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がっくりしていってね ! ! !
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昔の日記を読み返していたら既におなじような事を自分で書いていたりするのだけど。
堂々巡りも無意味なものではないと思いたいのでいま言語化したいことを言語化する。


毎日の様々な因子によって、気づかなくても少しずつ、否応なく、変わっていくもの。
世間にとっては些事であろう、己の内面的様相なんぞを、観察したいのだ相変わらず。



大学卒業、同時期に身体が半分不自由になった祖父の介助人、自宅警備員、家事手伝、
屋敷しもべ妖精生活をはじめて、もうすぐ三年。天賦の無職の才能を遺憾なく発揮して、
それなりに退屈で、それなりに嫌気が差して、それなりに楽しい懊悩の日々を過ごした。


何が切っ掛けだったかはっきりとはわからない。いくつかの偶然やらバイオリズムやら、
なんかしらんけどそういったものによって、思考回路の配列が組み替わってきてる様な。


「この家の憑き物をおとす!」などと息巻いて、すっかり自身が憑き物になっていたが、
自己憐憫と自己嫌悪のメリーゴーラウンドからは、ようやっと降りることが出来た模様。


それによって、今まで苦手としていたものの、自ら立ち入り禁止の看板を置いたその先。
それをみてみたくなって。無理だと感じる前に動いてしまってみる。どこへでもいける。








こういったテーマについて、柔らかくジューシーに美味しく料理できる人もいるけれど、
私はどうにもせいぜい生野菜サラダでしかもちょっとしなびかけてて遺憾だが詮方ない。

日々の遺書を標榜するのならもすこし頻繁に記録と考察をしたいところ。定点観測大事。
武満徹(現代音楽作曲家)の「明日の朝はもうこれを書くまい。晴れてくれるといいが。」
という、日記のさいごのことばが、むかし新聞の書評かなにかで読んで以来おきにいり。
毎回末尾に書いておいて、次回消してまた書きたい。とゆかこれ以前も書いた気がする。

変態段階の融解した自己像の、蜃気楼のような輪郭を、靡かせながら来る春をむかえる。