【弥生賞】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 | らいまるのデータ分析記

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【弥生賞】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性 

 皐月賞の前哨戦である弥生賞です。ホープフルS、弥生賞、皐月賞と全て中山2000mですので、この成績が皐月賞にも直結しやすいレースです。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。

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競走名について(JRAホームページより)

 本競走は、1964年に創設された3歳馬の重賞競走。幾度かの距離変更を経て、1984年に現行の2000mとなった。2020年には、ディープインパクト号の功績を称え、競走名を改称した。同馬は、無敗でクラシック三冠を制するなどJRA・GI 7勝を記録し、2008年には顕彰馬に選出され、種牡馬としても 2012年以来11年連続リーディングサイアーを獲得するなど輝かしい実績を残した。 なお、第3着までの馬には『皐月賞』への優先出走権が与えられる。弥生(やよい)は、陰暦で3月の呼称。 報知新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。本競走は、同社より寄贈賞を受けて実施されている。

 

直近の推奨好走馬

2月18日 フェブラリーS(GⅠ)

セキフウ 13番人気 3

<推奨理由>

東京重賞で好走&中央重賞馬

2月10日 クイーンC(GⅢ)

ルージュスエルテ 4番人気 3

<推奨理由>

年明け初戦のサンデー系

2月4日 きさらぎ賞(GⅢ)

ウォーターリヒト 10番人気 2

<推奨理由>

継続騎乗の京都巧者

 

目次

  • 過去に好走した穴馬
  • 穴馬に共通する条件

①有馬記念勝ち馬の産駒

②前走重賞掲示板

  • 今回期待したい馬
  • まとめ
  • おまけ

 

 

 

過去に好走した穴馬

 過去5年の皐月賞で馬券になった4番人気以下の馬たちは以下の通りです。

 

この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。

 

 

①有馬記念勝ち馬の産駒

 4番人気以下で好走した5頭中4頭は父が有馬記念勝ち馬でした。日本トップレベルの長距離ホースが集まるレースの勝ち馬の産駒ですので、同じ中山競馬場での実施ということもあり関連しているのだと思います。また、ハーツクライ産駒を除けば皐月賞の勝ち馬の産駒であるので、種牡馬の中山適性との関連も深そうです。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 
 

②前走重賞掲示板

 4番人気以下で好走した5頭中4頭は前走の重賞で5着以内でした。近年は直行ローテが増えてきたものの、皐月賞に向けた一流馬が集うレースですので重賞である程度の結果を残していることが重要です。
 

※該当馬を色付きで表示

 

 

 
 

 

 

 

今回期待したい馬

以上を踏まえて今年の弥生賞で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
 

ニシノフィアンス

 1頭目はサトノダイヤモンド産駒のニシノフィアンスです。父サトノダイヤモンドは2016年の有馬記念勝ち馬、前走は京成杯5着ですので両方の好走データに該当しています。新馬戦は逃げて勝ったものの前走の京成杯では好位4番手につけ勝ち馬と0.3秒差の5着に敗れました。前走の鞍上である三浦皇成騎手は先々を考えてこの位置取りを選択したとコメントしています。さらに、これから良くなっていくともコメントしており今後への期待感が伺えます。デビューから全レース中山競馬場で使われており、場所へのこだわりが感じられる馬ですので皐月賞に比べるとメンバーレベルは低いこのレースで期待したいですね。
 

シュバルツクーゲル

 2頭目はキズナ産駒のシュバルツクーゲルです。前走の東スポ杯2歳Sで2着ですので2つ目の好走データに該当します。前走は10頭中8番人気と人気薄ながら好走しました。新馬戦は今回と同じ中山2000mで0.3秒差をつけ快勝しています。半兄は過去の好走した穴馬として紹介したシュヴァルツリーゼです。したがって、血統面からも期待できます。また、鞍上の西村淳也ジョッキーが3戦連続で騎乗してくれることも大きなプラスポイントですね。人気が無いのであれば積極的に狙いたい1頭です。
 
 
 

まとめ

 皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。
 

 

 

 

おまけ

 皆さん普段から読書はしていますか?競馬好きの皆さんにおすすめの本を紹介します。コントレイルやラヴズオンリーユーを管理された矢作芳人調教師が書かれた本です。これらの名馬たちはもちろんGⅡ、GⅢクラスで渋い活躍をした馬たちの苦悩と矢作調教師の工夫、裏話が盛り込まれた競馬ファン必読の本です。また、馬券的な目線で矢作調教師が自身の厩舎をどうみているのかが書かれており、個人的には馬券のヒントになる内容でした。名伯楽の仕事術が詰まったビジネス書的な観点からもおもしろい1冊ですので是非ご覧ください。