満鉄会監修「満鉄資料叢書13満州鉄道建設誌」(菊判、全580ページ+写真+付録、1939年9月20日発行、龍渓書舎1991年11月復刻、定価30000円)
南満州鉄道株式会社が非売品として発行した「満州鉄道建設誌」に、山内丈夫による解題と、昭和18年10月制定の満鉄ダイヤを附録として収録したもの。
中身の方は、タイトルの通りの建設史となっており、満鉄ができる以前に満州に他国が建設した路線についてが前半、満鉄が建設した路線を後半として解説がされている。解説内容は、建築工法や建設期間などがメインとなっており、純粋な建設史であり、鉄道マニア的には、いまいち物足りない。
巻末についているダイヤは、列車種別などは記されておらず、当時の時刻表とつき合わせれば、どれが軍用ダイヤか分かるかもしれないが、おそらくは貨物列車のダイヤが分かる、というオチだろう。