吉川文夫「東京電車のある風景今昔Ⅰ」(A5判、全178ページ、JTBキャンブックス2001年6月1日発行、定価1700円)
サブタイトルに「渋谷・銀座・池袋定点対比 昭和30~40年代といま」とある通り、同じくキャンブックスから出ている定点観測シリーズの番外編となっている。「あとがき」にある通り、路面電車と違って、かつての撮影地点から撮ろうとしてもビルがあったりして同じ構図が難しかったとのことで、そのためか、渋谷、銀座、池袋と、特に意味のない集まりになっている。山手線や私鉄1社に的を絞った方が、書籍としてのまとまりが良かったのでは、と思えてくる。