【ご報告】ノコちゃんが亡くなりました | ちーずの「ふれんずのーと」

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8月9日に購入し、それから育てていた、自分が大人になってから初めて育てた愛クワであるノコちゃんですが、先日、天国へと旅立ちました。

 

 

自分、10月5日から4泊ほど栃木に出かけており、その間父親にクワガタのエサ交換とかお願いしていたのですが、自分が出かけている間に亡くなってしまったとのことでした。

 

ノコギリクワガタで10月を迎えられた時点で十分長生きだったと思います。本当はもう少し頑張らせてあげたいと思っていたのですが、さすがにクワガタ的にも、無理して長生きしてもしんどいのかもしれませんね。

天寿を全うして逝ったのだと信じています。悔いはありません。

 

 

 

 

 

10月に入ってからのノコちゃんの様子です。

 

10月にもなると、食が細くなってきていました。なのでそろそろかなと覚悟はしていました。

ですが、ノコちゃんに10月を迎えさせてあげることが出来たことがとにかく嬉しかったです。ひと夏の友達のつもりが、秋も深まり長袖を着始めるぐらいの時期である10月まで生きてくれたんです。本当に、それだけで嬉しいんです。

 

 

 

 

 

ちなみに死亡後に体長を簡易ノギスで計測したのですが、なんと66mmもありました。どうりでデカくてカッコイイわけだ…。

ノコとしては結構大きいほうなのではないでしょうか。

 

この大きな体に、水牛の角のような湾曲した大アゴがたまらなくかっこよかったです。ノコギリクワガタは本当にカッコイイ。

 

大人になってから初めて飼ったノコギリクワガタが、こんなに立派なノコちゃんで幸せでした。

他のノコギリクワガタとは違う何かを感じました。ノコちゃんと出会えたこと、ノコちゃんと過ごせたことがとにかく幸せで、楽しかった思い出がいっぱいです。

 

死んでしまってとても悲しいですが、その悲しみは決して不幸なことではありません。ノコちゃんと過ごせたこと自体が本当に幸せなことでしたから。

 

 

 

死亡後は標本にしてあげようかなとも思ったのですが、いくら大事な友達ノコちゃんと言えどニオイの面などどうしても厳しいなと思いまして、埋葬してあげました。

 

庭に埋めてあげるとき、これが本当に最後のお別れなんだと思うと思わず涙がこぼれてしまいました。

クワガタ飼育に興味のない人からすれば、たかがクワガタと思う方がほとんどでしょう。でも、自分にとっては大事な友達だったんです。

 

…そういえば結局ノコちゃんに指挟まれることなかったな。1回ぐらい挟まれてもよかったのに()

 

 

 

繰り返しになりますが、ノコちゃんは本当に立派でかっこいいノコギリクワガタでした。

 

クワガタが欲しいなと思ったとき、道の駅くりもとで出会ったノコちゃん。クワガタ飼育の楽しさを教えてくれたノコちゃん。

オオクワガタやヒラタクワガタ等の他の種類のクワガタを育て始めたのも、ノコちゃんを飼って、観察するのが楽しかったからでした。

 

自分のクワガタ飼育において、一番大きな影響を与えてくれたのがノコちゃんでした。

そんな偉大なノコギリクワガタであるノコちゃん。

 

来年の夏以降もノコギリクワガタを育てることになっても、ノコちゃんの存在はいつまでも忘れません。

 

 

いろいろと書いてきましたが、天国に旅立ったノコちゃんに一番伝えたい言葉はこれです。

 

「幸せな思い出をくれてありがとう」

 

感謝しかありません。大好きな大好きなノコちゃん。どうか安らかに眠ってほしいと心から願っています。

 

 

 

 

…なんだか重たい内容になってしまいましたが、この記事に対する「いいね」はノコちゃんへの弔いとして受け止めますので、普段の記事通りいいねしてくださって結構です。