以前から所有しているKATOのキハ52です。
写真先頭のキハ52一般色(M)が、自分が初めて購入したNゲージ車両です。この車両からNゲージを始めたことにが原因で、その後色々な国鉄気動車に興味を持ち、導入していくようになるわけですね。
このキハ52ですが、購入当初は「こんな小っちゃいもん取り付けらんねえよ」と取り付ける気すらなかった信号炎管を購入から1年後になって取り付けたり、連結相手として首都圏色のT車を購入したりしながら2019年1月現在も我が家で唯一のキハ20系列として活躍しています。
しかし購入当初からカプラーはずっと初期装備のアーノルドカプラーのまま交換していませんでした。というのも動力台車を外すのが怖くてなかなか試せなかったので(笑)
先日なんとなく思い立って外してみたら普通に外せたし普通に戻せたので、これはもうカプラーを交換するべきだと思いやってみました。
ってことで用意したのがこちら。
TOMIX JC6356 密自連形TNカプラー黒
けものフレンズ2の第1回見逃し上映会に行く途中に秋葉原のIMONさんにて買ってきました。
こちらはTOMIX製のキハ58とかで使用されている(だよね?)ボディマウントTNカプラー。KATOキハ52の前面の足回りがスカスカなのが気に入らず(台車マウントゆえ&スカートも何もないので)、加工してボディマウントTN化してしまおうという魂胆です。
しかしボディマウントTNカプラーはそれなりにお高いので(1個270円で購入しました)、キハ52同士の2両編成を組んだ時に先頭と後ろに来る部分のみ取り付け、連結面になる部分はKATOカプラーN JPで済ますことにしました。
こちらがJC6356。上部に取り付け箇所があり、TOMIX製の対応車両であれば無加工で取り付けることができるものと思います。
しかし今回取り付ける車両はKATO製。ゆえにTNカプラーの取り付け等考慮されているはずもなく加工が必要です。てことでカプラー・車両ともに加工して取り付けました。
いきなり完成後の姿です。加工中の写真は撮り忘れましたし、自分の加工した汚い箇所を進んで公開したいとは思わないので…
加工の内容としては、
・TNカプラーの不要な部分をカットし床下にゴム系接着剤で接着
(↑その際に、ライトスイッチに干渉する部分を自分の技量では切り欠くことができなかったのでスイッチが塞がりました)
・TNカプラーに干渉するキハ52側の元々のカプラーポケットを切断
・M車の場合、それでも台車が首を振った際にTNカプラーと干渉するので干渉する部分を削る
といった感じです。初心者である自分でも出来るようなさほど難しくない加工でした。
大きなアーノルドカプラーが堂々と前面にある状態よりは実感的な見た目になったのではないかなと思います。スノープラウも付けたいですね。
ただ実はこの一般色は成功してません() どこを失敗したかは…修正してからお話しすることにしましょう。でも救いようのある失敗です。
首都圏色。こちらは特に失敗も無く無事に加工が完了しました。
先ほど書いた通り、反対側の連結面になる部分にはKATOカプラーN JPを取り付けました。
ジャンパ管があることでスカスカ感が少しでも軽減されればなと。あと連結したときにジャンパ管が繋がって見えるのでその点にも惹かれて。
同時にKATOキハ47の連結面もKATOカプラーN JPに交換しました。
そして、連結面をKATOカプラーにしたため…
KATOキハ35系との併結が可能になりました!
キハ52(M)+キハ30(T) 一般色同士の2両編成
この場合動力はキハ52に。
キハ35(M)+キハ52 首都圏色同士の2両編成。もちろんキハ36も入れて3両編成でも化。
この場合はキハ35に動力があります。
というわけで、一般型気動車同士での組成の自由度がさらに上がりました。先頭部分をTNにしたので一応TOMIXのHG仕様の国鉄気動車との併結も可能です。自分はキハ58しか所有していませんが。
最後におまけ。
キハ36を購入したときに同時にワム380000を1セット購入しました。
Cタイプディーゼルがワムを連ねてモーター音と共に走行している様子がたまらなくかわいいです。ワムは今後も何かの買い物のついでに増やしていって8~10両ぐらいの編成を組んでみたいです。
以前某氏に譲っていただいたEF65茶釜との相性も良いですね。
てことで、KATOキハ52のカプラー交換の話でした。