中川浩一「地下鉄の文化史」(B6判、全326ページ、筑摩書房1984年7月30日発行、定価2200円)
いまいちコンセプトが一貫していない本。明治維新前にイギリスに渡った幕府官僚や夏目漱石の目から見た当時の地下鉄が描かれているのだが、それは文化というよりも文明だろうし、「シャーロック・ホームズ」や「地下鉄サム」と言った、小説を通しての地下鉄も描かれているのだが、こちらは雑学的な知識だし。その他にも、文化史と言っておきながら、地下鉄の技術に関することにページが多く費やされており、どうも方向性が見えてこない。
いまいちコンセプトが一貫していない本。明治維新前にイギリスに渡った幕府官僚や夏目漱石の目から見た当時の地下鉄が描かれているのだが、それは文化というよりも文明だろうし、「シャーロック・ホームズ」や「地下鉄サム」と言った、小説を通しての地下鉄も描かれているのだが、こちらは雑学的な知識だし。その他にも、文化史と言っておきながら、地下鉄の技術に関することにページが多く費やされており、どうも方向性が見えてこない。