先日某リサイクルショップに寄ってみたところ、ネットで買うか買わまいか悩んでいた「僕の街のパトロールカー 埼玉県/栃木県」が売られているのを発見。
価格も大体中古相場ぐらいだったので(それでも発売当時の新品定価の3倍以上しましたがw)、通販で届くのを待つ必要もなくその場で現金払いで買えるということで、購入してきました。
2006年に発売された本製品には、埼玉県警のスバル・インプレッサ WRXと、栃木県警のホンダ・NSXがセットで入っています。
今まで何度も東武日光線の撮影に行ったり日光・鬼怒川観光に出かけたり、親友のおつうちゃん(栃木県在住)のおうちにお泊まりに行ったりして訪れている栃木県は大好きな県。もちろん栃木県警のNSXのトミカが欲しくないはずもなく、本製品をずっと探していました。
というのも、栃木県警高速隊に配備されている3台のスーパーパトカーのうち、Z33とR35の2台は持っており、あとはNSXが手に入ればコンプリートという状態だったのです。
箱を開けてみると、内袋にトミカが入った状態で収められていました。
中古ではありますが新品同様の状態でした。
今回はこの2台のうち、お目当てだった栃木県警のNSXをご紹介します。
状態はまさに極上の一言で素晴らしいです。
初代NSXのパトカーは一時期通常トミカで発売されており、自分も小さい頃買ってもらったんですが、それではなくちゃんと栃木県警察の文字が入った栃木県警仕様の本製品が欲しかったんです。
やはり金型が古い分特有の厚ぼったさがありますが、時代的に仕方ないですかね。プレミアムの金型でまた製品化してくれたら最高なんですけど…
正面から。金型は古いものの、2006年発売と比較的今時になってからの発売なので細部に色が入っていて出来は十分です。
俯瞰で撮影。パトランプと旭日章がこの車両が警察のクルマであることを主張しています。
側面から。栃木県警察の文字が輝かしいです。給油口がモールドで表現されています。
タイヤはスポーツカーではおなじみワイドタイプで、この時代の金型を使ったトミカでありがちなのがハミタイ気味になってしまったりすることなんですが、本製品ではそんなこともない気がします。いやでもちょっとはみ出てる…？
ここで実車の話を。
栃木県警のNSXは、NSXを製造する工場が栃木県高根沢町にあったことから、ホンダ側から栃木県警に寄贈の申し入れがあり、導入が実現した車両です。
初代は1990年に導入されたものの、パトロール中の事故により廃車されたという噂、現在に至るまで残存しているのは2代目で、1999年頃に寄贈されたようです。
その昔栃木県警では、フォード・マスタング マッハ1が寄贈され、東北道で使用されていたといいます。
そんな栃木県警が後に、日本一とも言えるほどの台数のスーパーパトカーを保有する警察になるとこの当時誰が予想できたでしょうか。
リアはNSX特有の形状のテールランプがクリア成形で再現されています。
そしてリアにもある栃木県警察の文字。リアウィンドウの曲面ガラスが美しく再現されていますね。
こうして栃木県警高速隊のスーパーパトカー3台が揃ったのでした。こうして3台並べると圧巻です！いやあ素晴らしい…
GT-R R35のトミカは現在もNo.105で販売されており、容易に新品が入手可能。
実車のR35パトカーは栃木県内の会社役員の男性から寄贈された車両で、R35のパトカーはおそらく栃木県警が唯一かと思います。
後に同じ方から栃木県警にレクサスLC500が寄贈され、こちらは交通機動隊に配属。これもトミカ化して欲しい…
にしても、スーパーカー級の価格の車を2台も寄贈しちゃうなんて、金持ちの考えることはやべーっすね…
僕がそんなにお金を持っていたら自分用にかっこいい車買うかな！ATしか運転できないけどな！(まさに外道)
Z33パトカーはかつて通常トミカ106番として販売されていましたが、現在廃盤。
廃盤ではありますが、通常トミカとして出回っていたので玉数は結構あり運が良ければリサ店で出会うことができるかもしれません。自分も中古で購入しました。
実車のZ33パトカーは、フェアレディZを製造している日産栃木工場が栃木県上三川町にあるということから日産側から寄贈の申し出があり、導入が実現しました。
いやー素晴らしい！我ながらよく集めました！
ここまで来ると交通機動隊のレクサスLC500が欲しいところ。製品化希望です。タカトミさん、トミカで栃木県警のレクサスLC500出してください。
というわけで、トミカの栃木県警NSXの紹介でした。