高市早苗が間違い続けている中国や国際法の●●とは?東京新聞記者・ジャーナリスト望月衣塑子さん。元朝日新聞・記者佐藤章さんと一月万冊 


https://youtu.be/gMrYCiZ2dRY?si=2pfCRXbXfBxoihMR 


7:30佐藤・中国の船のことをね、「戦艦」という風に言ったじゃないですか。戦艦っていうね、言葉は、中国の中に無いんですよね。現代では使わないらしいですよね。戦艦っていうのはね。それは間違えじゃないかという風にね、みんな色々指摘するんだけど、結局政府はですよ。わざわざ戦艦を間違いではないっていうね、閣議決定かな、そこまでしたんでしょ?本当にね、そこまで高市さんに気を遣わなきゃいけない


望月・安倍さんの時みたいだなあ…


望月・だからまあ、総理の言いなりですよね


佐藤・僕は辞任すべきだと、僕は思いますけどね


19:30この時に集団的自衛権ですね、これがね、存立危機事態の時にね、集団的自衛権が発動するんだけど、この存立危機事態っていうのがですね、要件があって。1番目の要件が日本が親密な他国が攻撃を受けた場合なんですね。この他国っていうのは、何なんだっていう話なんですよ。これは、法律作る時には、アメリカの要請があったんですね。アメリカが太平洋にわざわざ艦隊を出してですよ。そして中国と摩擦があった場合に、日本のロジスティクスで後方支援が必要だということで、集団的自衛権を導入してくれというアメリカの要請があった


ロジスティクス=原材料の調達から生産、販売、回収に至るまでのモノと情報の流れ全体を最適化する経営戦略


<アメリカの要請だったのか…


なので、他国が攻撃された場合っていう風に書いたわけですよ。ってことは、他国ってのはアメリカを指すわけなんですね。ところが、2015年の第二次安倍政権の時の内閣法政局長官、横畠裕介さんって方が答弁してるのが、驚いたことに、「他国」というのが、「地域」という風に読み換えることが出来るんだと。つまり日本と親密な関係にある地域。これは言ったら台湾しかないわけでね。台湾を指してるわけ。これはですね、おそらく安倍さんが横畠さんに言わせたんだと思うんですよ。安倍さんっていうのはね、岸信介の孫なんで。岸信介は戦後首相になったんだけども、これはね東條内閣の開戦内閣の商工大臣で。その前は満州国の次長なんですよね。満州国の次長ってトップなんですよ、結局。これ中国ではね、アヘン売買ってあって。そこでものすごい儲けていたわけですよ。その時に国民党なんかとパイプがあったんですよ。国民党は台湾に逃れたじゃないですか。台湾と岸信介、ずーっとね、しがらみがあるんですよ。それがね、安倍さんに伝わってるわけですよ。そして、集団的自衛権存立危機事態。これはアメリカじゃなくて台湾でも出来るんだっていう風に読み変えたわけですよ。それがね、安倍さんが横畠さんに言わせたことなんですよ。


岸信介=https://ja.wikipedia.org/wiki/岸信介


★ところがね、国連憲章51条ね。集団的自衛権の国際法条の根拠規定なんだけれども、これによるとですね、正に国民加盟国に対して武力攻撃が発生したと、これが前提条件なんですよ。ところが台湾は国連加盟国じゃないんですよね。それどころか、独立国でもないんですよ。主要国は台湾を独立国として認めていない。ということで、これはね、国連憲章51条にも反してるんですよ。この日本の集団的自衛権、存立危機事態。他国に攻撃加えられた場合っていうね、そこの解釈が国連憲章に反してるんですよ。驚いたことに。安倍さんはそれを横畠さんに言わせちゃったんですよね。間違ってるんですよ、つまり。それを、高市さんが、そのまんま、間違ったまんま引き継いでるんですよ。引き継いでいて高市さんの持論になってるんですよ。で、この前の11月4日の国会予算委員会の答弁でも、アメリカという言葉は全然出てきませんでしたからね。つまり、台湾で何かあった時は、自衛隊出しますよってことですから。それから去年の9月の自民党総裁戦の時に、この時も高市さんは自分の記者会見とか、フジテレビ出た時の談話でも同じことしゃべってるんですよ。台湾有事の時は日本の自衛隊を出せるということを言ってるわけですよ


<そんなに台湾有事で戦いたきゃ高市早苗一人を最前線に立たせてやれよ…