鉄道省「景観を尋ねて」(B6判、全128ページ、博文館1933年12月24日発行、定価1円)
鉄道省が編さんした、国内旅行ガイドで、鉄道省だからと言って、鉄道そのものに関する記述はほとんどなく、下車駅が記されているぐらいで、ネタ的には面白みがない。
ただ、巻末に記されている、旅行日程表は、なるほど当時はこんな風に観光地をめぐっていたのか、と知るには面白い。温泉宿泊が多く、宿泊地と温泉が一体となっていた、ということか。その日程表には、伊勢参りなどの神社仏閣巡りがあまり記されていないのが気になるが、それは別に発行されている「お寺まゐり」「神まうで」の方にあるのだろうか。