愛機と改めて向き合ってみる。-LUMIX DMC-GX7MK2- | ちーずの「ふれんずのーと」

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動物園や鉄道模型、ミニカーのお話など。

あんまり長いこと休んでもいられないので、ぼちぼち復帰していこうかと思っています。
正直前回の記事は割と衝動的にアップしてしまったところはあります。
 
 
 
 
・Panasonic LUMIX DMC-GX7MK2
・OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EZ
 
 
 
突然ですが、皆さんは写真を撮るのにどんなカメラを使われていますか?
 
自分はもちろん……スマホです!!!!!!(えっ)
 
 
 
…そうなんです。このブログにアップしている写真もほとんどスマホ(SONY Xperia 5II)で撮影したもの。
なのでこの話ももう終わりですね~。ちゃんちゃん♪
 
 
というわけにも行きませんので、今回は自分の愛用しているミラーレスカメラ、PanasonicのGX7MK2についてのお話。
(響きが似てますけどGX71マークIIでは無いです笑)
 
 
 
 
GX7MK2(ジーエックスセブン・マークツー)は、2016年に発売されたパナソニックのミラーレス一眼カメラです。
 
マイクロフォーサーズ規格のカメラで、パナソニック製の他オリンパス製のレンズも装着することが出来、レンズの選択肢は割と豊富。
古めのパナボディはボディ内手振れ補正が搭載されていないことが多いのですが、このGX7MK2は先代GX7に引き続いてボディ内手振れ補正を搭載し、レンズ内に手振れ補正機構を持たないオリンパスレンズとの組み合わせでも手振れ補正を使うことが出来ます。
 
自分はそんなGX7MK2の特徴を活かし、オリンパスの14-42mmのEZ(電動ズーム)レンズ、いわゆるパンケーキサイズのズームレンズをつけっぱなしレンズとして選び、ほぼレンズ交換することなく使っています。
この組み合わせだと、見た目としては完全にスナップシューター、あるいはコンデジのようです。
 
 
 

 

↑このカメラを買ったときの記事です。

 

ちなみにこのカメラを買った当初は、今のEZレンズではなく、パナソニックの20mmF1.7(I型)というこれまたパンケーキサイズの単焦点レンズをつけっぱなしレンズとして選びました。

 

ただ、やはりズーム出来ないのが不便に感じたのと、AFが遅いのがもうどうにも我慢ならんってことで、2021年の函館旅行に合わせて今の14-42mmのレンズを調達し、現在に至ります。

 

 

 

 

 

このカメラですが、センサーサイズが他の一眼カメラ(35mmフルサイズ・APS-C)と比べて小さいことが気にならなければ、割とおすすめできます。というか結構気に入っています。

 

何といってもデザインがシャレオツ(死語)ですよね。

 

EVF(電子ビューファインダー)を備えていながら、ペンタ部の出っ張りの無いすっきりとした軍艦部。レンジファインダーチックって言うんでしょうか?

このカメラのデザインで一番気に入っているのがこの部分です。

 

またEVFの位置的に、右目でEVFを覗いたときに鼻が液晶に当たらないんです。

この機種はEVF使用時にもタッチパネルでAFポイントの移動ができるタッチパッドAFに対応しており、上位機種に搭載されているようなAFレバーが搭載されていない本機では測距点の移動はほぼこのタッチパッドAFに頼ることになります。なのでここが快適に使えるというのは本当に大事な部分なのです。

 

 

 

 

その他のハードウェア的な面でもGX7MK2は非常にスチル機として優秀な設計をしています。

 

背面モニターですが、トレンドはバリアングル式(横に開いてアングルを変えられるタイプ)なのに対して本機ではチルト式を採用。

個人的に、写真を撮る分においては圧倒的にバリアングルよりもチルト式のほうが良いと思っていて、レンズの光軸に対してずれていない位置で映像を確認できるのが素晴らしいです。

 

また、先ほどお話した通り、本機はボディ内手振れ補正を搭載しており、レンズ内に手振れ補正機構を持たないオリンパスレンズでも気にせず運用可能。この点は、同じく軽量コンパクト的なパナソニックのGFシリーズではボディ内手振れ補正機構がオミットされてしまっているので、GX7系統の強みだと思ってます。初心者こそ手振れ補正必要だと思うんですけどね…。

 

 

その他、GFシリーズと比べても本機種の優位性としてEVF搭載、ダイヤルが前と後で2つちゃんとついていてシャッタースピードと絞りで独立して変えられるなど、初心者向けのGFシリーズと異なり、ある程度写真へのこだわりがある層に向けた作りであることが窺えます。

 

…そもそもパナソニック公式で「ストリートフォト一眼」として謳われている機種なので、エントリー機であるGFシリーズと比較するのも筋違いですかね^^;

 

 

 

 

 

と、ここまでほめちぎってきましたが、自分が「GX7MK2+オリンパス14-42mmEZ」という組み合わせで使っている時の気に入らない点、それは単純に写真の写り、写真の写りなんです…

 

何ていうか、輪郭のはっきりしないぼやっとした写りというか。

それ+マイクロフォーサーズのセンサーサイズの小ささ故の高感度への弱さが相まって、暗い室内とかで撮るとノイズ乗りまくり、輪郭もボヤボヤで油絵みたいな画しか撮れないのが不満で仕方なかった。

 

あ、腕上げろっていうご意見はご尤もです。精進いたします笑い泣き

 

 

 

 

 

 

YouTubeのサムネ用に撮影した写真なんですけど、これが本当にひどいんですよねえ。

 

そもそもSS1/50なので手振れしてるってのはあるんですけど、それにしても輪郭のボヤボヤさ、ISO800ってそこそこ使うと思うんですけど、それでもザラザラです。ボケ感も不自然で、ノイズも相まってすごく汚く見えてしまいます。

 

 

一時真面目にマイクロフォーサーズからそれよりも大型のセンサーの機体にマウントごと乗り換えようかと思ってしまいました。

 

候補として考えたのはFUJIFILMのX-S10、SONYのα6400、NIKONのZ50など…

 

ですが、GX7MK2への愛を思い出し、ひとまずマイクロフォーサーズに残ることにしました。

 

 

 

高感度への弱さはボディの問題なので仕方ないとして、写りの面に関してはなんとかならないものか。

 

…他のレンズを試した結果、何とかなりそうな気がしています。

 

 

 

そんなわけで、明日には「答え」が出るんじゃないかと思っています。

マイクロフォーサーズを使うと決めた頃から憧れていたレンズ。II型が出て型落ちになった今なら、自分でも手が届きそうです。