プロジェクト がんばる と 思いながらも 体がなかなか動かない

取っ掛かりがね 

 

実家は 一階に二部屋とダイニングとキッチンと納戸

二階に二部屋と納戸

 

全部 物でいっぱいです

 

母がショートステイのロングで(ずーーっとお世話になること)家を空けてから

まず しばし茫然

取っ掛かりが欲しくて 不動産屋に電話

ずっと先のことだけどと断って 家を売却するときにはどの程度片付けたらいいのか聞きました

そうしたら、不動産屋の言うことには 「今のままで 現状のままでいいですよ」と

そして 処分品はトラックの台数で金額が決まると

家具、食器、本など売りたいものは自分で手配するようにと

 

なるほど 最悪このままでいいのなら 気が楽です

 

いろいろ話して 私の気持ちもほぐれてきました

それが昨年の4月か5月ころ

 

ただし 不動産屋に丸っと売ると 自分で片づけて見栄えをよくして売りに出すのに比べて 半額近くになることもあるようです

そこいらは そうなったときに考えることにしましたが、

 

家の中にいるだけで 物が多すぎて頭がくらくらしてきました

 

今はだいぶ片付きましたが、ビフォーの写真はありません

体があまり自由の利かない高齢者二人で暮らして20余年 整理整頓は無理です

どうしても必要なものは身の回りに積み重なっていきます

それを写真に撮って 片付いた写真と見比べて 私はこんなにスッキリさせたのよとは言えません

散らかし放題の親を責める気持ちもないし 致し方ないことだと思っています

 

だ・け・ど

うんざりです

今までさんざん大変だったのに さらにまた大仕事

なんでこんな目に合うのかと それだけで体調が悪くなりました

 

何も手をつけられずに数か月 

 

家の中は 母の寝ていたベッドからダイニングの食卓まで 

けもの道のように そこだけが 物がなかった

 

畳の上 テーブルの上 イスの上 なんかしら積み重なって

座卓なんて4つもあって もれなくその上にこんもり

 

それでも ヘルパーさんが資源ごみや家庭ごみを捨ててくれてたし

最低限の清潔は保ってくれていたので マシな方かもなと思いました

 

そして私は考えました

不動産屋が買い手を内見に連れてきたとき

中のものは全部処分しますよと言われても 絶対”この家に住みたい”とは

思えないだろうと思いました

家に入った時の最初の印象が大事ですからね

 

今は、物がない状態の家の中の様子をバーチャルでタブレットに映し出せるようなんですが 

それでも 客間にポータブルトイレが置いてあったらあかんでしょう

 

なので 私が実家に来た時にくつろげるくらいに片付けようと考えたわけです

 

 

どこまでするか考えました

 

分別が楽なものはごみ袋に入れ その後 ごみ収集車に来てもらいます

量が多いと家の前まで来てくれます 

貸し切りです( ´艸`) 呼ぶだけで1000円かかるけど

 

中身の入った缶詰は見なかったことにして 流しの下に突っ込みます

 

ごみ袋に入りきらないものもそのままにします

 

 

いよいよ スタートです

 

まず 父の衣類やそこいらに落ちてる物を袋に詰めました

ごみ袋は燃えるごみとプラと別で 市の指定の袋を買うようになっています

 

燃えるごみの袋が すぐに五つくらいになりました

さて まずは ごみ袋置き場を作らなければなりません

 

「断捨離」の番組をよく見るんだけど ごみ袋はみんな外に出すのよね

でも、私は 車がないし すぐには捨てられない

町内のゴミ集積所にいっきに持っていったら迷惑だしね

だから まず客間のところの広縁を空けて ごみ捨て場にしました

 

そこで疲れて撤退です

 

でね、どういう順序で片づけたか詳しくは覚えてないけど

一か所ずつやっていこうと思ってね 

次回行ったときには「玄関」を片付けたのですよ

下駄箱の中には たくさんの靴が詰まっていて 全部捨てました

シルバーカートは玄関のクローゼットみたいなところに押し込み

下駄箱の上をキレイに拭いて 私が気に入った花瓶を飾ってみました

 

まぁ 気持ちの良いこと

清々しいったらありゃしない

 

で、

友だちの家で 実家の片付いた玄関の写真を見せたときに

みんなが きれい すごい 頑張ったねって褒めてくれたのが

そのあとの原動力になったなぁ

 

玄関の“氣”がいい感じだっても言われた

私も片付け後は なんか気持ちよくてしょっちゅう玄関に行ってた

無意識に”いい氣”を求めてたんだね

 

 

あの家をスッキリさせたら 気持ちよく過ごせるに違いない

大変だけど 少しずつでも頑張ろうって思った

これから何年通わなくちゃないかわからないからね

 

ホントになぜかあの家に行くのは嫌でね

 

言われて気づいたんだけど あそこには怨念がおんねん

      (使い古された…) ( ̄▽ ̄;)

 

余分なものを捨てたら 私の気持ちも軽くなるかもしれないし

 

実家を毛嫌いすることもなくなるかもしれない

 

 

が、まだまだ けもの道は広がりません

食事をするスペースも狭いです

 

前途多難な話は また続くです