佐藤・言い始めたというか準備を始めた。ということで、県民局長は非常に心を病んじゃったわけですね。自ら命を経ってしまったんですよ。2023年の7月だったかな。


望月・百条委員会直前にね。私的文章が拡散されたり、酷いことが行われていたっていうのが今明らかになってますけど


佐藤・そういうことだったんですね。斎藤さんとんでもない公益通報者保護法違反。これについて消費者庁が、消費者庁というのは公益通報者保護法の管轄の官庁なんですね。日本で唯一有権解釈、つまりその法律についてちゃんと解釈していいという権限を持っている省庁なんです。その消費者庁が「報道機関に対する通報であっても、通報者を保護しなければいけない」ということで、斎藤さんあなた違反だよと。そういう風に言ったわけですよ。それでも斎藤さんは開き直って、「兵庫県ではそういう解釈です」みたいなことになっちゃってるわけですね。笑っちゃうのは22日ですね。消費者庁が改めて公益通報者保護法をどう考えるか、体制確認、必要に応じて体制を見直すようにという通知を全国の自治体に発したんです。当然ながら兵庫県にも行ったわけです。その中には当然ながら「内部通報者に限らず、外部通報者、マスメディアとか消費者団体、そういう外部への通報者も保護しなければいけないんだ」そういうことも通知の中に記載されてるんですよ。当然ながら地元兵庫の記者は色めき立つじゃないですか、そういうのが来たということで。これは産経新聞の記事なんだけども、兵庫県の担当者に聞いてみたんですよ。「どうするんですか?」と。兵庫県の担当者がそれに対してこう答えてるんですよ「公益通報者保護法に関する研修を行う」とそしてそういう法解釈を受け止めて、適切に対応していきたいと。通知文の内容は斎藤知事にも報告しますと言ってるんですね。これね、研修を行うと言ってるんですけど、誰に対する研修なのかと僕は思うんですね。だって一番研修必要なのは斎藤知事、その人じゃないですか


望月・一人ですよね。やらなきゃいけないのは。唯一


佐藤・むしろ斎藤さん一人が、消費者庁に出張してですよ?一週間くらい。消費者庁の担当者にですね、膝詰めで教えてもらえという話じゃないですか。斎藤さんが色々解釈あるというなら議論してこいよ


望月・(斎藤は)専門家が「公益通報者違反に当たらない」と言ってる人もいるという。じゃあそれは誰ですか?って記者が聞いたら、誰かは差し控えるとw


望月・弁護士取材したら、弁護士否定。私は言ってないとwあれを普通の識者で「対象外だ」と言える人はいないと思うんですよね


佐藤・いないんでしょうねえ…僕考えると、兵庫県の担当者がね、産経新聞の取材に対してこう言ってるんですよ。「消費者庁は法解釈を受け止めて適切に対応していきたい」じゃあ「適切に対応していきたい」とはどういうことかと。具体的に詰めたいんですよ。僕が考える適切はこういうことだと思うんですよ。つまり、斎藤知事に対してこれまでの斎藤さんの見解、誤りを認めさせるということですよ。「外部通報者は保護しなくていいんだ」というような説があるんだと斎藤さんが言ってるわけじゃないですか。それは間違いじゃないですか。その間違いをまず認めさせるということですよ。これは兵庫県の担当者の役割じゃないですか。だって消費者庁が有権解釈してるわけだから。そして更にですよ。この元西播磨県民局長、この方はこれが原因で亡くなっちゃったわけですよ。つまり犯人探しされて、しかも百条委員会を開くとそして、その動きに応じて色々と自分に関するプライベートな内容をあることないこと言われるらしいと。とんでもない反撃が来るぞと。犯人探しされちゃったわけですからね。それを苦にして自ら命を絶ってしまったわけですよ。となれば、県民局長に関するプライベート情報ね、SNSで流れてるわけじゃないですか。それがまた別に問題になってますけどね。それについてですね、斎藤さんとしては県民局長の名誉回復を図ること、自ら亡くなってしまった県民局長の責任を取って、斎藤さんは直ぐに知事職を辞職すること。これしかないですよ。適切に対応ってこれじゃないですか。止めるということでしょ!責任を取って!辞めて、県民局長のご自宅に行って、墓前にというのかな?手を合わせて焼香をしてですね、それをやるべきじゃないですか