【大阪杯】穴馬発掘術~穴馬の共通点から今年の好走馬を考察【過去データから分析】
春古馬三冠レースの第1戦、大阪杯です。今年は一流馬、一流ジョッキーが多くドバイに遠征しているため、実力が拮抗したGⅠレースとなりそうです。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。
競走名について(JRAホームページより)
本競走は、1957年に創設された重賞競走。創設当初は1800mで実施されていたが、1972年に2000mとなり、1981年に実施時期が3月上旬から約1ヶ月繰り下げられた。春季競馬における古馬中距離路線の一層の充実を図るため、2017年にGⅠ競走へ格上げされ、現在に至る。
直近の推奨好走馬
2月18日 フェブラリーS(GⅠ)
セキフウ 13番人気 3着
<推奨理由>
東京重賞で好走&中央重賞馬
2月10日 クイーンC(GⅢ)
ルージュスエルテ 4番人気 3着
<推奨理由>
年明け初戦のサンデー系
2月4日 きさらぎ賞(GⅢ)
ウォーターリヒト 10番人気 2着
<推奨理由>
継続騎乗の京都巧者
目次
- 過去に好走した穴馬
- 穴馬に共通する条件
①サンデー×ノーザンダンサー
②古馬GⅠで馬券内
- 今回期待したい馬
- まとめ
- おまけ
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)
過去に好走した穴馬
過去5年の大阪杯で馬券になった7番人気以下の馬たちは以下の通りです。
この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。
①サンデー×ノーザンダンサー
7番人気以下で好走した5頭中3頭は父がサンデーサイレンス系、母父がノーザンダンサー系でした。やはり根幹距離の2000mGⅠですので王道血統のサンデーサイレンス系が好走しています。さらに、阪神小回りの適性を高める血統が母父としてのノーザンダンサー系であると考えられます。
※該当馬を色付きで表示
②古馬GⅠで馬券内
7番人気以下で好走した5頭中3頭は古馬GⅠでの好走経験がありました。ドバイのレースとの兼ね合いでレベルは落ちやすいGⅠレースとはいえ、簡単に好走できるレースではありません。この好走データは3冠レースを含む世代GⅠではなく、古馬GⅠの好走実績です。その距離の日本トップレベルが揃うレースで好走した実績が重要なようです。
※該当馬を色付きで表示
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)
今回期待したい馬
以上を踏まえて今年の大阪杯で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
ルージュエヴァイユ
1頭目はジャスタウェイ産駒のルージュエヴァイユです。父はサンデーサイレンス系のジャスタウェイ、母父はノーザンダンサー系のFrankelですので1つ目の好走データに該当しました。また、昨年のエリザベス女王杯で2着でしたので2つ目の好走データにも該当します。因みに2つ目の好走データに該当する馬はハーパーとルージュエヴァイユの2頭のみです。昨年のエプソムCで前走から一変した先行策で2着に好走すると、次走の府中牝馬S、エリザベス女王杯を共に2着と牝馬の世代上位に名乗りを上げました。前走の京都記念では位置取りが悪く8着に大敗してしまいましたが、まだ5歳ですので十分に戦える余力が残っている馬だと思います。特に今回は初騎乗の菅原明良騎手へ乗り替わりとなりますので、思い切った競馬で好走を期待しています。
リカンカブール
2頭目はシルバーステート産駒のリカンカブールです。父はサンデーサイレンス系のシルバーステート、母父はノーザンダンサー系のZoffanyですので1つ目の好走データに該当しました。3歳時は重賞では力不足な2勝馬でしたが、年が明けて2連勝でオープン入りを果たしました。初重賞のチャレンジCでは最後方から上がり2位の末脚を使い0.5秒差の7着と課題を残す結果でした。しかし、5歳となり迎えた初戦の中山金杯では近走では見られなかった先行する競馬で重賞初勝利を収めました。リカンカブールの全5勝が右回りの2000mであり、その成績は5-1-0-1です。少し格が足りない感は否めませんが、得意の小回り2000mで高配当をもたらして欲しいですね。
まとめ
皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。