巨大広告代理店戦争。26年W杯放映権を巡る電通と博報堂の戦い。元博報堂作家本間龍さんと一月万冊
https://youtu.be/7sEXU8l-JDo?si=fNLnFQ210WNfUHIP
39:55サブスクの場合は、最初から全世界放映を考えてるわけだよね。日本の場合は、あくまで日本国内の放送しか考えてない。だから日本国内のスポンサーからかき集めるしかないんだということで。これはね、完全に構造が変わっちゃったんだ、ハッキリ言って。今まではテレビ関係っていうのは、国内で言ってみりゃあさ、国内っていう小さなパイの中で必死になって争ってたわけですよ。ところがもう今やサブスクが入ってきたお陰で、最初から全て国際ターゲットになっちゃってるわけですよ。
ただ一つだけ、日本が弱くなってる部分がある、円安です。というのは、こういう放映権料っていうのは、基本的に全部ドル建てベースで戦うことになるんだね。で、4年前に比べても、円安はめちゃめちゃ進行してる。つまりそれだけ日本は高い金額で物を買わなきゃダメになってるでしょ?だから、こういうところにも影響が出ちゃうわけよ。3年しかなかった民主党政権下、あの頃に、2009〜2010年辺りは円っていうのは100円切ってたんだから。それが今もう下手したら160円になっちゃうっていうね。その円安って凄まじいよね。その安い円でいつまでも物を買おうとすると、莫大な金額になっちゃうってことですよね。一つ、日本の経済状況。円が安くなったせいで、こういうお買い物もものすごく難しくなってるんですよ。実はそういうことなんです