ARGYLLE/アーガイル | 雨と月の夜

雨と月の夜

アニメのメモ

まあ・・・当然キングスマンだわな。というか・・・キングスマンより巧妙で楽しい。

こっちもコヴェナト同様、作家の個性炸裂、マシュー・ヴォーン監督節炸裂。

 

作家のエリーが書き上げたスパイ小説。極めてリアルな作品だけど、それには裏が。エリーの目に映るアーガイルだったり、エイデンだったり、どっちが本物で、どこまでが小説なのか、洗脳なのか、誰がワルなのか、目まぐるしくいろいろなものが入れ替わる展開は観る側を酔わせる。さすがマシュー・ヴォーン。

 

最後のリアルでアーガイルが出てきたところは、これだ!これこれ!と思わず拍手しそうだった。うまいよねー、面白いよねー。

そして少し昔の、アーガイルがスパイとなるダイナー「キングスマン」のシーン。もうマシュー節炸裂。

 

要所要所の演出や小ネタも非常に魅力的。はっきり言って爆笑の連続。面白かった!さえないリアルスパイを熱演のサム、ネコの使い方、目まぐるしく入れ替わるアーガイルとエイデン、まったく面白い。

 

ホント、なんて楽しい作品なんだろうね。見る側を酔わせる、見る側を煙に巻く。ジェットコースターのように回して、最後はあっとさせるシーンで鮮やかに幕を引く。お見事としか言いようがない。

 

なんか・・・マオカラーのジャケットが欲しくなった(ぉぃ)

 

このさ、ネコがいいのよ。

 

そして魅力的なキャスト。やっぱり主人公はアーガイルのヘンリーガヴィルだ!