんとこの曲! 岡本さんの曲の中で初めて生で聞いたのがこの曲だったので、ちょっと嬉しかったですね。まさか岡本さんの代表曲とも言えるところまで成長することになるとは。色々ありましたが、素敵なラストでした。

 

~アンコール~

 

M24 Positive Fighter

 

いつものアンコールとは違って普通にメインステージから出てきました。

 

M25 スペシャルメドレー

 

ここまでに歌われなかったすべての曲をメドレー形式で歌ってくれました。サビだけとはいえ、ファンの歌ってほしいという思いを叶えてくれる岡本さんは本当にすごいです。浪川さんのアニバーサリーライブを思い出しますね。

 

M26 DREAMLAND NEVEREND

 

スペシャルメドレーで歌われなかった曲その1。この曲は最後のほうにしか配置できないのでセトリを組むには難しいですね(笑) でも、何度聞いてもキラフェス2015を思い出して温かい気持ちになれるから好きです。

 

M27 Happy memories

 

スペシャルメドレーで歌われなかった曲その2。この曲のトリ率の高さよ(笑) あえて最初でも合うんじゃないかと思っているんですけどねえ。関係ないですけど、キラフェス2017の円盤がもうすぐですね。引くほど泣いたので楽しみです。

 

~ダブルアンコール~

 

終演のアナウンスが流れている中、一部のファンからアンコールの声が上がりました。こういうのって誰かが言ってしまうとすぐに伝播して全員の総意みたいになってしまうんですよね。明らかに想定していないダブルアンコールでしたが、止みそうもないので岡本さんが再び出てきてくれました。全曲歌ったからこそ「嘘でしょ!?」という反応でした。でもダブルアンコールが常態化したことに関してはもともと運営側が悪いと思っているので(シアライ参照)、こういう時に文句を言われるのは違う気もしますね。うーん、複雑。

 

M28 未来スケッチ

 

なんとスタンドを徒歩で一周してくれました。まさか来てくれるとは思わなかったので、正直なところダブルアンコールに感謝してしまいましたね(笑) 想定外のことなのに最大級のファンサービスをしてくれる岡本さんは本当にすごい人だと思いました。

 

 

 

様々な波紋を呼んでいるアニバーサリーライブでしたが、

 

少なくとも岡本さん自身はまじで頑張っていたと思います。

 

ツアーからライブ続きで大変だったことでしょう。

 

本当に本当にお疲れ様でした。

 

しばらくはゆっくり休んでほしいものです。

10月28日(土)、29日(日)に舞浜アンフィシアターで行われたリーライのレポをお届けします!

 

今年もライブビューイングを含めて3公演を見てきました。

 

土曜日昼公演、日曜日昼公演、日曜日夜公演の3つです。

 

基本的には本会場で見た公演を軸に書いていきたいと思います。

 

まずは、ストーリーとキャストを確認しておきましょう。

 

 

 

【イントロダクション】

とあるマンションの1フロア。部屋は5つ。そこに住まう住人。不気味に、静かに、彼らの生活は「すれ違う」。秒針の針は進む。エレベーターは駆動する。奇妙なマンションは奇妙な時間を流し続け、それが止まることはなかった。そう……管理人が現れるまでは。

 

【キャラクター】

物語の登場キャラクターは、互いに名前を明かさず、通称で呼び合うことになる。

教師(エドワード):吉野裕行/飛田展男

エリート(アルバート):岡本信彦/江口拓也

乱暴者(ライアン):中井和哉/木村良平

世話焼き(アレーシャ):阪口大助/野島健児

泣き虫(ダニエル):代永翼/柿原徹也

管理人(ルーカス):神谷浩史/浪川大輔

 

・教師(エドワード)

常識人でまとめ役。このマンションのフロアを、部屋の中から密かに監視していた。

 

・エリート(アルバート)

高い頭脳を持つ知識人。馬鹿を嫌い、自分以外の人間に対し常に上から目線で言葉を投げる。

 

・乱暴者(ライアン)

喧嘩っ早く、言動はその名の通り乱暴者。単細胞だが勇気があり、危機的状況でも決して臆さない。

 

・世話焼き(アレーシャ)

争いごとを嫌う、このマンションで唯一の女性。母性に溢れ、子供には率先して世話をする。

 

・泣き虫(ダニエル)

純粋でまっすぐな少年。か弱く臆病で、大きい声や音に常に怯えながら暮らしている。

 

・管理人(ルーカス)

突然マンションに現れた青年。このマンションの管理人。住人に「ある緊急事態」を伝えに来た。

 

 

 

今年のリーディングライブは初の試みとして、

 

シナリオの原案に神谷浩史さんが関わっています。

 

ではレポに移っていきましょう。

 

基本的にはストーリーを追いつつ、

 

特筆すべきことがあればキャストのことも書いていきます。

 

今回は台詞を中心に書いてみますが、

 

一言一句が同じというわけではないのでご了承下さい。

 

というかほとんど改変しているような気がします。

 

 

 

時計の針が進んでいく音が響き始めると同時に、会場は暗くなっていきました。

舞台上には、中央にエレベーターを挟んで左右に部屋が3つずつ。

左から順番に1~6までの番号がついています。

最初に6号室の扉が少しだけ開きますが、誰かが出てくる気配はありません。

エレベーターから誰かが降りて、5号室に帰っていきます。

それと同時に2号室から誰かが出てきて、エレベーターに乗り込みます。

少しして、エレベーターから誰かが降りて、2号室に帰っていきます。

それと同時に3号室から誰かが出てきて、エレベーターに乗り込みます。

すれ違うときに2号室の誰かは少しだけ振り向きます。

少しして、エレベーターから誰かが降りて、3号室に帰っていきます。

それと同時に2号室から誰かが出てきて、エレベーターに乗り込みます。

1号室から誰かが出てきて恐る恐る歩いていきますが、すぐに引き返します。

エレベーターから誰かが降りて、2号室に帰っていきます。

もう一度1号室から誰かが出てきて、今度はエレベーターに乗り込みます。

しかしすぐにエレベーターを降りて、足下をふらつかせながら1号室に帰っていきます。

すべての部屋に住人が戻った頃、エレベーターから管理人が現れました。

管理人「……もうすぐですね」

 

(1日目)

翌朝、4号室からエリートが出てきて、エレベーターに乗り込みます。

同時に6号室から教師が出てきて、管理人を見て驚いています。

エリートはすぐにエレベーターから出てきて、教師に向かって詰め寄りました。

「おい、そこの君、このエレベーターについて何か知らないか」

しかし教師はエリートの声など聞こえないかのように、管理人に声をかけます。

「おかしい。私はこのマンションの住人をすべて知っている。部屋の中からこっそり見ていたから……。君はいったい……?」

教師の言葉の意味が理解できないエリートは声を荒げました。

「何を言っているのだね! 私はこのエレベーターについて聞いているのだよ!」

「うるせえな!」

エリートの大きな声にイライラして、5号室から乱暴者が出てきます。

「部屋の中では静かにしてやってんだ! これ以上ごちゃごちゃ言うならてめえら全員ぶっ飛ばすぞ!」

管理人は彼らの様子を見つつ、ようやく口を開きます。

「自分はこのマンションの管理人です。住人の皆さんにお伝えしたいことがあって参りました」

そうして、管理人は2号室と3号室をノックし、すべての住人を集めました。

「実はこのマンションの外に連続殺人事件の犯人が潜伏しています。警察が行方を追っていますが、まだ逮捕には至っていません。そこで、自分は皆さんを守るために、外側から鍵をかけ、エレベーターを停止しました」

突然の知らせに、泣き虫は怖いと泣き叫び、乱暴者は怒り狂いました。

管理人はあくまでも笑顔を保ちつつ、住人たちに呼びかけます。

「この危機的状況をチームワークで乗り切りましょう。そこで、皆さんで自己紹介をしたらいかがですか?」

「嫌だね。何でそこまでしなきゃならないんだ」

「僕も嫌だ。怖いし……」

困り果てた管理人に、教師が提案します。

「だったら、それぞれが纏っている雰囲気を元に通称で呼び合うのはどうだろう。例えば、君は……乱暴者。勇気と力の象徴だ」

「ふざけんな! てめえぶっ飛ばされてえのか!」

管理人が間に入ります。

「では、乱暴者とウルトラスーパーゴリラ、どちらがいいですか?」

「極端! ……乱暴者でいいよ、間違っちゃいないしな」

続いて管理人は世話焼きに目をつけました。

「あなたはこのマンションで唯一の女性であり、母性本能に溢れるお方」

「世話焼き、なんてどうかな……?」

「あら、素敵ね」

「もしくは蒲焼き」

「張っ倒すわよ!……世話焼きで結構です。アレーシャって呼んでくれてもいいけど」

続いて管理人は泣き虫に目をつけました。

「あなたは……泣き虫、なんてどうでしょう。いえ、決して馬鹿にしているわけではありませんが……」

「いいよ」

「いいんですか? このままだと笑いの爪痕を残せないままですが」

「管理人さん、主旨が変わってきていないかい……?」

「失礼しました。真面目にいきましょう。あなたは人をまとめることに長けたお方。まとめる……まとまる……まとま……まとまるくん」

「……消しゴムになっちゃったよ……あの、教師、なんてどうかな……?」

「では金八さん、と」

「鬼塚に決まってんだろ!」

「私はヤンクミがいいわ」

「ちょっと、ちゅうも、注目!……教師といえば誰だ選手権じゃないんだから……。普通に教師、でいいかな……?」

教師は最後にエリートに目をつけました。

「君は……エリート。知識と知恵の象徴だ。どうだろう……?」

「もしくは……」

「エリートでいい! 不本意だが、この場を乱すつもりはない」

「ありがとうございます。自分のことは管理人と呼んでいただいて構いません。それでは、今日のところはお開きにしましょう。詳しいことは明日また説明します」

こうして、1日目は何事もなく終了したのです。

 

(2日目)

翌朝、住人たちは話し合いを始めました。

「俺のことを知っていただと?」

「そうよ。だってあなたが外出した後に外に出ると、あたりがめちゃくちゃになっているんだもの。周りに何人も人が倒れていて、悲鳴をあげてしまったこともあったわ」

「ガキ、てめえは?」

「僕が知っているのは、お姉ちゃんくらい」

「私?」

「お姉ちゃんとすれ違うときだけ、いい匂いがするんだ。だから、すれ違うのをいつも楽しみにしてた」

「そうだったのね……。エリート、あなたは?」

「私は他人に興味がない。それゆえ、誰一人として知らなかった」

「だろうな。教師、てめえは全員のことを知っていると言っていたな」

「ああ。部屋の中からこっそりと見ていたから……」

「悪趣味な野郎だぜ」

「悪趣味かもしれない。それでも、観察しているうちにひとつの法則を見つけたんだ。このマンションでは夜以外には必ず誰かが外出していて、誰かが戻ってくると入れ替わるようにして誰かが出ていくんだ」

「なんじゃそりゃ? おい、管理人。てめえはどうなんだ」

「……」

「おい、聞いてんのか!」

管理人はようやく気が付きます。

「ああ、すみません。考えごとをしていました。どうやら情報量にも差があるんですね……」

「何を言ってやがる。このマンションはいったい何なんだよ」

「ビリーズマンション! 皆さんの住居です」

「そんなことは知っている。さっきから気になっていたんだが、あの部屋は何だ」

1号室は管理人がやってきた時から鎖で固く施錠されていました。

「あそこはビリーの部屋です。いや、オーナーと呼ぶべきでしょうか」

「オーナー? 何でそんなやつを閉じ込めてやがる」

「ビリーは精神が破綻していて、外に出すとたいへん危険なのです」

「連続殺人事件の犯人に、精神異常者? 何なんだこのマンションは。だいたい、何でこいつだけ俺たちのことを知っている? 管理人、説明しやがれ」

「自分には何とも……」

「ふざけんな。てめえは俺らのことをよく知っていた。分からないなんて言わせねえぞ」

「本当に分からないんです。信じて下さい」

「だったら、俺を外に出せ」

「! それは危険です!」

「俺が負けるとでも思ってんのか! 外に出て危ない奴がいたら、その時はお前のことを信じてやる。それ以外に方法はねえ」

「お兄ちゃん、危険だよ……?」

「そうよ、危ないわ」

「心配なら相手のほうにするんだな」

「しかし、もし中に入ってこられでもしたら……」

「させねえ。知らない仲だが、同じ境遇に置かれたこいつらを、俺は守ることにした」

「守る……? 乱暴者のあなたがこの人たちを守るんですか……?」

「同じことを言わせるんじゃねえ。そう決めた」

「……本当にいいんですね」

「ああ。さっさとしろ」

「……分かりました。何が起きるか分かりません。念のため、皆さんは部屋に入っていて下さい」

「お兄ちゃん、気を付けてね」

「ガキは黙って待ってろ」

住人たちは部屋の中に入っていき、管理人と乱暴者だけになりました。

「今のところは認めてやる。だが、まだ完全に信じたわけじゃねえ。……案内しろ」

管理人と乱暴者はエレベーターに乗り込んでいきました。

その日、乱暴者は消失してしまったのです。

 

(3日目)

翌朝、住人たちが今までに聞いたことのない鐘の音が鳴り響いていました。

不気味に思って住人たちは外に出てきます。

突然、教師が乱暴者のような口調で喋り出しました。

「目の前にあるものだけを信じるな。疑え。そして、前に進め」

泣き虫は不思議に思って教師に声をかけようとしますが、ちょうどエレベーターから管理人が現れました。

「乱暴者は……?」

「……消えてしまいました」

「消えたってどういうこと!?」

「言った通りです。外に出た瞬間に、消えてしまいました」

「そんな非科学的なことがあるわけないだろう!」

「本当なんです! 信じて下さい!」

泣き虫は先ほどの疑問を投げかけます。

「先生、さっき乱暴者のお兄ちゃんみたいな喋り方をしていたけど、どうしたの?」

「え……私が……?」

「こんな時にモノマネなんて変だなって思ったの」

「私が……まったく覚えていない……」

その時、教師の頭に乱暴者の声が響きました。

『目の前にあるものだけを信じるな。疑え。そして、前に進め』

「乱暴者!? 乱暴者なのか!?」

「教師、どうしたの?」

「今、乱暴者の声がはっきりと聞こえた! みんなには聞こえていないのか!?」

「私には聞こえていないわ」

「僕もだよ」

「私もだ。さっきから何を言っているんだ」

「皆さん、落ち着きましょう。今日のところはお開きにして、自分が状況を整理し、調査した上で皆さんに報告します」

「でも、何かが掴めそうなのに……」

「根本のところは何も分かっていません。ですから……」

「いい加減にしたまえ! 君のようなレベルの低い者に状況が整理できるとは思えない。その上、何の説明もなしに部屋でじっとしているなど、いささか不安だ」

「頑張りますから!」

「そういう問題ではない!」

「でも、子供も女性もいる。エリート、ここはひとつ、管理人さんと私、エリートの3人で話し合わないか」

「……いいだろう。私は準備してから行く。先に行っていてくれ」

「では、管理人さん」

「はい」

管理人と教師は6号室に入っていきます。

世話焼きに見送られて、泣き虫も2号室に帰っていきます。

佇んだままのエリートに世話焼きが声をかけました。

「行かないの?」

「……おかしい」

「おかしいって何が?」

「……おかしい。気になる」

「え……エリート……あなた、まさか……そっち?」

真剣に考え込むエリートをよそに、世話焼きは妄想を爆発させます。

「何もできない彼に最初は冷たくしていたけれど、いつしかそんな彼に惹かれ始めた。『違う! 私ともあろうものがあのようなレベルの低い者に惹かれるなどありえない!』 しかし次第にその気持ちを抑えられなくなり、いつしか考え方を改めるようになった。『私がいなければあいつは何もできないのだ! 彼には私が必要なのだ!』 そして募り積もった思いが爆発する。『壁持ってきて! 壁ドーン!』」

エリートは力強く否定しました。

「気になるというのはそういう意味ではない! 私は管理人を警戒しているのだ」

「警戒……どうして?」

「管理人がやってきたとき、外側から鍵をかけたと言っていただろう。では彼はどうして中に入ることができている? 矛盾ではないか」

「確かに、そうね」

「そこで私は1つの仮説を立てた。連続殺人事件の犯人は既にこのマンションの中に入り込んでいるのではないか、とね」

「管理人が犯人ってこと? もしそうなら、教師さんが危ないわ」

「ここでもう1つの仮説を立てる。管理人と教師はグルなのではないか、と。乱暴者が消えたとき、教師は不可解なことを話していた。いない者の声が聞こえるなど、ありえない。しかし管理人はそれをあっさりと受け入れていた。管理人が事前に仕組んだことだったのかもしれない」

「でも、その話を最初に切り出したのは坊やよ?」

「子供の言うことなど誰も信じはしないだろう。状況を混乱させるための餌として、管理人たちにうまく使われたのかもしれない」

「仮にそうだとして……どうしたら……」

「渦中に飛び込むしかあるまい」

「……行くの? 殺されちゃうかもしれないのよ?」

「そんなレベルの低い失態は犯さぬよ」

「やだ、無駄にかっこいい!」

「無駄に、は余計だ」

エリートは世話焼きを3号室に帰らせて、歩き始めます。

5号室の前で足を止めたエリートは、乱暴者の言葉を呟きました。

「目の前にあるものだけを信じるな。疑え。そして、前に進め」

エリートはエレベーターに乗り込んでいきました。

その日、エリートは消失してしまったのです。

 

(4日目)

翌朝、エリートが消えたことを聞かされると、教師は管理人に詰め寄りました。

「聞きたいことがある。私には昨日部屋に入ってからの記憶がない。昏倒していたようだ。これはいったいどういうことだ?」

しかし突然、教師がエリートのような口調で喋り出しました。

「このような世界にも気付けないなんて、まったくレベルが低い」

「どうしたの……?エリートのお兄ちゃんみたいだよ……?」

「え……私が……?」

またもや覚えていない教師の頭にエリートの声が響きます。

『このような世界にも気付けないなんて、まったくレベルが低い』

「何なんだこの声は……」

「もう騙されないわよ! 教師、あなたどういうつもりなの。管理人、あなたもよ。坊やは私が守るわ。さあ、行きましょう」

世話焼きは泣き虫を2号室に帰らせて、自分も3号室に帰っていきました。

管理人は教師に提案します。

「では、2人で話し合いましょうか」

「何を言っている……次は誰を消すつもりだ……!」

「虚勢を張るのはやめなさい。あなたには分かっているはずだ。このマンションのカラクリも、この世界の真実も」

「この世界の真実……?」

「それに、ちょっと確かめたいことがあるんです」

「……分かった……」

管理人と教師はゆっくりと6号室に入っていきました。

それを見計らって出てきた世話焼きは、泣き虫を呼び出します。

「どうしたの?」

「外に逃げるの」

「でも、外には怖い人が……」

「大丈夫。私がついているわ」

泣き虫はゆっくりと頷いて、世話焼きとともにエレベーターに乗り込みました。

少しして、6号室から出てきた管理人がエレベーターに乗り込みました。

その日、泣き虫と世話焼きは消失してしまったのです。

 

(5日目)

翌朝、不気味な鐘の音を聞きながら、教師は2号室と3号室をノックします。

「泣き虫、いないのか!? 世話焼き、頼むいてくれ!」

エレベーターから現れた管理人は怖い顔をしていました。

「君というやつは……」

「……さて、何から話しましょうか」

「……随分と雰囲気が変わったね……」

「もう、隠す必要がなくなりましたから」

突然、教師は泣き虫や世話焼きのような口調で喋り出します。

『大丈夫。もう、怖くないよ』

『これで良かったの。大切なものを見失わずに済んだわ』

同時に脳内に響いた声に、教師は頭を振ります。

「もう君の言葉は信じない、君には屈しない! この頭に響く声にも惑わされない!」

「正直言って、そのくらいのほうが助かります。何せ、これから話すことは生半可な精神では耐えられないでしょうから」

「どういうことだ……?」

「あなたはもう、気付いているでしょう? このマンションの、世界の真実に。自分たちの生活がすべて大きな歯車の一部に過ぎないということに!」

突如として、マンションは姿を変えました。

ただの部屋だと思っていた空間は、まるで電脳空間のように。

「ビリーという青年がいます。彼は自分の中に複数の人格を持っていて、彼らを自分の中に住まわせていました。それがこの、ビリーズマンションです」

教師の脳内に乱暴者や泣き虫の声が響きます。

『俺たちのことだよ』

『僕たち、ひとつの人格だったんだね』

「嘘だ! そんなわけがない!」

「おかしいとは思いませんでしたか?」

『誰にも干渉されず、すれ違うだけの毎日』

『なぜ外に出る手段がエレベーターしかないのか』

『このマンションに住むようになった経緯は?』

『僕の親は?』

消えていった者たちの声に、教師は打ちのめされました。

「……薄々気付いていたよ。絶対に外出しないと決意して部屋に閉じこもっていた日があった。でも気付いたら私は外出していたんだ。絶対に逃れられない大きな歯車の中にいると感じた。怖くなって、それからずっと他の住人を監視していたんだ」

「素晴らしい。そこまでお分かりだとは思いませんでした」

「君が彼らを消したのか……? まるで人殺しじゃないか!」

「いえ、自分は他でもないビリーの頼みでここに来ています」

「ビリーの……?」

「そのことを説明するには、自分の正体を明かさなければなりません。自分はルーカス、精神科医です」

「精神科医……?」

「そうです。催眠を使って深層心理に語りかけ、自分の姿を具現化しています」

「君は人格じゃなかったのか……」

「ビリーは複数の人格があることに悩んでいました。ゆえに自分は提案しました。人格の消去を」

「ビリーが、私たちを消すことを承諾したのか……?」

「そうです。ビリーは複数の人格を持っていることによって記憶の欠落がたびたび起こり、とうとう精神が耐えられなくなって自殺を図りました」

「なんて馬鹿なことを……」

「馬鹿なこと、でしょうか。彼は人格が入れ替わるごとに記憶をなくしています。どんな気持ちだったでしょうね。殴られた仕返しだと言われて殴られ、突然の泣き叫びで周囲から異様な目で見られ、トランスジェンダーと間違われる等、彼が自分のもとを訪れたときには既に極限状態でした」

「私たちのせいで……」

「お分かりいただけましたか」

管理人は人格が生まれた経緯を話し始めます。

「事の始まりは幼少期。父親から虐待を受けていたビリーは泣けば泣くほど暴力を受け、遂には泣けなくなってしまいました。しかし人間は涙を流さないとストレスを発散できません。そこで生まれたのが、泣き虫」

泣き虫の大きな泣き声が響き渡ります。

「その後、ビリーはよりどころだった母親をなくします。母性を求めて生まれたのが、世話焼き」

『私には荷が重かったのかしらね』

「育ちの悪いビリーが自分の居場所なんてどこにもないと絶望したときに生まれたのが、エリート」

『居場所がないなら、自分で作ればいいのだ』

「しかし学歴のないビリーは密売の仕事に就くが、そもそもそんな仕事はビリーには合っていなかった。逃げ出したときに追っ手から酷い暴力を受ける。そこで生まれたのが、乱暴者」

『気にいらねえものはすべて俺がぶっ飛ばす』

管理人はすべてを話すと、いっそう低い声で詰め寄ります。

「……お喋りはここまでだ。あなたで最後です」

「……」

「恨むなら、主人格になれなかった自分の運命を恨みなさい!」

教師は抵抗せず、その瞬間を待っていました。

しかし、その瞬間はやってきませんでした。

「……なぜ、やらないのですか」

「あなたはなぜ、抵抗しないのですか」

「……私たちは本来、主人格を助けるために存在しているはず。それが今は助けるべき主人を苦しめている。ビリーのためなら、消えるべきだ」

「……っ!」

「どうしたんですか。あなたは私たちを消しに来たんでしょう」

「……ええ、そうです。自分はビリーの苦しむ姿を見てきた。彼のためにすべての人格を消去すべきだと、そう思っていた。思っていたのに……」

 

管理人は乱暴者との会話を思い出します。

「驚きました。あなたがこの世界のことを理解できたとして、自分の目的を知ったら……」

「怒り狂って殴りかかると思ったか?」

「はい」

「容赦ねえな。そりゃ、驚いたけどよ。俺だって何か引っかかっていたのよ。理由もなくムシャクシャしている自分に」

「話し合いで解決できると考えていいでしょうか」

「そんなもん必要ねえよ。……消しな」

管理人は驚いて振り返りました。

「……いいんですか」

「それがビリーのためになるなら、それしかねえだろ。それとも、てめえのほうが迷ってやがるのか? そんな面だぜ」

管理人は思いつめた顔で呟きました。

「……守りたい」

「は?」

「さっきあなたはそう言いました。自分のデータには記録がない発言だった」

「……そりゃ、俺は乱暴者だ。気に入らないものは何でもぶっ飛ばしちまう。俺は何で存在している? 俺の存在意義って何だ? ……でも、さっきあいつらを見ていて、ああ、誰かを守るためにこの力を使えたら、俺の存在している意味も少しはあるのかなって、そう思ったのよ」

「……」

「その時には俺も胸を張って、ライアンって名乗れんのかなあ」

「……?」

「なぜだか分からねえけど、俺にはライアンって名前がある。この名前だけは気に入ってんだ」

「おそらく、無意識下でビリーが……」

「そっか。……俺が消えれば、ビリーは助かるんだよな。だったら消えてやることが、俺の存在意義に一番近え。今、確信した。俺を消してくれ」

「……心残りはありませんか」

「そうだな……一つだけある……。一度くらい、誰かにありがとうって言われたかったなあ……」

管理人は躊躇う気持ちを押し殺して、乱暴者を消しました。

「これで……いいのか……?」

 

管理人はエリートとの会話を思い出します。

「この世界はビリーという青年の頭の中で、我々は一つ一つの人格だと? そんな非科学的なことを信じられるか」

「では、確認してみますか? ただし、このロープを身体にしっかりと巻きつけて下さいね」

「何だこれは」

「もしもの時に、すぐにあなたをこちら側に戻すためです」

「こんなもの、振りほどいて逃げてしまうかもしれんぞ」

「できませんよ。ビリーはベッドの上で動けない状態ですから。でも、気はしっかりと持っていて下さいね。いつも冷静なあなただからこそ、こうして提案しているのですから」

「ふん、この私が取り乱すことなどありえない。いつでもいいぞ」

「では、行きますよ」

エリートはロープに繋がれた状態で外の世界に出ていきます。

「……あ、そういえば、もうすぐ麻酔が切れる時間です!」

「え……痛い。嘘、折れてるの? 痛い痛い痛い、戻して!」

管理人はロープを引っぱってエリートを戻します。

「ものすごい取り乱しているじゃないですか!」

「わ、私は知識はあるが、痛いのは苦手なのだ!」

「……で、どうでしたか?」

「……確かに、病院だった。ベッドの横にある椅子には、君とまったく同じ顔をした男が眠っていた」

「お分かりいただけましたね」

「……ビリーは、飛び降りたのか」

「……はい。病院の屋上から。診察中でした。自分が目を離した隙に……。自分も、責任を感じています」

「そうか……。ならば、私を消したまえ」

「……いいんですか」

「知識とは本来、人を助けるためにあるべきものだ。かのアインシュタインもその知能を後世の人々のために使った。知識が人を苦しめるなど、あってはならないことなのだよ」

「……」

「それに、私に丁寧に説明しているところを見るに、乱暴者は消えることを承諾したのだろう? あのような者にできて私にできないなど、あってはならないことだ」

「エリートさん……」

「アルバートだ。……たとえ一つの人格だとしても、私には個としての名前があった」

「アルバートさん……」

「できることなら、この名が学界に残るほどの偉業を成し遂げたかったものだが……今ではそれも、夢物語だな」

「……そんなこと、ありませんよ」

「ふん……嘘は、嫌いだ」

管理人は躊躇う気持ちを押し殺して、エリートを消しました。

「これが、正しいのか……?」

 

管理人は教師に向かって話します。

「乱暴者とエリートを消して、着々と任務を遂行していた頃、自分はとある重大な現象が起きていることに気が付きました」

「重大な現象……?」

「人格の統合です」

「人格の……統合……?」

「昨日自分が確かめたいと言ったのはそのことです。あなたに催眠をかけて日々の生活について尋ねたところ、あなたが話したエピソードは、教師としての生活、乱暴者としての生活、エリートとしての生活、その3つが混ざり合ったものでした」

「私がそんなことを……」

「気付きませんでしたか? あなたの口調が少しずつ変わってきていることに」

「僕の口調が……?」

「今、僕と言いましたね。あなたの一人称は私のはず。僕は泣き虫の一人称だ」

「私は今、僕と言ったのか……?」

「それでも、見たことのない現象に確信を持てませんでした。確信を持ったのは、あの二人を消したときです」

 

管理人は泣き虫と世話焼きとの会話を思い出します。

「ねえ、お姉ちゃん。僕って何のために存在しているのかな?」

「どうしたのよ、急に」

「だって僕は、乱暴者のお兄ちゃんみたいに強くないし、エリートのお兄ちゃんみたいに頭も良くない」

「そんなこと、気にしなくていいのよ」

「お姉ちゃんは優しいね。僕はお姉ちゃんみたいに誰かを気遣うこともできない。何も持っていないんだ」

「……いいじゃない。何も持っていないってことは、素晴らしいことだと思うわ」

「どうして?」

「だって、何も持っていないってことは、これからたくさん貰えるってことでもあるのよ」

「たくさん……貰える?」

「そうよ。あなたはこれからたくさんのことを経験して、成長するの」

「そしたら、僕はもう泣き虫じゃなくなるね」

「坊や、名前を教えて?」

「ダニエル!」

「素敵な名前ね」

傍で聞いていた管理人が口を割って入ります。

「あなたたちはそうやって感情があるように見せかけて……!」

「人格にだって感情はあるのよ」

「だとすれば、あなたは彼にどれだけ残酷なことを言っているか分かっているのですか? 人格が成長するなど、ありえない。たとえ持ち主が大人になろうとも、人格は人格のままです。泣き虫は泣き虫のままなんです」

「それは……」

「管理人さん。お姉ちゃんを困らせないであげて」

「坊や……」

「僕だって分かっているよ。もしこのまま外の世界に出たら、また何もかもが怖くなって泣いちゃうんだろうなって」

「残念ながら、そうです」

「でもね、遠い昔には僕が存在していた意味もあったと思うんだ。それが今は困らせちゃっている……。それって、ビリーが成長したってことなんだよね? それなら、僕の役目はもう終わっている」

「……」

「管理人さん、僕を消して。……アレーシャお姉ちゃん、それでいい?」

「……すっかり大人の男になったのね、ダニエル。私も同じ気持ちよ。私は世話焼きのアレーシャ。辛いときには抱きしめて、優しく背中を押してあげる。私の役目はもう終わっているわ」

「……」

「もしあるとすれば、それはみんなで歩けるときなのかもしれないわね。……なんて、夢物語だわ」

「……痛みはありません。少し眩しいくらいです」

「それは助かるわ。痛いのは嫌い」

「ビリーはきっと痛かったんだね。ビリー、もう大丈夫だよ!」

管理人は躊躇う気持ちを押し殺して、泣き虫と世話焼きを消しました。

 

こうして、教師の中に4人の人格が集まりました。

管理人は教師に向かって話します。

「消したはずの人格たちが、あなたの中に統合されている。なぜだ!? 消去は失敗だったのか!? 自分が情けをかけてしまったからなのか!? ……だから、あなたを消すときは心を鬼にして躊躇うことなくやるつもりでした。それなのに……」

管理人は、膝をついて床にうずくまりました。

「自分も、医者である前に人間だ……。あなたたちと話しているうちに、自分のやっていることが正しいのか、分からなくなってしまったんだ……。しかし、これはビリーのためだ。失敗は絶対に許されないんだ……!」

管理人の言葉に、教師の中の泣き虫や世話焼きが反応します。

『不器用な人なんだね』

『自分の感情を表現するのがちょっとだけ下手なのね』

教師はその言葉を聞いて、思わず笑いました。

「はははは! 彼らは君のことをとても気に入っているようだ」

「やめて下さい。自分はあなたたちを消しにきたのですから」

「それでも、君がそれぞれの人格と会話し、その存在を尊ぶことができたからこそ、彼らは消えることを承諾したんだ」

教師の中ではそれぞれの人格が口々に喋っていて、騒がしいことになっています。

「はは、これでは問題児クラスだな」

『誰が問題児だって!』

『えーん、怖いよう!』

『大きい声出さないで!』

『まったくレベルが低い』

『『『お前もな!』』』

「それか、大家族、かな」

「家族……教師……導く者……。そうか……!」

管理人は何かに気付いたように、目を開きました。

「私たちは覚悟ができている。私で最後だ。……消してくれ」

「……できません」

「なぜだ。ビリーのためなんだろう? ちゃんと医者としての仕事をしてくれ」

「医者だからこそ、可能性に賭けてみたい」

管理人は立ち上がって、教師に説明しました。

「教師さん、ビリーと会って下さい」

「ビリーと……!? でも、そんなことをしたら」

「はい。人格が消えていないことに絶望して、また自殺を図ろうとするかもしれません」

『おい、ふざけんな! それじゃあ、俺たちは何のために消えたんだ!』

『そんなのだめだよ!』

「みんなは反対していますか?」

「大いにね。でも、何か考えがあるんだろう?」

「はい。すべての人格をビリーに統合するんです。ビリーが最も苦悩していたのは記憶の欠落でした。だから、それぞれの人格が統合して今までの記憶が埋まれば……」

『なるほど……!』

『え、分かったの?』

『私は分からないわ』

『おい、馬鹿にも分かるように説明しやがれ!』

「ですから、記憶を放すんです。それぞれの人格が今まで経験してきたことをビリーに返して、一つに集約するんです」

『まじか……結構好き勝手やっちまったからなあ……』

『自業自得ね』

『でも、そうしたらビリーは成長するね』

『少しはレベルが上がるわけだな』

「これは、それぞれの人格を監視することができ、埋めるべきパーツを選別できるあなたにしかできないことなんです」

「責任重大だな……。これなら、消してもらったほうがよっぽど楽だ。……でも、何で私に統合されたんだろうね」

「さあ……実は、あなたの出生の理由だけは分からなかったんです」

「そうなのか……。ちょっと興味あったんだけどな」

「しかしこれは推測ですが……」

『なになに、僕も聞きたい!』

『私も気になるわ』

『俺にも教えろ!』

『静かにしたまえ! 聞こえないではないか!』

「ちょっと、ちゅうも、注目! ……管理人さん、すみませんね」

「……大変ですね。これは推測ですが、あなたはこうして切り離された人格たちを統合するために生まれたのではないでしょうか。ビリーも本当は心の中で願っていたんです。人格を切り捨てるのではなく、共に道を歩める未来を」

「……ずいぶん勝手なオーナーだな。自分で切り離しておいて、私にその役目を託すとは」

「あなたなら大丈夫です。だってあなたは、ビリーの夢ですから」

「ビリーの夢……?」

「幼い頃のビリーの夢。たくさんの人々をまとめ、正しい方向へと導く。学校の先生です」

「そうだったのか……」

「……できますか」

「……ああ。だって私たちは5人がかりだ」

教師は1号室をノックしました。

「ただいま。私だ、エドワードだ。帰ってきたよ、みんなで」

教師はドアを開けると、中に入っていきます。

「頼みましたよ。家族の皆さん」

教師は管理人の言葉を噛みしめて、今度こそ中へと入っていきました。

 

病院のベッドの上で、ビリーが目を覚ましました。

管理人、否、ルーカスは温かい笑顔で迎えます。

「おはよう」

「……あれ……先生、俺……」

「おや? 君の一人称は俺じゃなかったよね。気分はどう?」

「……すっきりしている……いい気分だ……」

「それはよかった」

「……こんな感覚、初めてなんだ……壊れた歯車が動き出すように、欠けた記憶が埋まっていくように、何だかとても、あったかい……これは、何……?」

「うん、それはね。きっと、家族がいるってことなんだ」

舞台上にリビングのようなセットが現れて、5人が嬉しそうに微笑んでいました。

「これからは、彼らが教えてくれるよ」

『せーの!』

『『『『『おかえり、ビリー!』』』』』

 

 

 

ストーリーは以上になります。

 

ここからはAチームとBチームの違いについて触れましょう。

 

今年はそれぞれの役の性格がはっきりしていたため、

 

去年に比べると両チームの差は大きくないように思いました。

 

最大の違いは管理人(ルーカス)に対するアプローチです。

 

Aチームの神谷さんは理知的な精神科医をイメージしており、教師(エドワード)を消そうと迫るときには鋭い目つきで、本当に怖い顔で演じられていました。その反面、管理人として謎の青年を演じているときには少し不気味なくらいの笑みを浮かべたり、最後のビリーとのシーンでは本当にほっとしたような穏やかな笑みを見せるなど、役の葛藤を存分に出し切っていました。

 

一方、Bチームの浪川さんはご本人の人柄も相まって、優しげな精神科医がそこにいました。教師(エドワード)を追い詰めるときの迫力こそ劣るものの、本当にビリーのことを心配し、それぞれの人格さえも救おうとする姿が光っていました。個人的な話ですが、最後の「家族がいるってことなんだ」という台詞は、神谷さんの時は普通に聞き流していたのに、浪川さんのときは感情が一気にこみ上げて泣きそうになりました。

 

私はどちらも好きです。お疲れ様でした。

 

 

 

最後になりますが、複数公演を見ていたおかげで気付いたことがあります。

 

最初に1号室から出てきて、逃げ込んだのは誰だったのか。

 

見間違いでなければ、Aチームでは吉野さんでした。

 

教師(エドワード)はビリーだったのかもしれない。

 

完全なる私の妄想ですが、今はそんな風に思っています。

 

声は泣き虫(ダニエル)でしたけどね(笑)

 

(と言いつつ、Bチームのビリーの声が岡本さんだと信じて疑わない私は耳がおかしいのでしょうか。代永さんには聞こえなかったのですが……)

 

とにもかくにも、今年のリーディングライブは過去最高だったと言っていいでしょう。

 

それくらい、総合的に完成度の高い作品に仕上がっていました。

 

キャストの皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 

来年も楽しみにしていますね!

9月10日(日)に台湾Legacyで行われたジョイントライブのレポートをお届けします!

 

まずはセットリストから確認しましょう!

 

☆セットリスト☆

M01 Get Together!(re Kiramune☆All Stars)

M02 ELEVATION(浪川大輔)

M03 ジキルとハイド(浪川大輔)

M04 世々ノ道(浪川大輔)

M05 GENERATIONS(柿原徹也)

M06 ダンディギ(柿原徹也)

M07 リングオブドランカー(柿原徹也)

M08 はじまりのうた(吉野裕行)

M09 ドリームフラッグ(吉野裕行)

M10 DRAMATIC SURF COASTER(吉野裕行)

~MC~

M11 トコナツウェーブ(柿原徹也)

M12 咲いちゃいな(柿原徹也)

M13 飛行機雲(柿原徹也)

M14 UTAO(浪川大輔)

M15 夜咲きの勿忘草(浪川大輔)

M16 空色追想歌(浪川大輔)

M17 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)

M18 \わっしょい/(吉野裕行)

M19 Anthem(吉野裕行)

~アンコール~

M20 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)

M21 VERSUS(re Kiramune☆All Stars)

 

Kiramuneにとって初の海外公演となった本公演ですが、

 

私はライブビューイングで参加しました。

 

では、一曲ずつ見ていきましょう!

 

 

 

M01 Get Together!(re Kiramune☆All Stars)

 

全員曲による開幕でした。いつもはもっと大勢のメンバーで歌っている曲ですから、たった3人でローテーションしながら歌っていくさまには新鮮さを感じました。当然ですが声のボリュームも随分と小さくなるので、歌う人が減るだけでこんなにも印象が変わるものかと少し驚きましたね。最後のパートはキラフェス2017でも担当したとおり、柿原さんが務め上げていました。

 

M02 ELEVATION(浪川大輔)

 

つい先日のツアーを思い出してしまうような始まりでした。この曲のイントロがかかると身体が自然と高まってしまうようで、もう何度も聞いたはずなのに一向に飽きる気配がありません(笑) いつもの私ならそろそろ歌いすぎだと文句をつけるところなのでしょうが……本当に恐ろしい曲です(笑) 相変わらずマイクスタンドの扱いがエロティックで格好良さ全開でした。

 

M03 ジキルとハイド(浪川大輔)

 

今回のセトリで最も意外性があったのはこの曲でしょう。まさか歌うとは思いませんでした。ぽつりぽつりと赤と青のペンライトが揺れていたのが印象的でした。

 

M04 世々ノ道(浪川大輔)

 

この曲もなかなか強いイントロを持っていることに最近になって気付きました。畳み掛けるような流れで良かったと思います。序盤はロックな曲が多めだったので、やはり浪川さんのアイデンティティーのひとつはここにあるのかなと思いました。

 

M05 GENERATIONS(柿原徹也)

 

柿原さんのセトリは通常運転です。ということで、まずはキラフェス2017で歌ったばかりのこの曲。柿原さんがリズムに合わせて拳を上下させていたのが印象的でした。まあいつものことなんですけどね(笑)

 

M06 ダンディギ(柿原徹也)

 

笑いが止まりませんでした。私はこの曲を何度拾えば済むのでしょうか。完全に柿原さんの代表曲になっちゃいましたね。発売当初はここまで伸びるとは思っていなかったなあ。

 

M07 リングオブドランカー(柿原徹也)

 

盛り上がる曲で突っ走っていくセトリ自体は柿原さんには珍しいかもと思いました。ジョイントライブならではでしょうか。現地でボトル型のペンライトが映り込んだときに、歌ってくれて良かったね、という気持ちがしました(笑)

 

M08 はじまりのうた(吉野裕行)

 

この曲のコール&レスポンスを久しぶりにできたことが嬉しかったですね。身体を揺らしている吉野さんが可愛くてしょうがなかったです。

 

M09 ドリームフラッグ(吉野裕行)

 

しゃかりきにがむしゃらに全力で台湾を駆け抜けていく吉野さんでした。歌唱に全力をかけてくれる熱い姿が素敵でした。

 

M10 DRAMATIC SURF COASTER(吉野裕行)

 

最初から最後までずっとギターを弾きたそうにしながら歌ってくれました。まるでギターを肩にかけているかのように手を動かし続けていたのが印象的でしたね。この曲はやはりギター付きで聞くのが乙だと思うので、もう一度やってほしいものです。

 

~MC~

 

台湾のファンと交流するために通訳さんを呼んで質問コーナーをしました。浪川さんが通訳さんをえらく気に入ってしまい、それからずっと絡み続けていたのが最高に面白かったです。

 

M11 トコナツウェーブ(柿原徹也)

 

この曲からまさかのコラボが始まりました。浪川さんも吉野さんもステージに残ってBメロを分担して歌ってくれました。サビは全員で歌唱し、振り付けも軽く踊ってくれました。めちゃくちゃ可愛かったです。

 

M12 咲いちゃいな(柿原徹也)

 

この曲のイントロで笑ってしまうのをやめたいです。ひとまず会場のペンライトを確認する作業は怠りませんでした。ピンクは3割くらいでした。しかし現地入りしていた友人曰く、台湾のファンの働きかけによっていつもよりもピンクを振っている人が多かったとのこと。何だか嬉しい気持ちになりました。

 

M13 飛行機雲(柿原徹也)

 

再び浪川さんと吉野さんがやってきてくれて、Bメロを分担しながら歌ってくれました。キラフェス2016でメンバー全員がコーラスをしたことはありますが、それ以外のパートを他のメンバーが歌うというのは不思議な気持ちがしますね。素晴らしかったです。

 

M14 UTAO(浪川大輔)

 

久しぶりのUTAOだったので嬉しかったです。柿原さんと吉野さんも一緒に歌ってくれた……というか浪川さんよりパートが多かったような気が(笑) こんなに優しい気持ちになれる曲もないですよね。ラストサビ前の振り付けがとにかく可愛かったです。

 

M15 夜咲きの勿忘草(浪川大輔)

 

ありがとうございました!!!(大声) ツアーで聞いているので執着があるわけではないですが、やはり「賽」の中で最初に惚れた曲ですから、ここで選んでくれたのは嬉しすぎましたね。青のペンライト、安定です。

 

M16 空色追想歌(浪川大輔)

 

ツアーを引きずりすぎ(笑)と思いましたが、再び柿原さんと吉野さんが出てきて、肩を組みながら歌っている姿を見ていたら尊すぎてどうでもよくなりました。空は見えないけれど、良い景色でした。

 

M17 Bye-Bye☆セレモニー(吉野裕行)

 

この曲中に浪川さんがカメラマンからカメラをかっぱらって遊び始めました。サビになってカメラを吉野さんに渡したら、カメラを抱えながらステップを踏みはじめたのがめちゃくちゃ面白かったです。カメラを使いながらわちゃわちゃしている3人がとにかく可愛かったです。

 

M18 \わっしょい/(吉野裕行)

 

台湾も日本もひとつになってわっしょいできたのが楽しかったですね。吉野さんも全力でタオルを回していました。

 

M19 Anthem(吉野裕行)

 

意外なラストでした。3人で力強く歌い上げてくれました。3人の声は想像以上に親和性があって、いつも以上にこの曲がしみたような気がします。

 

~アンコール~

 

ここで台湾のファンからの大きなサプライズがありました。アンコールと叫ぶかわりに、「僕らの描く未来」のサビをエンドレスで歌い始めたのです。友人曰く、昼の部には一切なかったとのことで、台湾のファンが少しでもKiramuneメンバーに感謝の気持ちを伝えたいがために企てたものでした。出てきたメンバーも本当に驚いていて、みんなが歌ってくれたのに僕らが歌わないわけにはいかない、と急遽歌ってくれることになったのです。

 

M20 僕らの描く未来(re Kiramune☆All Stars)

 

もちろんこちらも昼の部にはなかったらしく、本当にぶっつけ本番でローテーションしながら歌ってくれました。ファンミでも頑なに歌わないくらい、少人数では歌うことを避けてきたこの曲ですが、台湾のファンの気持ちがその壁を突破したのです。これが本当のアンコールだと感動が止まりませんでした。台湾の皆様、本当にありがとうございました。

 

M21 VERSUS(re Kiramune☆All Stars)

 

今度はKiramuneメンバーからのサプライズでした。なんとジャンボ組の3人による楽曲が誕生していたのです。それぞれの性格を反映したような歌詞に注目してほしい、と言われました。とても素敵な楽曲だったので、はやく音源にしてほしいですね。素晴らしいラストでした。

 

 

 

Kiramuneにとって初の海外公演でしたが、

 

大成功といってもいいものだったのではないでしょうか!

 

そしてジョイントライブとしての方向性も

 

どんどん伸ばしていってほしいと思います。

 

願わくば初期メンバーの4人でジョイントライブを!

 

ジャンボ組の皆さん、お疲れ様でした!