松本人志さんと似てますよね。コメントを発表しても真摯に反省している姿勢が見えない。ちゃんと謝罪しているっていうのも見えない。中居さんの方は謝罪しているって形上ではあるけれども、どうもやっぱりしっくりこないものがどうしても残ってる


問題が3つあると思います。

1つは、中居氏がした行為

2つめ、フジテレビが関与したのかどうか。フジテレビは関与はなかったとしても、このアナウンサーがこういうことをされたその夜にフジテレビの幹部社員に報告しているのに、何も対処せず、加害者が出演する番組をそのままずーっと流し続けていた。去年いっぱいまでですね。問題が起きたのは一昨年ですからね。一年以上にもわたってこの中居氏の番組を制限も加えず流し続けていた。これは一体なぜなのか

3つめ、これ毎度だなと思うけれど…紙媒体は結構書いていたけれど、テレビ局がとにかくスルーしていた。約3週間近くにわたって。これ東京新聞ですね。「中居正広さん謝罪まで『ほぼスルー』のテレビ界って…」「『接待文化』と説明責任」これ今日11日の記事ですね。ここにも書いてますね。「本人が謝罪したら一斉報道した」昨日言いましたよね。テレビ局としては中居氏がコメント発表してくれたんで、みんな小躍りして喜んだと思いますよ。今までどのテレビ局も絶対視聴者から文句来てたはずなんですね。「なんで放送しないんだ」って。当然そうですよね。大きな問題になってる。なのにテレビ局はほっかむりして報道しなかった。それはなんでかって言うと、テレビ局は全部横並びで他局の問題を報道しない。殺人事件とかだったら別ですよ。それ以外の問題はとりあえずお互いにカバーし合う、報道しない。紳士協定って、全然紳士じゃないけどwそういう暗黙の了解みたいのが存在してる。だから傷の舐め合いですよね。そういう不文律が慣習としてずーっとやってきたということでね。テレビ界の相変わらずの問題。だけど、その不文律っていうのはそれはもう一昨年から去年にかけて露わになったジャニー喜多川問題で、もうそういうことは止めようじゃないか、全部ちゃんとやろうじゃないかっていう姿勢になったはずだったんじゃないの?って言われてるわけですよ


大きな問題は3つですよね


本人の問題


フジテレビの問題


そしてテレビ局全局の報道姿勢


この3つが同時進行してるわけです


中居氏自体はね、彼がどんなにテレビに出たいと。だけどそれを判断するのは彼ではない。テレビ局側ってことになるんですね。テレビ局っていうのはスポンサーの広告収入で経営されている。だからテレビ局の判断の裏にはスポンサーの判断があるわけですよ。スポンサーがこういう問題を起こした人物の番組にキー局のテレビCMなんていうのはね、例えば中居さんがやってた一つの番組に提供枠、「ご覧の番組は各社の提供で」ってありますよね。それってもう半年で契約するとゴールデンタイムで流れていたら億の単位なんですよ。提供枠を持つというのはね。しかも視聴率が高ければその金額がどんどん上がっていくんですよ。半年契約なんてしたら、ゴールデンタイム、要するに19時から22時、23時ぐらいまでの間で流れている番組であれば、半年で4、5億円必要なんです。テレビキー局であればね。それを蓋をしてでも、中居正広の番組をやりたいというスポンサーがいるかって言ったら、そりゃいないよね。こんだけ不透明なことがあって、しかも守秘義務契約を盾に取ってというと言い過ぎかもしれないけど、どういうことがあったのかはまだよくわからない。だけど、事件があったことはもう認めている。そのために日本の裁判上の常識では考えられないような高額の慰謝料を払っている。それは確かなことなので。そうなるともう彼がテレビに復活するっていうのは10年ぐらい先だったらわからんけども。今年じゃあ、また去年みたいにレギュラー番組5本なんてことは絶対あり得ないんですよ。スポンサーが付かない。っていうことでフジテレビもやるのは無理だと。これは僕はそう思いますよ