あのね・・・
今日はちょっと哀しいことがあったの。
あのね・・・
ウサギさんが、月に帰っちゃったの・・・
。
朝、ママがボクを起こしてくれて、
リビングに行ったら、ママがウサギさんのそばから
なかなか離れないのね。
ウサギさん、とっても体がつらそうで、
体を横にしちゃうんだって。
ママが支えてあげたりしたんだけど、
やっぱり少し倒れてきちゃうの。
それでも、朝ごはん食べなくちゃ、って
ボクとママは朝ごはん食べたんだけど。
食べ終わって、ママがまたウサギさんの
近くにいったらね、
ウサギさん、横になっちゃったの。
ママ、もう起こすの、やめちゃったの。
ウサギさんの脚が痙攣してたからだって。
ボクはパパとリビングにいたんだよ。
それから、しばらくして、
ウサギさん、月に帰っちゃった。
静かに・・・。
ママ、ウサギさんのおウチを掃除して、
それからウサギさんの体を拭いてあげて、
そっと体をおウチに寝かせてあげたの。
トイレも、お水入れも、ご飯のお皿も
ちゃんと入れてね。
ご飯も少しいれてあげたよ。
それで、保冷剤を体の下に敷いてあげたの。
ウサギさん、さようなら・・・。
もう、一緒に遊べないんだね・・・。
でもね、悲しんでばかりもいられなくて。
今日はボクの幼稚園の面接の日だから。
ママとお出かけしたんだ。
幼稚園では、数人のお友だちと一緒に、
ママと離れて、お遊びしたの。
平均台を歩いてみたり、ジャンプしたり、
踊ってみたり・・・。
それから、今度は園長先生とお話。
ボク、ジャンプや平均台が苦手なのね。
それで、今度、月に1回、
園庭で遊ばせてもらえることになったの。
少し、園庭の様子に慣れて欲しいんだって。
広いお庭で遊べるの、楽しみ
。
さて、無事に幼稚園に入れることが決まって、
ママと帰ってきたよ。
ママは
「ウサギさんが(寝て)待っているから、帰ろうね」
って言ったんだけど、ボク、訂正しちゃった。
「ウサギさん、月に帰ったの。もういないんだよ」って。
ママ、ちょっと悲しそうだった。
でも、ウサギさん、いないんだもの。
おウチに横になっているウサギさん、
もう起きてこないんだね。
ご飯も食べない・・・。
とっても哀しい。
明日、お昼過ぎに、お別れするんだって。
心だけ先にお月様に帰ったから、
体も返してあげるんだって。
ウサギさん、さようなら
。
でも、また会えるよね。