鋼鉄神ジーグ 最終話 | 雨と月の夜

雨と月の夜

アニメのメモ

17年前のアニメだけど面白かった。懐かしいとかじゃなくて面白かった。

なんというかなぁ・・・突き詰めると、永井先生がすごい、それに尽きる。メカがすごい、設定がすごい、キャラクターが濃い、話の展開がすごい、そしてOPEDの楽曲もらしくていい。すべては永井先生の原作から広がっている。

やっぱ雨月夜にとって、永井先生と石ノ森先生の二人はサブカルチャーの頂点だな。それを再認識した。この二人に出会ってなかったら、たぶんこんなにアニメ見てない。

 

いろいろあるんだけど、まずジーグがすごい。ジーグのあの球体関節、パーツ換装、合体ギミック、これほんとすごい。その上、ジーグがちょっとワルっぽさがあるのよ、怖いのよ。

サポートの戦闘機部隊や、ビッグシューターのギミック、これがまたすごい。ビルドベースがマニア心を強く刺激する。ケンジのバイクが思いのほかカッコいい、などなど。

そして新しい主人公であるケンジとツバキが非常にいいし、二人が絵になる。キャストも17年前としては無敵の二人(まあ、今も無敵の二人といっていいけど)。

敵側の設定や背景が実は素晴らしい。銅鐸の設定、妃魅禍の設定、邪魔大王国の設定、どれも秀逸。ほんと考えられている。よくもまあ、ファーストジーグとうまく繋いだよなーと思う。これも永井先生の元々の設定のすばらしさがあってのこと。

演出などについても、熱い展開、熱い設定、キャストの熱演、これらが本作の面白さや魅力を数段引き上げた。永井先生作品はこうじゃなきゃ!

 

制作に携わった方々に敬意を。

やっぱ永井先生最強。

リアルタイムで見たかったなぁ。。。