東山紀之新社長は、ジャニーズ事務所のトップとして「性加害を知っていただろうに、東山氏がそれを認めると他のジャニーズ・タレントにも波及するため、タレントを守るために『性加害を知らなかった』と言ったのだと思う。仕方ない」という発言をしていた人がいた
では、果たして「ピックモーター社長が知っていたのに知らなかったというのは、社員を守るため、だから仕方ない」という言い訳が通用するだろうか。する訳がない
これだけ多くの人たちが、ジャニー喜多川氏の性加害を誹謗中傷を受けながらも告白を続けるのは、都合の悪いこと、臭いものには蓋をしておけという日本的なこれまでの文化や空気、萎縮や忖度を変えようとしているからだと思う。おかしいことには「おかしい」といつでも誰でもどんな立場に置かれている人でも声に上げられる社会にしていくためだ
東山氏や井ノ原氏がジャニー氏の性加害について真実に蓋をしたまま「新たな改革」になど向かっていけるのだろうか。真実を語らず、蓋をすることで、ジャニーズ事務所や新旧の経営陣が保とうとしているものは一体なんなのだろうか
300万人ものジャニーズファンを失望させたくないからなのか。だから名前も変えられないのか。しかし、ファンにこそ真実から目を背けず、真実を知ってもらう必要があるのではないのか。そこからファンもタレントも、共犯関係のメディアも芸能・音楽業界も、どう再生していくかを考えていくしかないのではないか
同じことが米国で起きたら、ミラマックスの創業者・ハーヴィー・ワインスタインが、トップスターに育てた俳優・ヴィネス・パルトロウが、ワインスタインの性加害を告白したように、トップスターが、ジャニー氏の性加害の実態を明かしたことだろう
ジャニーズ事務所が、相変わらず何かを隠しているし、真実を語っていないというのは4時間超の記者会見を経て、多くの記者や視聴者が感じたことだろう
それを「ジャニーズ事務所のタレントを守るためだから仕方ない」の一言で済ませられるだろうか。真実を覆い隠した先にまた何が起きるのか。不都合なことが起きたら、またジャニーズ問題の時のように蓋をしておけばいいという悪しき事例になるのではないか。そして同じような事が、また違った形で日本社会の中で再生産されるのではないか
会見の翌日、東山氏や井ノ原快彦氏が話したことと全く同じような文章をKinKi Kidsの堂本光一さんが発表した。文面を読むと東山氏や井ノ原氏の主張と瓜二つだ。これではジャニーズ事務所と西村朝日法律事務所によって周到に用意された台本にしか読めない
ジャニーズ事務所にとって体のいい発言を聞きたいのではない。本当にこれまでのジャニー氏の性加害の問題を認識し、変えていくには、ジャニー氏の性加害の真実をきちんと語るしかないのではないか。そこからしか新たな改革をスタートすることなどできないと思う
Arc Timesでは、ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーで元忍者の志賀泰伸さんに、ジャニーズ事務所の会見が行われた日に会見を見た感想をお聞きしました
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https://www.youtube.com/live/1q_XtastxlE?si=HbNfcJdc4_pbx145
https://x.com/isoko_mochizuki/status/1700516161845436807?s=46
😆✨おもしろーい
口裂け女に「ブス!」と叫べば - ゆらゆらタユタ