虐待サバイバー

どれだけ叫んでも
誰にも届かない
閉ざされた闇の中に
取り残された

逃げ出したい気持ちが
全身を支配する
過酷な運命を
ボクは背負うのか?

傷だらけの心が
歩き続けて
優しさの欠片さえ
涙が見えなくさせた

思い出したくもない
愛のない親の言葉は
家族を引き裂いて
道を迷わせた

逃げ出したい気持ちが
体中を貫く
過酷な運命を
受け入れられるのか?

傷だらけの心が
歩き続けて
見えない幸せが
涙に溺れさせた

傷だらけの心が
歩き続ける
優しさの欠片を
描いた幸せを
笑顔の
涙にできるまで