グラントシロカブトを飼い始めました | ちーずの「ふれんずのーと」

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最近になってからブログを読んでくださるようになった方はご存知ないかもしれませんが、自分はクワガタも好きで、とりわけ国産のクワガタを好み、現在はオオクワガタ(メス。オスに先立たれ未亡人に…)、ヒメオオクワガタ(オス)、ヒラタクワガタ(オス✖️2。片方はメスに先立たれ男やもめに…)を飼育しています。

 

昨年夏には大量のノコギリクワガタを飼育していましたが、夏の終わりとともに彼らも寿命を迎え、現在は冬を越すドルクス系の子たちが残っています。

 

ヒラタクワガタのうち1匹が2020年秋にWD(ワイルド・野生個体)を購入した子なんですが、未だに生きてるんですよ。WDだから何年生きてるかわからないってのに…

かと思えば、自分で幼虫から羽化させたヒラタのメスが急に死んでしまったり、クワガタ飼育は本当に不思議なことだらけです。成熟させてから同産地のオスとペアリングさせようと思っていたので本当に悲しかったです…

 

 

 

そんなクワガタ事情なんですが、我が家のメンツは昨年秋から減る(=死亡する)ことはあっても増えることはなかったんです。単純に買ったり捕まえたりしなかったので。

 

で、なんか新しい甲虫1匹ぐらい欲しいなーって思ってたんですよね。

本当はオス70mm以上の国産オオクワガタをペアで迎えたかったんですけど、基本高いんですよね。ヤフオクとかだと死着補償がないので手を出しづらいし…

 

そんな中、近所のペットショップで今回の子を見つけました。

今まで頑なに国産クワガタにこだわってたけど、外国産カブトに手を出してみるのもいいだろう、と。

 

 

 

 

 

 

で、迷った末にお迎えしちゃいました。実測約66mmほどの小さなグラントシロカブトのオスです。

 

名前の通り白い体が特徴。アメリカのアリゾナ州などに生息するカブトムシです。

 

 

どうもこの子、幼虫として販売していた子が売れずに店で羽化しちゃった子らしく(笑)、幼虫の時と同じ価格で販売していたんだそうです。なので結構お安く買えました。

 

同時に幼虫として販売していた子たちの中で一番早く羽化したようで、他の兄弟?たちはまだ幼虫か蛹の状態で引き続き売られていました。

その幼虫の中にメスがいればカップルにして飼いたいんだけどなあ。ていうかカブトってクワガタみたいなメス殺しとかってあるんでしょうか…?

 

 

1週間ほど前から既に後食(餌を食べ始める)済みで、成虫になりたての子のようです。

グラントシロカブトの羽化してからの寿命は長くても5ヶ月ほどとのことなので、出来るだけ長く一緒に居たいのでいいタイミングでお迎えできたのかな?

 

あとはとにかくダニとかが発生しないようにこまめに餌(ゼリー)やマットを変えてあげないといけないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

小さなカブトながら、上下2本生えたツノはヘラクレスなどを彷彿とさせてかっこいいです。

 

ヘラクレスやネプチューンは大きくてかっこいいですが、その分広いスペースが必要になるので、その点グラントシロカブトは省スペースで手軽に飼えていいかもしれませんね。

 

小学生の頃の自分だったら「つよさ100wwwwww」とか言って馬鹿にしていたかもしれません(ムシキング世代です)

でもカブクワの価値なんて価格やムシキングでのつよさなんかじゃ測れないんだよ。小型のカブクワにも根強いファンはいますからね。

 

 

 

 

 

なお、産地・累代は不明です。ただグラントシロカブトは現地での採集が禁止されているとのことですし、店で羽化した子ということなのでWDではないのは確かです。

 

大型個体や血統・累代にこだわる人はこういうところからは買わないと思うんですが、自分みたいにペット、あるいは観賞用として飼育するにわかにはこれで十分です。

いい買い物ができたと思います。

 

 

 

 

というわけで新入りのグラントシロカブトくんを愛でていこうと思います。