【中山記念】穴馬発掘術~歴史から読み解く穴馬の可能性
昨年のGⅠ戦線を賑わせた馬が集まりました中山記念です。本ブログでは過去、好走した穴馬に共通する条件から今年期待できる馬を考察していきます。
競走名について(JRAホームページより)
本競走は、1936年に創設された重賞競走。創設当初は3200mのハンデキャップ戦として実施されていた。その後、幾度かの距離変更を経て、1957年に現行の1800mとなり、1972年には負担重量が別定重量に変更された。また、当初は春秋2回行われていたが、1952年から年1回の実施となっている。なお、第1着馬には同年の『大阪杯』への優先出走権が与えられる。
直近の推奨好走馬
2月18日 フェブラリーS(GⅠ)
セキフウ 13番人気 3着
<推奨理由>
東京重賞で好走&中央重賞馬
2月10日 クイーンC(GⅢ)
ルージュスエルテ 4番人気 3着
<推奨理由>
年明け初戦のサンデー系
2月4日 きさらぎ賞(GⅢ)
ウォーターリヒト 10番人気 2着
<推奨理由>
継続騎乗の京都巧者
目次
- 過去に好走した穴馬
- 穴馬に共通する条件
①初角2番手以内
②急坂巧者
- 今回期待したい馬
- まとめ
過去に好走した穴馬
過去5年の中山記念で馬券になった6番人気以下の馬たちは以下の通りです。
この馬たちに共通する条件を探っていきましょう。
①初角2番手以内
5番人気以下で好走した5頭中4頭は中山記念で初角2番手以内で競馬をしていました。こればかりはスタートするまで分かりませんが、中山競馬の開幕週らしいデータだと思います。安定して先行した位置で競馬をしている馬を中心に狙いたいですね。
※該当馬を色付きで表示
②直線急坂巧者
5番人気以下で好走した5頭中4頭は中山と阪神の通算成績が連対率50%以上の直線急坂巧者でした。人気が無い馬が好走する理由としてコース適正の高さが1つにありそうですね。また、このデータに該当していないラーグルフも中山成績は2-0-1-3ですので、巧者であることは間違いありません。
※該当馬を色付きで表示
今回期待したい馬
以上を踏まえて今年の中山記念で期待したい馬を2頭挙げたいと思います。
ボーンディスウェイ
1頭目はハーツクライ産駒のボーンディスウェイです。前走、前々走は初角3番手ですので、1番目の好走データに該当する可能性が高いです。中山成績は3-2-1-4と連対率50%を切っていますが、全4勝のうち3勝が中山ですし、非重賞であれば3-2-0-1と安定しています。前走はおよそ1年半ぶりの重賞で4着と善戦しています。この馬が重賞で好走するには中山がベストだと思いますので前走から人気が落ちそうな今回がねらい目だと思います。
エエヤン
2頭目はシルバーステート産駒のエエヤンです。直近3走の初角位置は3,6,3番手と先行することができています。また、近2走は1400mと1600mですので、相対的にテンの脚が速く先行できる可能性が高まります。中山競馬場での成績は3戦3勝とパーフェクトです。今週は雨予報もありますし、シルバーステート産駒は重馬場歓迎の血統ですので期待が高まります。ニュージーランドトロフィー以降は重賞で好走することができていませんが、今回得意な中山に戻ることでどのようなパフォーマンスを発揮するのか楽しみです。
まとめ
皆さんの推奨馬が居りましたらコメントいただけると嬉しいです。