「被災地入りを見合わせる」と申し合わせた、
岸田総理と公明党、立憲民主党、維新、共産、国民民主だったが、
今日の報道で、岸田総理が現地入りする、とあった。
【速報】岸田首相 13日に被災地訪問で調整 復旧復興対策を加速へ
→ 能登半島地震の復旧復興対策を加速させるため、岸田首相は早ければ今週13日にも、被災地を訪問する方向で検討していることがわかった。
https://www.fnn.jp/articles/-/640039
方針転換してくれて良かった。
見合わせ、を現地の方々に伝えた時には
心底残念な思いを語った人が殆どだった。
大災害でその国のトップが被災地を訪れない、
見合わせるなど世界を見ても珍しい。
以下、世界で起きた災害で、
その国のトップが発災から、
どれくらいで被災地を訪問したか。
1週間以内が基本、
遅くても10日以内だ。
発災からここまで視察にも行かず、
その理由を地上の混乱、と言い訳し、
与野党揃って「見合わせる」申し合わせとは、
この国の政治の酷さの現れとも言える。
総理大臣なら、
発災翌日であっても
空から被害状況を視察することだって出来た。
ならば、総理自身がトップクラスの緊急事態であると理解できた上に、
十分な財政出動の必要性と被害に遭われた方々に全力で寄り添う、
という気持ちを強くできたことだろう。
行かない、から行くに変わったことは良かった。
見合わせる?おかしくないか?と
感じた多くの人びとの声が動かしたのだろう。